銀座のど真ん中で本格お茶体験。ティーサロン〈HIGASHIYA GINZA〉の贅沢空間で、ご褒美時間を。
2020.09.22

第35回 木村ミサと本日のティータイム。 銀座のど真ん中で本格お茶体験。ティーサロン〈HIGASHIYA GINZA〉の贅沢空間で、ご褒美時間を。

こんにちは。木村ミサです。急に肌寒くなり、秋が顔をのぞかせてきました。気がつけば2020年も残り4ヶ月を切り、毎年この時期になると「あっという間だったなぁ」と感じます。冷たい飲み物から、そろそろ温もりのあるものが飲みたくなってきますね。今回はずっと行きたかった贅沢空間〈HIGASHIYA GINZA〉へ。こんなにもじっくりと堪能させてくれるのかと思うくらい、至福の時間がそこにはありました。それでは、参りましょう。
木村ミサ
木村ミサ / モデル

「お茶が好きで、きになるお茶を目にするとスッとレジに運んでしまう程のTEA党。世界の様々なお茶の効能や淹れ方、飲み方、文化などを勉強し毎日愛飲している。 身体の内側からキレイに健康になる食生活でモデルとして活動中。」

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銀座 HIGASHIYA GINZA

銀座中央通りに面した場所にある〈HIGASHIYA GINZA〉。現代における“日本のティーサロン”として、これまでにないお茶のスタイルを提案。空間から洗練されたこだわりを感じます。「HIGASHIYA」は“日々の果子”屋として、伝統的な日本の美意識を進化させ、現代の暮らしに合わせた菓子づくりをしているお店。こちらのティーサロンは、そんなこだわりのつまったお菓子と各地より厳選された茶葉のお茶を、そのお茶にあった茶器でいただけるという、楽しみがいくつも見つかる場所なのです。

【本日の1杯目と甘味】「石鎚黒茶(愛媛県西条) 後発酵茶と白玉あんみつ」

銀座 HIGASHIYA GINZA
「石鎚黒茶(愛媛県西条)」

酒燗器とは、おでん屋さんでよく見かける、熱燗などを温める銅でできた湯のはった器。そんな茶器で保温された状態で、ちろりに入ったお茶を提供してもらうのは初めての経験。銅なので使っているうちに味が出てくるそうで、こちらは10年以上だから本当にいい雰囲気のある仕上がりに。こんなに茶器に魅了されるのも、〈HIGASHIYA GINZA〉ならではの体験かもしれません。

銀座 HIGASHIYA GINZA

茶器で淹れたお茶は、愛媛県西条の「石鎚黒茶」。作り手さんが減っているために「幻の茶」と呼ばれ、重要無形民俗文化財に選定された「後発酵茶」です。茶葉は黒くなるくらい、しっかり糸状菌と乳酸菌で二段発酵されているのが特徴。いただいてみると、しっかりとした酸味を感じることができます。すっぱいと好みが分かれそうですが、こちらはいただく程に、その酸味が心地よくやみつきになるのです。

銀座 HIGASHIYA GINZA
「白玉あんみつ」

そしてそちらに合わせるのが、「白玉あんみつ」。栃のボウルがコロンとしていて、こちらも目で見て喜ぶ1品。季節のフルーツが入った白玉あんみつで、今回は柿が入っていました。〈HIGASHIYA GINZA〉といえば甘味も楽しみの1つ。モッチモチの白玉に甘い柿とあんみつ、それに合わせる黒茶の酸味がちょうど良い塩梅。さらに黒茶の魅力を感じます。

【本日の2杯目】「香寿(静岡県本山) 釜炒り茶」

銀座 HIGASHIYA GINZA

茶房で落ち着きながら堪能するのは静岡県でできた「香寿」というお茶。自然実生(みしょう)のお茶を自家育成した品種です。釜炒り茶といえば九州のイメージがありましたが、こちらは静岡県本山産なので珍しい印象。「香寿」の特徴は萎凋によって醸し出されるマスカットのような香り。日本の煎茶の多くは鮮度を重視するため萎凋は行われていませんが、このお茶はその特徴がよく出るように萎凋工程と、釜炒り機にて半発酵に仕上げています。くるっと丸くカールした勾玉状なのも、釜炒り茶らしさのある茶葉です。

銀座 HIGASHIYA GINZA

茶葉は少なめで、85〜90度のお湯で1分抽出すると、透き通った黄金色に。注ぐだけで香寿の特徴であるマスカットのようなフルーティーな香りがし、一口いただくと釜炒りの香ばしさとともに甘みが広がります。希少な品種で、旨味とコクをぎゅっと感じながら、爽やかさが駆け抜けていく、とても贅沢な1杯。茶房でいただくと、よりお茶の深みを感じることができます。

【本日の3杯目】「山の息吹(三重県鈴鹿) かぶせ茶」

銀座 HIGASHIYA GINZA

お次は「かぶせ茶」。三重県で作られた茶葉はお初なので期待が高まります。「かぶせ茶」は玉露に比べて温度管理が簡単で、手軽においしくいただけるのがいいところ。いわば玉露と煎茶の中間みたいな、いいとこ取りの茶葉なのです。香りは磯のような旨味を感じ、覆いかぶせをしてできた茶葉の、昆布の旨味のようなアミノ酸群のグルタミンを感じました。少し低めの75度でいただきます。

銀座 HIGASHIYA GINZA

まず一口目に、濃厚な旨味がしっかりと挨拶をしてくれる。そして、まろやかな甘みの中には穏やかな渋みの余韻が残り、爽やかさまで感じることができます。今回の中でベスト茶葉を選ぶとしたらこれかも。品があり、よりお茶を好きになる要素がつまっているので、お茶好きにはたまらない1杯です。

【本日の4杯目】「季節のお茶 ハーブ&フルーツブレンド 梨(阿波番茶・梨)」

銀座 HIGASHIYA GINZA
銀座 HIGASHIYA GINZA

生のフルーツがたっぷり入ったブレンド茶で、いまの時期は梨。硝子急須なのでフルーツと茶葉が混ざり合うところが目で見て楽しめるのがポイントです。こちらのブレンドティーには徳島県上勝の「阿波番茶」を使用。木桶に漬け込み、乳酸発酵をさせて作られる後発酵茶です。「阿波番茶」と甘い梨の掛け合わせはお初。

銀座 HIGASHIYA GINZA

「阿波番茶」の、ほのかな酸味と青みのある野生の花のような香り。そして口に広がるのは梨の甘み…!梨ってこんなに甘かったかなと思うくらい、甘みをしっかり解き放って旬を堪能できます。そして、これにほのかな酸味が追いかけてくる。個々でもおいしいのに、一緒になることでさらに違う1杯が生まれます。同じ後発酵茶の黒茶に比べて、優しくスタイリッシュな酸味もまたおもしろい。最後は梨までいただきます。遊園地を貸し切るような、贅沢の極みを堪能できました。

【本日のお土産】「棗バター」「はると34」

銀座 HIGASHIYA GINZA
左から「棗バター」、「はると34」。

〈HIGASHIYA GINZA〉では、季節の生菓子や茶葉、器などお土産も充実しています。今回は「棗バター」と「はると34」という宮崎県産の茶葉をお持ち帰り。「棗バター」は1番人気の商品で、棗椰子の自然な甘みと発酵バターの軽やかさ、くるみのほのかな香ばしさがたまらない。4つじゃ足りないくらい、無限に食べられます。それに合わせる「はると34」は、60度のお湯で90秒、低音で旨味をゆっくり抽出します。ゆったりとしたまろやかさと上品な甘み、旨味が「棗バター」と相性抜群で、自分へのご褒美にぴったり。パッケージも可愛いので、手土産であげたら喜ばれること間違いなしです!

銀座 HIGASHIYA GINZA

今回は〈HIGASHIYA GINZA〉でお初な経験ばかりのTHE贅沢時間を堪能し、心も体もリフレッシュできました。日常から少し羽を伸ばして、特別な時間を作るのは大切なこと。その中で味わうお茶はいつもより少し凛としていて、日本の新たな伝統が発見できて素敵な時間を味わえました。〈HIGASHIYA GINZA〉でぜひ、新たなお茶の常識を堪能してみてはいかがでしょう。それでは本日の一杯召し上がれ!

〈HIGASHIYA GINZA〉

■東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル2F
■03-3538-3230(売店)、03-3538-3240(茶房)
■11:00~18:00(茶房のみL.O.17:00) 無休

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