弘中綾香の「純度100%」~第25回~
2020.04.24

第25回 言いたいコト、書きたいコトバ…混じり気ナシ! 弘中綾香の「純度100%」~第25回~

ひろなかあやか…勤務地、六本木。職業、アナウンサー。テレビという華やかな世界に身を置き、日々働きながら感じる喜怒哀楽の数々を、自分自身の言葉で書き綴る本連載。2月に訪れた初インド旅行の記録は、インド1日目のおはなしへ。
弘中 綾香
弘中 綾香 / テレビ朝日アナウンサー

「1991年生まれの入社8年目。夢は革命家で、当面の目標はラジオ番組を持つこと。主な担当番組は『激レアさんを連れてきた。』(月曜夜11時15分~)、『あざとくて何が悪いの?』(土曜夜9時55分~)、『ノブナカなんなん?』(土曜夜10時25分~)など。公式インスタグラムはhttps://www.instagram.com/hironaka_ayaka/

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「インドに行ってきた」(その4)

 まず、暑い。到着したのは夕方で、日も落ちていたのだけれど、日本から着てきた保温インナーが余計で、長袖のシャツ一枚でちょうどいいくらい。2月は乾季ということもあって湿気は感じず、日本のようなムワッとする嫌な暑さではなかった。
 次に、人が多い。空港を出るとタクシー乗り場が目の前にあるのだが、タクシー運転手とおぼしきおじさんやお兄さんが「タクシ?タクシ?」と訛りのある英語でひっきりなしに話しかけてくる。トランクを持とうとするので振り切ろうとするが、ずっとついてくる。ただ、これはちゃんと情報として事前に知っていたので、そこまで驚かずに済んだ。これについていくと、ぼったくられるらしい。事前に運賃を交渉してから乗るタクシーストップまで、そのおじちゃんたちの猛追を阻止しながら、Aさんたちと(前回記事参照)はぐれないようについていく。このおじちゃんたちは目的が明確だから良いのだが、そこかしこにたむろっている若者やおじちゃんたちは何なのか。予想がつかない。ここは渋谷ハチ公前か?と思うくらい人がうようよいた。あと、犬もそこらへんを歩いている。もちろん首輪はつけていない。ノラ犬であることは間違いない。周りの人も気に留めていない様子で、ほったらかしている。日本では考えられない光景だが、インドでは普通のことだと後々わかっていく。
 タクシーストップに着くと、これからご一緒する他のメンバーがいらっしゃっていた。皆さんは他の都市から入っているから、初めまして、だ。ご挨拶をする。後乗りかつ初見の私を、快く迎え入れてくださった!皆さんインド慣れしているということで、またしても安心してしまう私。ここでようやくメンバーがそろい、旅が始まった。

 まず、これは車検大丈夫か?というタクシーに乗って、ホテルに向かう。すべて後々わかっていくのだが、基本的に日本で走っているようなタクシーはほぼ見ることはなく、街を走っているタクシーはどこかしらぶつけているような車が多い。道中、クラクションを鳴らす車がとてつもなく多いことに驚く。挨拶なのだろうか?と思うくらい。1分に1回は、鳴らすか鳴らされるかの世界だ。
 そして、とにかく運転が荒い。車線などお構いなし、ウインカーを出すなんて皆無。ただただ、勢いだけで進んでいく。最初はものすごく怖いけど、旅の終わりには慣れて、こんなもんか、と思えたりする。
 タクシーで洗礼を受けて、インドに来た実感を持つ。ホテルはニューデリーという、デリーの中でも都市計画の下、新しく整備された街にある。このあたりは道路の幅も広く、車線も多いし、緑も多い。あれ、想像していたインドと違う。もっとごみごみしているイメージだったのだけれど。ホテルに着くと、さらにたまげた。日本でも見たことのないような立派なホテル!ロビーは吹き抜けで大きなシャンデリアがぶら下がっていて、綺麗なお花が至るところに生けられていて、クラシックだけど、モダンとの塩梅が素晴らしい。ホテルだけは良いところにしておけば、他がどんなに汚くても、心が休まるから、というインド通のみなさんの意見で女性陣だけここに泊まることにしたのだが、大正解だった。ひとまず荷物を置いて、と部屋に入ると、バスタブもあってシャワーも水圧も完璧!もちろん、清潔!やはり、初インド、皆さんについてきてよかった…と改めての感謝。もし、インド旅に躊躇している女性がいるとするならば、良いホテルなら設備面では問題ない、とお伝えしたい(グループ行動&タクシー行動していたので、治安が悪い!と思うことも今回はなかった。ニューデリーだからかもしれないが…)。

 時間も遅いので、ホテルのレストランで夕飯をとることになった。レストランもラグジュアリーな雰囲気。ちゃんとテーブルセッティングされていて、メニューも英語表記。これがインドで初めての食事だったが、食べたものすべておいしかった!東京のインドカレー屋さんで食べるカレーは塩味が強かったり、油が…と思うことが多かったのだけれど、本場はまったくそんなことなかった。ベジタリアンが多いゆえ野菜だけのメニューが豊富で、ほっこり優しい味がするものが多い。またカレーと一言で言ってしまっても、地方によって全然味が違うし、飽きるどころかバリエーション豊富すぎて、どんどん色んな種類を食べたくなる。奥深い…。サラダにもスパイスをかけて食べるというのでびっくりしていたら、明日はありとあらゆるスパイスが集まるスパイスマーケットに行こう、という話になった。そこはオールドデリーという、まさにインドらしいインドが見られる場所らしい。心高まりつつ、一日目は終わった。
 
次回:5月8日更新予定

hironakaayaka-12
photo:moro_non

【弘中のひとりごと】
ラフマニノフのピアノコンチェルト見に行きたいな。

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