「行き渋り、してました」| 弘中綾香の「純度100%」~第138回~

「行き渋り、してました」| 弘中綾香の「純度100%」~第138回~
「行き渋り、してました」| 弘中綾香の「純度100%」~第138回~
LEARN 2026.04.30
ひろなかあやか…勤務地、六本木。職業、アナウンサー。テレビという華やかな世界に身を置き、日々働きながら感じる喜怒哀楽の数々を、自分自身の言葉で書き綴る本連載。
photo : Yasutomo Sampei styling : Chie Hosonuma hair&make : Akemi Kibe[PEACE MONKEY]

4月といえば新年度ということで、新生活や身の回りの変化があって、わくわくドキドキの毎日を送っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。私はと言いますと、ご存じの方も多いように、新卒からかれこれ十数年同じ会社の同じ部署に在籍し、ぬるま湯に浸っております故、わくわくもドキドキも一切感じず、平常運転で日々過ごしているところであります。もうすっかり後輩も増えて、うちのアナウンス部で言うと、私の年次でちょうど折り返し地点あたりにもなってきました。若手と思っていたのも束の間、中堅もいいとこと言った感じです。令和の後輩ちゃんたちとはつかず離れずでやっていきたいなと思っているところであります。

自分に関しては本当にどうでもいいんですけれども、新年度で気になるのは子供の環境の変化ですよね。入園・入学のタイミングだった方は、さぞかし忙しなかったでしょう。行き渋りに悩んでいる方も多いのではないでしょうか? 朝、行きたくないと泣く、離れたくないと泣く我が子を見るのも辛いですよね。

三十云年前の朧気な記憶ではありますが、私も行き渋り一派の一員でした。とにかくスクールバスに乗るのがいやで。停留所やバスで大泣きしていたのを覚えています。そのうえで自分の気持ちとして覚えているのが、明確に「母と離れたくない」とか「幼稚園に行きたくない」っていう気持ちで泣いているわけじゃなかったということです。なんというか気持ちの切り替えのために一度リミットを振り切っていたというか、感情を発散していた感触があります。口では「ママ、ママ」言っているけれど、それはそれで、本当はもう離れなきゃいけないことも分かってたし、自分でも納得している。けど一度泣いてすっきり、スイッチ入れ替えとこ、みたいな。なんかその思考回路がバスの情景とともに私の中に三十数年経った今も残っていて。全員が全員こんな感じで泣いているとは思わないんですが、こういう子もいるよということをシェアさせてください。母も当時はあまりの大泣きに心配したそうなんですが、先生に「あやちゃんは角を曲がるとピタっと泣き止みます」と言われたそうです。なんかこの話も私の記憶を裏付けるなと思います(笑)。でも、この子なりに気持ちを切り替えているんだなと思うと少し心が軽くなる気はしませんか…?

4月頑張ってちょっと慣れてきたかな?と思ったころにゴールデンウィークで、ちょっとリズム崩れますよね…。なんでこの時期に大型連休なんだろうか、疑問です。とはいえ気候は一年で一番いい時期なので、紫外線対策しつつアウトドアに楽しめたらなあと思っております!

【弘中のひとりごと】

「今更ながらドラマ「海のはじまり」を見ていて、毎日泣きはらしています!」

ブルーシャツ、ストライプシャツ 各27,500円、ショーツ 24,200円(以上ホテルアンダースコア hotel.base.shop )/腰にまいたスウェット 38,500円(オーメ|村田染工 0428-22-2609)/シューズ 22,000円(Sciusica|kochi 03-5244-4373)/ネックレス 36,905円(KNOWHOW jewelry  03-6892-0178)/ピアス 31,900円(SASAI | BIN 03-6416-0634)

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テレ朝アナウンサー 弘中綾香 エッセイ

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