
日帰りでも、泊まりでも。鎌倉 Magazine No. 1135 2017年06月08日 発売号
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立ち飲み 立呑処まごころ (通称 した心)目印は、由比ヶ浜海岸沿いの赤提灯。ここは生ビールに、揚げたてのハムカツ、マカロニサラダなどがそろう、ありそうでそうそうない、海前の立ち呑み屋(といっても椅子もありますが)。通りすがりにちょいと寄っていくご近所の人、海帰りの人など、代わる代わるやってきては、寛いでいく。すっと入りやすいのは、お店下のガレージを改装した開放的な間口のおかげ。カウンターで、マスターとおしゃべりしながら飲むもよし、長テーブルから海を眺めつつ、っていうのもいい。お天気のいい日に出る、外の小さなテーブルとイスで海を見ながら、夕暮れどきにビールをゴクゴクするのにもサイコーなところなのだ。
カフェ 【閉店情報あり】HALENOVA極楽寺からすぐの、風が抜ける居心地のいいカフェ&ギャラリー。お目当ては、外はサクッと、中はふわっと軽い、豆乳おからベースのヘルシードーナッツ(200円~)。プレーン、きな粉、チョコレート、キャラメルアーモンド、クッキーバナナクリームなど、常時10種以上がそろう。ランチタイムにはアナン邸のスパイスを使ったドライカレーも!
カフェ SUNSHINE+CLOUD, OVER EASY代官山店に続き、1995年にオープンした葉山店。2013年に現在の場所に移ったとき、カフェを併設。ウエアや小物類に加え、花や書籍も取り扱うように。「葉山で買い物をしたい人はぜひここへ。ALOHAと書かれたオリジナルTシャツを着て葉山気分を満喫しましょう!」(関さん)。
パティスリー パティスリーカフェ アンビグラム南麻布の人気イタリアン〈アンビグラム〉で、シェフである双子の兄とともに食通たちを歓喜させてきたパティシエ、伊沢和明さん。そんな彼が昨年6月、自身のパティスリーを鎌倉に出店。フランスで修業し、〈ベージュ東京〉などで経歴を積んだ伊沢さんが作るクオリティの高いスイーツ。これをティータイムなら自家製アイスクリームを添えた皿盛りデザートにして、ドリンク付き1,000円といううれしさ。紅茶やハーブティーのほか台湾茶の金萱(きんせん)茶や東方美人茶など、お茶類でも存分に楽しませる。地元スイーツファンの心を掴む、シェフの果敢な挑戦は続くのだ。
和食 江之島亭朱の鳥居を右手に折れて住人御用達の裏参道へ。ここは観光客が少なく、のんびり歩きたい派向き。ゆるやかな坂道を歩いて御岩屋通りにぶつかったら、まずは腹ごしらえ。お目当ては目の前の相模湾を泳ぐ新鮮魚介だ。片瀬や腰越、材木座の港で揚がったシラスの釜揚げと地アジを盛り込んだ丼も、島の磯で育ったサザエのつぼ焼きも、期待をはるかに超えるおいしさ。鯵しらす二色丼1,404円(税込)。
カフェ 燕CAFE築83年の古民家カフェ。ハニートースト(648円)などのほか、お弁当も注文OK(写真は756円)。2階にはセラピスト・山辺まきさんの〈La Présence〉によるマッサージ(足裏30分3,500円、各税込、要予約/la-presence.xyz)も。平日は19時から、第3日・月は日中も予約可能。
ビストロ Oui Oui新たな店は小町通りと若宮大路をつなぐ路地沿い。かつて氷店だった木造家屋をリノベーションして、2階を広々としたフロアとキッチンに。おかげで料理の幅も広がったとシェフ。その日に揚がった地魚や鎌倉野菜に国内外から届く上質食材を組み合わせた料理は、これ目当てに鎌倉に来てもいいクオリティ。なのにお値段手頃で肩肘張らない。しかもワイン1杯からもOK。地元に愛されるのも納得だ。1階では自家製サンドイッチやキビヤのパンを販売。イートイン席も。
ビストロ フレンチ LES FABLES bonjour地元湘南の野菜と、岩中豚と呼ばれる、脂身もおいしいやわらかな岩手産の豚肉をメインに、美しくも豪快な一皿が味わえるビストロ。パリで5年ほど修業を積んだオーナーシェフ・宮尾亮二さんが、オープンキッチンで一人腕をふるう姿を眺めながら、おいしいお酒と料理が味わえる。ランチコース1,500円~。
その他専門店 フレンチ 北鎌倉 紫─ゆかり─古刹「明月院」の道すがらに佇む古民家にオープンした牛頬肉煮込み専門店は、鎌倉を代表するフレンチ〈ミッシェルナカジマ〉のオーナーシェフ中嶋秀之さんのプロデュース。メインは「牛頬肉のビロード煮」のみ。ただし、中嶋シェフが日本一の牛頬肉煮込みを目指したというだけあり、これが言葉を失うほどのおいしさ。驚きの柔らかさや味の深さはもちろんのこと、低温でじっくりと煮込むことで外に溶け出さずに頬肉の中にしっかり留まらせたゼラチン質の旨味がたまらない。20種類以上の地元野菜を個々に調理した美しいサラダや、煮込みに添えられた鎌倉野菜など、野菜がたっぷりといただけるのもうれしい。
割烹 奈可川今年で創業43年。文壇史に大きな足跡を残した小林秀雄や永井龍男、立原正秋など鎌倉文士が行きつけにした、由緒あるカウンター割烹である。現在はランチ営業もしており、しらす丼や幕の内弁当を提供。夜は、地元の漁師から届く地魚や、築地から仕入れる全国各地の魚介を生かした料理でもてなす。御年80歳の大将と息子さんが作る絶品料理に舌鼓を打ちながら、接客担当の気さくな女将さんや娘さんと話に花を咲かせてみては。













