〈OMO5沖縄那覇〉にステイして沖縄文化を深掘り

〈OMO5沖縄那覇〉での過ごし方

那覇空港からも国際通りからもアクセスしやすい好立地にあり、単に宿泊するだけではなく街の魅力をディープに体感できる〈OMO5沖縄那覇〉。〈OMO〉とは、星野リゾートが手がける「テンションあがる『街ナカ』ホテル」をコンセプトにしたブランドで、「〝おも〞てなし」「〝おも〞しろい」などの言葉を連想させるネーミングだ。現在全国16カ所に展開し、街ごとにさまざまなコンテンツを考案している。ここ那覇では、「バザールって、ちむどんどん♬」(胸がドキドキわくわく)がテーマ。ガイドと一緒に街に繰り出す「ご近所アクティビティ」や、夜の滞在時間を充実させる「館内アクティビティ」で、沖縄の文化を深掘りできる。さらに、2024年11月に新設された客室「やちむんルーム」に泊まれば、テイクアウトしたフードやドリンクを好みの器に盛り付けて味わう、夢のような体験も。寝る間も惜しんで堪能したくなる。


館内アクティビティ
OMOカフェ&バルでサク飲み。

夜市で“いいもの”を発見!

5分で知る! 泡盛の世界。

みんなで歌って踊る演奏。


住所:沖縄県那覇市松山1-3-16
電話:050-3134-8095(OMO予約センター)
客室数:全190室
宿泊費:1泊2名1室・1名16,000円~(食事別)
「やちむんルーム」は1泊18,000円~。どの客室にも和紙畳が敷かれ、靴を脱いで裸足で過ごせて快適。
街を知るガイド・OMOレンジャーに学ぶ“沖縄の台所”


〈那覇市第一牧志公設市場〉や周辺店舗を回って、沖縄県民に親しまれてきた食を学ぶツアー「市場まーさんぽ」。オリジナル冊子、店舗での試飲や試食付きで1人1000円(要予約)。
〈はま食品〉で琉球王朝時代の食を学ぶ

宮廷料理のジーマーミ豆腐。原料のピーナッツが台湾から石垣島へ伝わり、王朝時代に本島へ伝わった料理だという。昔ながらの製法を守る店で、出来たてを試食できる。
〈かねこ蒲鉾店〉で年中行事と食を学ぶ


お墓の前で先祖と一緒に飲み食いする伝統行事、シーミーに欠かせないかまぼこ。「弔事には白いかまぼこが用いられますが、シーミーはお祝いなので赤が使われます」とガイド。
〈山城こんぶ屋〉で命薬(ぬちぐすい)を学ぶ

中国との交流で医食同源の考えが根付いている沖縄では、滋養のある食べ物を「命薬」として重宝してきた。ここではクーブ(昆布)やスンシー(シナチク)を相対売りしている。
〈松本商店〉でだしを学ぶ

沖縄そばをはじめ、さまざまな料理に必須な鰹節。消費量が多いためカビ付けを行わない裸節(はだかぶし)が好まれているという。鰹節と味噌をお湯で溶いた「かちゅー湯」を試飲できる。
ツアーの締めくくりは、郷土料理の宝庫へ。


〈琉球料理 亜砂呂(あすなろ)〉は那覇の人々を支えてきた惣菜&食事処。〈山城こんぶ屋〉で学んだ「クーブイリチー(昆布の炒め煮)」とさんぴん茶でゴール。