47都道府県・全グルメガイド 【山梨県・北杜市グルメ】
感動もののヴィーガンランチなど、八ヶ岳山麓で行くべき名店5選。 TRAVEL 2024.01.10

Hanako2024年1月号「47都道府県、おいしいあの町へ」では、地元在住の食通が教える、47都道府県のおいしい食を求める旅を紹介しました。Hanako Webでは、誌面では紹介しきれなかった47都道府県のオリジナル記事を限定で公開。

今回ご紹介する山梨県のガイド役は、富士吉田でバーを営む前田久一さん。ピックアップしてくれたのは、近年、移住したい街として人気急上昇中の北杜市。話題のヴィーガンレストラン〈キッチンオハナ〉や、ハード系パンといえばの〈バックハウスインノ〉など、地元民も足繁く通う名店を特別に案内してもらいました。

【目次】感動もののヴィーガンランチなど、山梨県・北杜市エリアで行くべき名店5選。

1.完全予約制&1日20食限定の〈キッチンオハナ〉のヴィーガンランチ。

八ヶ岳など大自然に囲まれた環境ながら、都心まで3時間弱という絶妙な立地。ここ数年、移住したい街として注目を浴びているのが、山梨県の北西部にある北杜市。土地の豊かな食材に惚れ込んでお店をオープンする移住組も多いのですが、その先駆けにして、最高峰だと僕が思うのが〈キッチンオハナ〉です。1日20食限定で提供されるワンプレートランチは、八ヶ岳の地野菜などをフル活用した美しいヴィーガン料理。マクロビオティックの考えのもと、フレンチ、インド、中国など世界中の調理法が駆使されており、一口食べるごとに「こんなヴィーガン料理があるんだ!」と目からウロコが落ちるはず。その他、パン屋やパティスリーなどもイイ店だらけの北杜市。おいしい旅を経験したら、皆さんも移住したくなるかもしれませんよ。

「世界を旅するように、野菜を食べる」をコンセプトに、世界中の料理を作るベジタリアンレストラン。メニューは「おひさまワンプレートランチ」1,650円のみ(生姜番茶付き)。ドリンクは+400円、「本日のあまいもの」は+400円。要電話予約(当日予約可)。築70年の古民家をセルフリノベした空間は居心地抜群。野菜のおいしさを噛み締めながらゆっくりと過ごしたい。

店名:キッチンオハナ

住所:北杜市高根町村山西割1140 
TEL:0551-46-2177
営業時間:12:00/13:30一斉スタート(カフェは14:30〜)
定休日:日月火休

2.山梨県No.1のハード系パン!〈バックハウスインノ〉

〈バックハウスインノ〉

僕が、山梨県No.1のハード系パンだと思っているのが、ドイツパンも扱う〈バックハウスインノ〉(北杜市大泉町西井出9177)のパン。噛むほどに豊かな味わいが口に広がります。

3.〈パティスリー・アツタマ〉で名店仕込みの絶品スイーツを。

パティスリー・アツタマ

東京・目白の洋菓子の名店〈エーグルドゥース〉で経験を積んだ店主が、地元にUターンして夫婦で営む〈パティスリー・アツタマ〉(北杜市高根町村山北割3268)。写真のガトーフレーズのほか、シューキャラメルやマロンパイも人気。

4.自家製のこだわりを丸ごと味わう!〈雨の日の虹 珈琲 雨待ち〉

雨の日の虹 珈琲 雨待ち サンドウィッチプレート

可能な限り自家製の素材で作り上げるコーヒー、パン、焼き菓子…。週2〜3日のオープンを目指して訪れたい〈雨の日の虹 珈琲 雨待ち〉(北杜市小淵沢町6191)。自家製酵母で作るリュスティックに、畑で育てた野菜を添える「サンドウィッチプレート」は必食。

5.〈ひまわり市場〉でワクワクの品揃えをチェック!

ひまわり市場

社長自らマイクパフォーマンスを行うローカルスーパー〈ひまわり市場〉(北杜市大泉町谷戸2008)。野菜、フルーツ、ワインまでワクワクする品揃えで、県内外で“山の成城石井”と言われているほど。

One More Place
空間全体が作品! 自然に囲まれたアートギャラリー。

ギャラリートラックス

空間デザイナーの木村二郎が、古い保育園を自らの手でリノベーションした〈ギャラリートラックス〉(北杜市高根町五町田1245)。イベントや企画展示を通して、人気アーティストを多く輩出し続けています。カフェも併設。

photo_Hikari Koki text_Hanako

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