快適な眠りもここで。 カフェ付きでテレワークにもおすすめ!居心地抜群のおしゃれホステル5軒 TRAVEL 2020.08.07

テレワークという働き方がだんだん多くなってきたこの頃。どうしても自宅にいると切り替えが難しい…そんな人々が今都内のホステルをこぞって利用中だとか。そこで今回はおすすめしたい、オフィス街近辺の居心地抜群のカフェ付きモダンホステルをご紹介します。

1. 1階には食パン専門店。モダンでミニマルなホテル〈CAFE/MINIMAL HOTEL OUR OUR〉/浅草橋

〈CAFE/MINIMAL HOTEL OUR OUR〉/浅草橋

アンビバレント(=相反するものが同居すること)をテーマにし、現代アートやヒノキ風呂、食パン専門店など多彩な魅力を併せ持つホテル。6月にオープンするや、早耳の海外ゲストを中心に話題に。スタイリストが手がけるオリジナルグッズや、レコードだけをかけるBGMなど、細部のディテールにもこだわりが詰まっている。感度の高い旅人たちの新しい拠点となりそうな予感大だ。

各ゲストに割り当てられたミニマルな空間は、〈Jamo associates〉によるデザイン。穴ぐらのようなほの暗さが、不思議と心地よく快適な眠りを誘う。ロールスクリーンを下ろせば、完全なるプライベート空間に早変わり。1ベッドのカプセルタイプのほか、ダブルベッドの個室、4ベッドのグループルームがあり、家族や友達とも利用しやすい。「アメージング!」の歓声が上がるのは、最上階に位置する大浴場のヒノキ風呂。「短い滞在でも日本らしさを感じてほしい」との思いで、洗濯機やドライヤーなども人気の最新家電がそろう。

1階には食パン専門店〈浅草靑-AO-〉を併設。朝食で食べることもできるが、ゲストに人気なのはおにぎり。青唐辛子味噌や梅肉など6種から具を選んで握ってもらえる。

〈CAFE/MINIMAL HOTEL OUR OUR〉
〈浅草靑-AO-〉の食パンは2斤800円~。2~4階の宿泊フロアには女性専用階あり。
■東京都台東区柳橋2-20-13 
■03-5829-6470 
■1泊朝食付き4,000円~ 
■全80床

2.飲んで和んで仕事もできる浅草・すしや通りの顔〈BUNKA HOSTEL TOKYO〉/浅草

BUNKA HOSTEL TOKYO

2015年末にオープンして以来、すっかり地域になじんだ感のある〈BUNKA HOSTEL TOKYO〉。開放的な〈居酒屋 ブンカ〉は、Wi-Fi完備はもちろん、電源も利用できるとあって何かと使い勝手よし。

宿泊者専用のコモンダイニング、7階のファミリールームはスカイツリービュー。客室はドミトリーも含め全てバンクベッド仕様。ゲストの8割が海外からで、個人旅行者から修学旅行客までいつも大にぎわい。隣に座った人とすぐ友達になれそうな、フレンドリーな雰囲気を楽しもう。

〈BUNKA HOSTEL TOKYO(ブンカ ホステル トーキョー)〉
バンクベッド(ドミトリー)1泊1人3,000円~、(シングル)1人5,000円~、ファミリールーム1泊1室16,800円~(全て税サ込)。
■東京都台東区浅草1-13-5 
■03-5806-3444
■全128ベッド 
■IN16:00/OUT11:00 
■居酒屋 ブンカ 7:00~16:30、17:00~22:30LO 
■無休

(Hanako1139号掲載/photo : Seishi Shirakawa, Yoko Tajiri, Misa Nakagaki text : Hiroko Yabuki)

3.ホステルの一室で読書を楽しみながら睡眠を〈BOOK AND BED TOKYO ASAKUSA〉/浅草

〈BOOK AND BED TOKYO ASAKUSA〉/浅草

“泊まれる本屋”をコンセプトにしたこのホステルでは、土日祝日の13時~15時30分のみ1時間850円~で宿泊客以外もベッドを利用することができる。黒を基調としたモダンな空間でリラックスできて、店内にある約1,800冊の本も読み放題。

「溢れる抹茶ラテ」670円
「溢れる抹茶ラテ」670円

写真の「溢れる抹茶ラテ」をはじめ、竹炭を使ったユニークなドリンクも人気。

(Hanako1181号掲載/photo:Hiromi Kurokawa tex:Momoka Oba)

4.日本橋を盛り上げる新たなキースポット〈obi Hostel&CAFE BAR〉/日本橋

「馬喰横山は成田や羽田からアクセスがいいのに、今まであまり活用されていなかったのでは」と語るのは、代表の高野由之さん。古い建造物を再生して魅力ある宿泊施設を作りたいと、タオル問屋のオフィスだったビルをリノベーション。ソファやカウンター、テーブル席などが並ぶ、ロビーとカフェを兼ねた空間。

大家で地元タオルメーカー〈モラルテックス〉代表の鳥山貴弘さんとともに、地域を盛り上げる活動にも精力的だ。全国の酒蔵でオリジナルの酒を造る〈酒道庵〉から仕入れた日本酒は外国人に人気。ビジネスマンが多い地域のため、ランチにはボリューム重視のメニューを展開。日本のビジネスマンと海外の旅行客が入り交じる空間には、ほかにはない活気があふれている。

5.ビールもコーヒーも絶品。会話も弾む、街の新定番〈CITAN〉/馬喰横山

東京ホステルのパイオニア〈toco.〉〈Nui.〉系列の新店がここ〈CITAN〉。表のテーブル席でコーヒーをいただける。地下に広々としたダイニングを備え、フードや静岡の〈ベアードビール〉のクラフトビールを。〈オニバスコーヒー〉のコーヒーをいただけるコーヒースタンド〈BERTHCOFFEE〉には地元民も集う。

個室はシンプルで清潔感あり。アイアンベッドはオリジナル。「CITAN」は漢字の「始端」が由来で、旅の起点でありつつ東日本橋の新たな風景になりたいという思いが。早くもすっかりこの街に溶け込んでいる。

(Hanako1139号掲載/photo:Seishi Shirakawa, Yoko Tajiri text:Hiroko Yabuki)

【お知らせ】Hanako.tokyoでは基本的に本体価格を掲載しておりますが、2019年10月1日の消費税率改定以前に取材・掲載した記事にある(税込)表記の金額については、旧税率での掲載となっております。ご了承下さい。

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