〜Great help she loves〜 フードディレクター野村友里さんのお取り寄せリスト【東京・神奈川編】 LEARN 2018.12.02

フードディレクター野村友里さんの本誌連載「Good Neighbors, Good Suppliers」では、4年にわたり100を超える食材を紹介してきました。それは野村さんの食材庫を覗き見るような楽しい体験です。ほとんどが野村さんが直に会いに行った生産者のもの。連載に登場した中からオールタイムベストの品々を集めました。【北海道・長野編】はこちら

〈 おつな 〉のマグロのオイル漬け(プレーン)/東京

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小料理店を営んできた店主が、残ったマグロでツナを作ったことがきっかけで生まれた商品。国内で水揚げされたビンチョウマグロを蒸し器で低温殺菌し、ゲランドの塩や利尻昆布、ローリエなどで味付け。シンプルながら、驚くほど風味豊か。1,200円(送料別)。
【保存方法】常温
【消費・賞味期限】1カ月

〈 仙人スパイス 〉の純胡椒/東京

〈 仙人スパイス 〉の純胡椒

「胡椒は食材なのだと見直しました」と、野村友里さんを唸らせた逸品。インドネシアのカリマンタン島やスラウェシ島で穫れた胡椒を、当日中に塩漬け。〈仙人スパイス〉の高橋仙人さんが現地へ赴き生産する「純胡椒」Mサイズ1,800円(送料別)は、香り高い状態で届く。
【保存方法】常温
【消費・賞味期限】2年

〈 パスティフィーチョ・ヴィチドーミニ 〉のパスタ/東京

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南イタリア産のロングパスタ。1812年の創業以来守り続ける伝統製法で5日間かけて乾燥させたパスタは、コクがあってモチモチとした食感に。「パスタ スパゲッテーニ2mm」1kg 1,750円(送料別)。楽天市場〈ハイ食材室〉
【保存方法】常温
【消費・賞味期限】約1年

〈 CHEESE STAND 〉のフレッシュチーズ/東京

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多摩の牧場から届く牛乳を使い、渋谷の工房で作るフレッシュチーズ。店舗での販売のほか、北海道、九州、離島を除く全国にも、翌日には出来たてのチーズが届けられる。モッツァレラ、ブッラータ、リコッタの「朝フレッシュセット」2,130円(税込、送料別)。
【保存方法】冷蔵
【消費・賞味期限】5~7日 ※種類によって異なります。

〈 HAPPY NUTS DAY 〉のピーナッツバター(粒あり)S/千葉

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九十九里生まれのブランド。千葉県産の落花生を職人の手で焙煎し、丁寧に作り上げる。濃厚な口当たりと、ザクザクとした食感が魅力。素材は落花生、海塩、てんさい糖のみなので、調味料としても活用できる。110g 1,200円(送料別)。
【保存方法】常温
【消費・賞味期限】6カ月

〈 RYO'S FARM 〉のリリコイバター/千葉

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リリコイとは、ハワイの言葉でパッションフルーツのこと。バター、卵、砂糖と一緒に煮込んだとろみのあるバタージャム。温暖な千葉・館山で育てられたパッションフルーツは甘味と酸味のバランスが抜群。ヨーグルトと混ぜて食べてもおいしい。1,200円(税込、送料別)。
【保存方法】常温
【消費・賞味期限】6カ月

〈 寺田本家 〉のむすひ/千葉

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江戸時代初期から続く歴史ある酒蔵。原材料の米はすべて無農薬で、野村友里さんの海外の友人も注目するほど。“百薬の長”を目指して造られる自然酒のなかでも、微発泡の発芽玄米酒「むすひ」1,400円(送料別)は乳酸菌や酵母の力を感じられる品。
【保存方法】冷蔵
【消費・賞味期限】1年

〈 AMBESSA & CO 〉のチャイマサラ・ブレンド/千葉

チャイマサラ・ブレンド

ジンジャーやカルダモンなど7種のホールスパイスが入ったキット1,100円(送料別)。このほかオーガニック食材を選んで販売しているのは、南房総で自給自足する君島悠矢さんだ。建材も自然のものにこだわったセルフビルドのグローサリーストア〈Abyssinia〉が9月に開店。
【保存方法】常温
【消費・賞味期限】1年6カ月

〈 あぶらや 〉のヘーゼルナッツオイル/神奈川

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鎌倉〈あぶらや〉の100%ピュアなヘーゼルナッツオイルは食べてよし、肌に塗ってもよし、と大活躍。トルコ産のオーガニックナッツの香りは素材そのもの。食用ならパンにつけたり、アイスクリームにかけたり。10ml 1,200円、30ml 2,800円(各税込)。
【保存方法】常温
【消費・賞味期限】6カ月

〈 陰陽洞 〉の生存茶/神奈川

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逗子の人気自然食品店〈陰陽洞〉。オリジナルの「生存茶」680円(送料別)には、はとむぎ、どくだみ、びわ葉、柿の葉など8種の国産野草をブレンドした。煮出してみるとクセのない優しい味わいに。カフェインレスだから毎日飲める。
【保存方法】常温
【消費・賞味期限】1年

■北海道・長野編はこちら

のむら・ゆり/フードディレクター。〈restaurant eatrip〉を手がけるほか、「nomadic kitchen」では生産者を巡り、イベントを開催。映画『eatrip』では監督も務めるなど多彩に活動。

(Hanako1166号掲載/photo : Natsumi Kakuto text : Marie Takada, Kahoko Nishimura)

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