一度は訪れたいベーカリーばかり。 名店発・高級ベーカリー3軒。星付きフレンチや、世界的パティシエのエスプリをプチご褒美に! FOOD 2019.06.29

星付きフレンチや世界的パティシエのエスプリを気軽に味わうなら、パンはいかが?今回は、自分へのプチご褒美にぴったりな都内の銘柄高級ベーカリー3軒をご紹介します。

1.〈BOULANGERIE L’écrin〉/銀座

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おしゃれの達人とは、フォーマルに決めるところと、遊んでインパクトを与えるところの絶妙なバランスを極めている人ではないか。コックコートを脱いでもおしゃれな割田健一シェフのパンを見て思う。

手前から反時計回りに「クロワッサン」(240円)、「シトロンのチャバタ」(260円)、「ハラペーニョ&フロマージュ」(260円)、「カンパーニュ」(フル・600円)、「国産バゲット」(260円)
手前から反時計回りに「クロワッサン」(240円)、「シトロンのチャバタ」(260円)、「ハラペーニョ&フロマージュ」(260円)、「カンパーニュ」(フル・600円)、「国産バゲット」(260円)

たとえば、ハラペーニョとチーズ。ぷるぷるしっとりの生地からまるで青い稲妻のように出現するハラペーニョ。辛みがつーんと襲ったかと思うと、次の瞬間チーズの甘い癒しが訪れる。

シトロンのチャバタ。レモンが入ったオリーブオイル入り生地にレモンピール。レモンの風味がさわやかな風となって口中を満たす中、甘くほろ苦いピールをときどき噛む。快楽を求め一口もう一口と食べ進めさせずにおかない趣向の小憎らしさ。つまり、レカンの魅力とは圧倒的な「やられた感」なのだ。

〈BOULANGERIE L’écrin〉
パンの最終焼き上がりは20:00。併設の〈ロテスリーレカン〉では、ここで焼いたパンも食べることができる。マカロンやフィナンシェなどのパティスリーも。
■東京都中央区銀座5-11-1 1F
■03-5565-0780
■10:30~21:00 無休

(Hanako特別編集『おいしいパンのこと、すべて。』掲載/photo : Youichiro Kikuchi text : Taeko Terao,Tomoko Matsumoto edit : Rie Nishikawa)

2.〈ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内店〉/丸の内仲通り

丸の内 ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内店
「クロックマダム」583円
「クロックマダム」583円
「クロワッサン」(259円)
「クロワッサン」(259円)

定番の「クロックマダム」や「クロワッサン」のほか、「苺ミルクフランス」などの限定パンも。

「苺ミルクフランス」(324円)(各税込)
「苺ミルクフランス」(324円)(各税込)

〈ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内店〉
■東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア1F
■03-3217-2877
■11:00~21:00(カフェのみフード20:00LO、ドリンク20:30LO) 無休(1月1日及び法定点検日を除く) 
■54席(テラス含む)/禁煙

(Hanako1153号掲載/photo : Misa Nakagaki text : Hiroko Yabuki model : Kishiko Maeda)

3.〈PIERRE HERMÉ PARIS Aoyama〉/表参道

12色の大理石を用いた洗練の空間。
12色の大理石を用いた洗練の空間。

ピエール・エルメの日本旗艦店〈ピエール・エルメ・パリ 青山〉が2016年にリニューアルオープン。

「ボストック」(432円)
「ボストック」(432円)

ブリオッシュにアーモンドクリームをのせて。

「クグロフ」(432円)
「クグロフ」(432円)

できたてのヴィエノワズリーや焼き菓子が新たに加わり、スーパーパティシエの味がより身近に楽しめるようになった。

「クロワッサン イスパパン」(540円)(各税込)
「クロワッサン イスパパン」(540円)(各税込)

目玉は、エルメの代名詞「イスパパン」フレーバーの「クロワッサン イスパパン」。バターたっぷりのクロワッサン生地にローズの風味が絡み合い、そのリッチな味はファンならずとも必食。

(Hanako1128号掲載/photo : MEGUMI(DOUBLE ONE), Shinichi Yokoyama, Youichiro Kikuchi, Yuko Moriyama text : Etsuko Onodera, Wako Kanashiro)

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