ゆったり空間に、こだわりの珈琲…喫茶デビューにおすすめの喫茶店4軒
2018.02.23

喫茶店が気になる! ゆったり空間に、こだわりの珈琲…喫茶デビューにおすすめの喫茶店4軒

タイムスリップしたような空間にこだわりの珈琲…喫茶店が気になるけど、どこに行ったらいいの?そんなあなたに、初心者でも気軽に楽しめるおすすめ4軒をご紹介。
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1.昭和の空気を残す空間〈ぐすたふ珈琲〉/江古田

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天井まで覆うファーの壁材、ベルベットの深紅のチェア。よくぞ残っていたと感動を覚える内装は、地元では知られたスナックだったという。マスターの茅根和司さんは「喫茶文化が根付く学生街に店を出したい」と思い、江古田のこの物件に出会った。店で振る舞うのは丹念に淹れたネルドリップのコーヒー。ホテルニューオータニの〈かふぇ ぺしゃわーる〉で経験を積んだ抽出法だ。

器は手触りと口当たりの良さからジノリを選び、この空間にはミニマルなものが似合うと、白の無地で統一した。

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江古田〈Vieill〉のパンにスライスしたバターをのせたトースト400円。シンプルだが美味。ロアブレンド480円
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深煎りのマンデリンで淹れた濃厚なアイスコーヒーとミルクの二層が美しいカフェオレグラッセ650円
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デザートは潔くガトーショコラのみ。450円

「温古知新の思いも込めて、もともとの店の有り様をできる限り残しつつ、今の喫茶店に仕上げることを考えました」と茅根さん。彼の美意識が店内にほどよい緊張感を与え、懐かしさで終わらない、新たな喫茶店の景色を作り出す。コーヒーも店の佇まいも、端正だ。

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〈ぐすたふ珈琲〉
看板はロアブレンド(中浅煎り)とケアブレンド(中深煎り)の2種各480円。ほかにドゥミタス850円など。
■東京都練馬区旭丘1-56-13-103 
■03-3951-5511 
■10:00~18:00 水休 
■16席/禁煙

2.日本文化の豊かさを発信する1世紀前の喫茶店〈胡桃堂喫茶店〉/国分寺

西国分寺で愛されるカフェ〈クルミドコーヒー〉が昨春、お隣の国分寺にオープンさせた2店舗目は、昭和を飛び越え、100年以上前の喫茶店がモデル。「1888年に上野で創業した〈可否茶館〉がお手本です。50年、100年続く店を考えていったら、喫茶店のオリジンに立ち返りました」と店主の影山知明さん。

国分寺 胡桃堂喫茶店

2階建ての店内は、イギリスと日本の家具をミックスし、ヘリンボーンのフローリングや三和土など、当時の喫茶店のオーセンティックな雰囲気を再現。メニューは日本の食化やお茶をテーマに、季節素材やお米を活かした定食、あんこのお菓子などがそろう。

国分寺 胡桃堂喫茶店
「季節のお菓子」より、信州ぐるみのタルト580円。コーヒーは特製の信楽焼で。680円

信楽焼や織部、根来塗などのうつわ使いにも心が躍る。「時間と手間をかけることが変わらぬポリシー」と影山さん。料理も意匠も、接客も真っすぐで丁寧。これこそ彼が目指す、喫茶店の原点だ。

国分寺 胡桃堂喫茶店
西国分寺〈クルミドコーヒー〉からの看板・水出しコーヒーも。

西国分寺〈クルミドコーヒー〉からの看板・水出しコーヒーも。

国分寺 胡桃堂喫茶店

〈胡桃堂喫茶店〉
ほかに国分寺〈松本園〉の煎茶680円、水出しアイス珈琲680円、季節の定食1,100円なども。
東京都国分寺市本町2-17-3 
■042-401-0433 
■11:00~21:00(日月~18:00) 
■木休 
■47席/禁煙

3.音楽と本とコーヒーと。一人の時間を愉しむ静謐な店〈トムネコゴ〉/井の頭公園

柱時計が時を刻む音、日本の古い家具、柔らかく響くジャズのモノラル盤。それが店主の平たいら良巨なおさんが理想とする喫茶の空間だ。

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ONKYOのスピーカーは出力をモノラルにして温かい音質にしている。

主役はきちんとおいしいネルドリップのコーヒーで、食べ物は潔くチーズケーキとトーストのみ。

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トムネコブレンド520円。大倉陶園のカップで。チーズケーキ400円

「本を1冊読み終えると違う自分になれた気がするように、喫茶店はコーヒー一杯でどこまで違う場所に行けるかが大事」と平良さん。だからここはおしゃべりよりも音楽を聞き、読書し、物思いに耽るのが似合う場所。それが店主が思う喫茶店の豊かさなのだ。

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〈トムネコゴ〉
ブレンドは3種類。ほかにカフェオレ620円、バタートースト350円なども。
東京都三鷹市井の頭3-32-16 1F 
■080-6502-0406 
■12:00(土日祝11:00 )~21:00(20:30LO) 火休 
■12席/喫煙

4.和室で寛ぐ静穏な時間。秘密にしていたい古民家喫茶〈喫茶杖〉/久我山

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杉並の閑静な住宅街に立つ、築40余年の一軒家。2階の客間へ向かうと、古家具とレコード盤、近代文学の名作が出迎える。「この店は自分が好きだったすべての喫茶店のイメージをミックスしたもの。少し緊張感のある居心地の良さが理想です」と店主の薗田千晴さん。こだわりはコクのある深煎りのネルドリップで、豆は手回しの焙煎機で自ら焙煎する。

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独学で習得した手回しロースターで焙煎する。

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杖ブレンド500円。本日は「ふつう」で。自家製ホワイトチョコチーズケーキ450円

ノリタケの花柄カップは「この部屋に合うから」と古道具屋で発掘したもの。営業は24時まで。書生さんの家のようなこの部屋なら、仕事帰りの読書も進みそうだ。

〈喫茶杖〉
杖ブレンドは「濃いめ」550円、「デミタス」570円も。ストレートコーヒーは4種各600円。チョコレートケーキ450円も。
■東京都杉並区松庵1-1-26 
■非公開 
■15:00~24:00 水休 
■7席/喫煙

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(Hanako1150号掲載/photo : Satoshi Nagare text : Yoko Fujimori)

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