地産地消のカフェがたくさん。 【逗子】地産地消のおしゃれカフェ4軒。天気の良い週末は、逗子に癒されよう。 FOOD 2020.08.30

都内からアクセスしやすい海水浴のできるエリアとしても大人気の逗子。そんな逗子には地のものを大切にするカフェがたくさんありました。今回は、地のものを使ったメニューが楽しめる逗子のおしゃれカフェをご紹介します。

1.圧庭先から一望できる景色はまさに絶景。逗子にある日本家屋カフェ〈カフェ シエスタ〉

路地裏をくねくね、野の花が咲く、民家の間を抜けてたどり着く、斜面に立つ一軒家レストラン。
路地裏をくねくね、野の花が咲く、民家の間を抜けてたどり着く、斜面に立つ一軒家レストラン。

小坪漁港から急勾配の細い階段を上って、息を切らしてたどり着く日本家屋カフェ。「住むために借りた一軒家でしたが、あまりにも景色がいいのでカフェを始めました」とオーナーの野津彰彦さん。

室内は白を基調とした程よい広さが居心地いい。
室内は白を基調とした程よい広さが居心地いい。

庭先から一望できる景色はまさに絶景。逗子マリーナから水平線の向こうには伊豆半島、晴れた日には富士山、夕景も条件が合えば息をのむほどの黄金色に。そんな特別な席で、レモネード(650円)やジンジャービア(600円)で喉を潤すのは、最高に至福の時。庭先は愛犬もOKなので、地元の人たちも散歩ついでに立ち寄っていくのだとか。たった2席の特等席。独占できたらラッキーだけど、室内も潮風が抜ける気持ちのいい空間。

2.より生産者の近くへ!三浦の旬をくっきりと。〈OHANAYA〉

シェフの折田幸久さんとソムリエの廣田俊己さんが逗子に来て1年。三浦の野菜も相模湾の魚も以前から扱っていたが、生産者との距離が近くなり今まで以上に料理に熱が入ると折田さん。献立は食材で変更あり。

にんじんひとつとっても土の香りが鮮やか。フリットにしてキンカンやペコリーノチーズ、コショウと合わせれば、ワインを呼ぶひと皿に。廣田さんが選ぶナチュラルワインとの相乗効果でおいしさも倍増!

(Hanako1172号掲載/photo:Shin-ichi Yokoyama text:Mutsumi Hidaka)

3.〈N邸 N-CAFÉ〉

野の花の咲く敷地に立つ洋風の一軒家、プールの向こうには青い水平線。その隅っこにちょこんと佇む白い建物が〈N-CAFÉ〉だ。日本画家・伊東深水の別荘をリノベーションした風光明媚なロケーション。主体は撮影スタジオで、予約が入っていない日だけオープンする、限定営業。

カフェを経営しているのは笑顔がチャーミングな住吉由美さん。鎌倉野菜を使ったランチやデザートはすべて彼女の手作り。ギリシャ料理のイエミスタや季節のパフェを、海を眺めながら、ゆっくりと味わって。これからの季節は、プールサイドでBBQ(5000円・2名〜)というのも最高。庭に自生する3種のミントを摘んで作った、フレッシュなモヒート片手に、日常を忘れてひたすらぼんやり、そんな隠れ家的リゾート気分も楽しめる。

(Hanako1172号掲載/photo:Tomoya Uehara text:Chiemi Makita)

4.近所のお客さんが次々と吸い込まれていく立ち寄りやすい雰囲気。〈BREATHER COFFEE〉

〈BREATHER COFFEE〉逗子

逗子にある〈ブリーザーコーヒー〉のオーナー夫妻である長谷川瑞穂さんと晃平さん。明るく、立ち寄りやすい雰囲気のお店に、近所のお客さんが次々と吸い込まれていく。「私たちが働いていたメルボルンのカフェのように、フランクに話せるようなカフェを目指しています。従業員は私たち人だけなので、ほとんどの時間をお店で過ごします。その分、楽しく働くということを意識していますね」

「逗子・葉山海街珈琲祭を行ったときも、そうしたつながりから什器を貸してくれたり、手伝ってくれる人たちがいました。のんびりだけど、あたたかい」コーヒー一杯とちょっとの元気をもらえる、そんなお店だ。

〈BREATHER COFFEE〉
■神奈川県逗子市逗子7-6-33 塩沢ビル 1F
■046-815-6885
■7:00(土日8:00)〜18:00 水休
■10席/禁煙

(Hanako1185号掲載/photo:Yumi Saito text:Eriko Matsumoto , Tomohiro Okusa, Akemi Kan , Reina Shirasaka edit:Kei Kimura ,Hanako Kajiyama ,Kana Mizoguchi(Mo-Green)coordination : Yukie Mori (BRISA ))

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