おうちBarをオープンしよう! おうちで簡単に作れるカクテルレシピ6選!レモンを丸ごと使った「レモンサワー」、クセになる「パクチーパイナップル」も。 FOOD 2020.08.31

家で過ごす時間が増えたこの頃。おうち飲みが多くなった方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、おうちで楽しめるおうちカクテル&サワーのレシピをご紹介します。慣れていなくても美味しいカクテルが作れます。

1.レモンサワーマイスターが伝授!レモンを丸ごと使った「レモンサワー」

レモンサワー

レモンサワーの聖地の味を手軽に家で真似したい。ポイントはていねいな仕込みをすること。それだけで、味がぐっと引き締まる。究極のレモンサワーでこの夏の乾杯は決まり!

■材料(作りやすい量)
・レモン※国産のノーワックスのもの…3個
・焼酎※今回は黒糖焼酎「龍宮」を使用.…750ml
・炭酸水…適量
・カットレモン…適量
・20%の塩水…適宜

■作り方
【Step.1】レモンの皮を焼酎に漬ける
1.レモンの皮を剥く。

2.皮の裏についている白いワタをていねいに取り除く。

レモンの風味がついたら完成!
2を清潔なガラス瓶に入れ、焼酎を注ぎ、冷蔵庫で2〜3日漬ける。味見をし、レモンエキスがよく抽出されたらレモンの皮を取り除く。

【Step.2】発酵レモンジュースを作る(まず、2〜3日前に仕込む)
1.レモンを半分に切り、果汁を搾る。

2.果汁の15〜20%の砂糖を加えてよく混ぜる。
1日1回、ガス抜きする!清潔な瓶に詰め、常温で2〜3日おく。1日1回フタを開けながら、発酵させる。味が決まったら火にかけて熱処理をする。

【Step.3】レモンサワーを作る
1.グラスに氷を入れ、レモンの皮を漬けた焼酎を注ぐ。

2.発酵レモンジュースを大さじ1〜2杯程度注ぎ、マドラーでよく混ぜる(グラスの1/3~1/4くらいの分量が目安。ここはお好みで)。塩水を足せば塩レモンサワー!炭酸水を加え、カットレモンの皮を下にして搾って完成。好みで塩水を数滴加えるのもおすすめ。

今回教えてくれたのは…田中開(たなか・かい)2016年に〈OPEN BOOK〉をオープン。店内には祖父である直木賞作家・田中小実昌さんの著者や蔵書をはじめ様々な本が並び、グラス片手に読書も楽しめる。Instagram:@openbook.goldengai

(Hanako1187号掲載/photo:Kiyoko Eto text:Motoko Sasaki edit:Kana Umehara)

2.爽快なミントが主役。気分は一気に夏モード。「ぶどうのモヒート」

ぶどうのモヒート
ぶどうのモヒート

ミントの清涼感に旬のぶどうのさわやかな酸味を加えれば、ゴクゴクと飲めてしまう夏仕様のモヒートに。皮ごと入ったぶどうをつまみながら味わって。

■材料(1人分)
・デラウエア..............15粒
・ライム...................1/2個
・ミント.....................15枚
・きび砂糖.......小さじ1/4
・ホワイトラム..........45ml
・炭酸水.....................60ml
・氷..............................適量

■作り方
1.グラスにデラウエア、ミント、きび砂糖を入れて、ライムを搾り入れる。

2.スプーンなどで、デラウエアを潰し、きび砂糖を溶かす。

3.ホワイトラムと氷を入れて、軽くステアし、炭酸水を注ぐ。

3.最後まで香るハーブがおうちサワーを格上げ。「ローズマリーレモンサワー」

ローズマリーレモンサワー

ローズマリーは軽く揉んで香りを引き出すのがとっても大事。まずは鼻に抜ける香りを楽しんで。時間が経つとレモンサワーにも味わいが移り、また飲み頃が訪れる。

■材料(1人分)
・レモン…1/2個
・ローズマリー…1枝
・ウォッカ…45ml
・炭酸水…80ml
・氷…適量

■作り方
1.グラスのふちにレモンの皮を擦り付け、レモンを搾る。

2.氷を入れてウォッカを注ぎ、軽くステアする。

3.炭酸水を注いで、そっとステアする。

4.手でローズマリーを軽く揉み、グラスに差す。

4.クセになる組み合わせでおうちが南国リゾートに。「パクチーパイナップル」

パクチーパイナップル

パイナップルジュースの甘みとパクチーの独特な風味は、意外ながら相性抜群。異国感があふれる一杯には、お好みでココナッツシロップを加えても◎。

■材料(1人分)
・パイナップルジュース…100ml
パクチー...................2本
・ジン…45ml
・氷…適量

■作り方
1.グラスに氷を入れてジンを注ぎ、軽くステアする。

2.パイナップルジュースを注いで、そっとステアする。

3.パクチーを手で叩いて、グラスに差す。

Cooking Leader…山田英季(やまだ・ひですえ)
and recipe代表。「ごはんと旅は人をつなぐ。」をテーマにしたサイトを運営する。note「Reizokoni ALMONDE」にてレシピを更新中。

(Hanako1187号掲載/photo:Kenji Mimura text:Yukako Izumi edit:Kaori Sato)

5.キウイの粒感を楽しめる爽やかな一杯。「キウイカクテル」

キウイ カクテル

■材料
ジン:40ml
キウイシロップ:30ml
ソーダ、氷:適量

■作り方
キウイシロップと氷を入れたグラスにジンを入れて、軽く混ぜてから最後にソーダを加える。グラデーションになるように下のシロップを少し混ぜ合わせると美しい色合いに。爽やかな味わい。

6.後味爽やかで料理との相性もバッチリ。「オレンジカクテル」

オレンジ カクテル

■材料
ウォッカ:40ml
エルダーフラワーシロップ:30ml
ソーダ、氷:適量

■作り方
白ぶどうに少し似た、爽やかで優しい甘みが特徴のエルダーフラワー。グラスに材料をすべて入れて混ぜ合わせたら、オレンジやレモンなどの柑橘類を加えてさらにすっきりとした後味に。

Navigator…バーテンダー・佐藤一彦/バーテンダーとして10年間修業後、様々なオリジナルドリンクを開発。現在は恵比寿にあるタイレストラン〈Longrain〉のマネージャーを務める。

(Hanako1157号掲載/photo : Natsumi Kakuto styling : Haruka Kunimatsu text : Momoka Oba edit : Momoka Oba, Mitsuki Kawakubo (Hanako Lab.))

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