前田有紀の『週末・気分転〈花〉』~第24回~ 今が旬!秋の花・ダリアのメンテナンスを学ぼう。 LEARN 2018.10.13

10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。第24回は、秋を代表する花・ダリアをご紹介します。

カラッとした秋晴れ。秋が深まるのを実感する今日この頃。みなさんは秋といえばどんな花を思いつきますか?秋を代表する花、ダリアが本格的な旬を迎えています。

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先日市場で太陽のようなダリアに出会いました。

鮮やかな赤とオレンジが絶妙に混ざり合った「ショーンテル」という名前の顔の大きさほどもあるダリア。その潔い姿に一目惚れしました!

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私がダリアに魅力を感じるのは、満開の花だけでなく咲きそうになっているつぼみ。留学中イギリスで庭のインターンをしていたときにダリアのメンテナンスを任されていました。ハーブや他の草花と一緒にたくさんのつぼみをつけて風に揺れて咲いているダリアは本当に綺麗で、のびやかで自由でした。私にとって原点になる風景です。

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ダリアを束ねるときは決まって、色々な草花と合わせて、草原のような雰囲気を出せるように心がけています。花屋で並ぶような生花だと、つぼみ付きはなかなか出回らないので、あの風景をまた見たいなぁと、この秋は庭で鉢植えも育ててみています。目指せ!イギリスの庭!

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さて、日持ちがしないと言われているダリア。せっかく買ってきても、翌日にみたらシワシワになっていた!ということもよくありますよね。通常気をつけていることとして、

・こまめに茎をカットして浅めの水につけること
・葉からも蒸散するので葉を取り除く
・お店でもらう鮮度保持剤を使う
・毎日(できれば朝晩で)水換えをする

などがあります。花の仕事のときには、さらに花持ちをよくするスプレーをダリアの花びらにかけて、花びらの蒸散も防げるようにしています。

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この週末、皆さんの近所のお花屋さんでは、色とりどりのダリアが、並んでいることと思います。ランチやカフェに寄った帰り道に、ぜひお花屋さんに立ち寄って、お気に入りの秋のダリアを見つけてください。

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