春の心のモヤモヤ対策に。 植物療法で春の不調をケア。疲れた心をケアしてくれるハーブ&アロマの活用レシピ

LEARN 2022.04.01

寒い冬をようやく乗り切り、暖かく心地よい季節の到来……と思いきや、寒暖差や花粉で心身ともにイマイチなコンディション。そんな春特有の不調を乗り切るべく、植物療法を学びます。2月26日(土)発売Hanako1206号「自分を高める、学びの教科書。」よりお届けします。

1.バスハーブでポカポカ温活。

何だか落ち込んだり、不安になったり……。そんな不安定な気持ちは体の冷えが根本原因。香りの良いハーブ温浴で、疲れた心も体も癒しながらケア。塩は体を温める効果を持つ粗塩やヒマラヤソルトを。

アロマ ハーブ

■用意するもの
・精油(オレンジスイート)
・ハーブ(カモミールジンジャー/マリーゴールド/オレンジ)
・ヒマラヤソルト
・食用ドライフルーツ

■作り方
1.ソルト、ハーブ、食べられるドライフルーツをお好みでMIX。ドライフルーツは保温効果もアリ。

2.ソルト30gに対し、精油はだいたい1滴程度。湯船に浸けるときは、だしこし袋などに入れて。このほか、ローズの花×いちごのドライフルーツ×ゼラニウムの精油の組み合わせも。精油代わりにバニラエッセンスで甘く仕上げてもOK。

2.一日の疲れをケアするハーブカクテル。

ハーブにはお湯や水では溶けない油溶性の薬効があり、お酒に漬けることでその成分をぎゅっと抽出。ハーブの力を効率良く摂ることができる。ソーダで割ると、体にも心にも良いハーブカクテルが誕生。

アロマ ハーブ

■用意するもの
・フィルターインボトル
・麦焼酎…約750ml
・ハーブ…約10g(カモミール/ジンジャー/ローズヒップ/オレンジピール)

■作り方
1.ハーブを用意。今回はリラックス効果のあるカモミール、冷え予防に効果的なジンジャー、心を落ち着かせるオレンジピールやビタミンCを含むローズヒップをブレンド。ハーブは好みのもので。クセのない麦焼酎に2、3時間漬ける。

2.氷を入れたグラスにハーブ抽出酒:ソーダを2:8の割合でブレンド。好みで凍らせたフルーツなどをIN。

2,3時間置くとこんな色みに
2,3時間置くとこんな色みに

Teacher…植物療法士 菅原あゆみ(すがわら・あゆみ)

〈ネロリハーブ〉オーナー。メディカルハーブを基本としたオリジナルブレンドハーブティーを展開。1人1人の体質や悩みに合わせて、ハーブティーのオンリーワンブレンド(紹介制・要予約)も。

(Hanako1206号掲載/photo : MEGUMI text : Emi Taniguchi)

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