防災袋を作ろう編 防災ポーチには何を入れるの?都市で暮らす女性のための「はじめての防災」 LEARN 2022.03.07

日本のあちこちで起こる地震、そして台風などの災害。“いつか大きな地震や台風が来る”と思ってはいるものの、備えも“いつかやろう”と思ったまま…。そんな人こそ必読の、防災袋を作る具体的なノウハウ、お教えします。今回は防災ポーチに入れるものについて。2月26日(土)発売Hanako1206号「自分を高める、学びの教科書。」よりお届けします。

Q.防災ポーチには何を入れるの?

A.外出先ですぐに必要になりそうな緊急性の高いものを詰め込みます

防災ポーチの目的は、外出先で被災してしまったとき、一時的に自分の身を守ること。いつも持ち歩くことを念頭に置いて、自分にとってのベストサイズを見つけましょう。

「もし半日間、身動きが取れない状況になったら…」と想定して作る。

都市で暮らす女性のためのはじめての防災

被災して、半日くらい身動きの取れない状況というのは、たとえば電車やエレベーターに閉じ込められてしまう以外にも、帰宅が困難になって路上や駅、あるいは一時滞在施設として開放された場所にとどまらざるを得ないようなケースも含まれる。停電・断水が起こったり、トイレが近くになかったり、冷え込みが厳しかったり、起こりうるさまざまなシチュエーションを想像すると、自分が本当に必要なアイテムが見えてくる。

防災ポーチの三カ条

1.必要最低限の備えと考えて、日頃から持ち歩く習慣をつける。

2.コンパクトがベター。ただし自分が安心できることも大事。

3.普段使うものも入れておき、中身を常に把握しておく。

Teacher…冨川万美(とみかわ・まみ)

NPO法人ママプラグ理事。アクティブ防災事業代表。『家族と自分の命をつなぐ最新常識今どき防災バイブル』監修。

(Hanako1206号掲載/photo : MEGUMI, Norio Kidera illustration : naohiga styling : Momoko Miyata text : Ikuko Hyodo)

Videos

Pick Up