多くの人の手によって、変わらない個性と新たな魅力を備えた東北で生き生きと働く、街を愛する人たちにフォーカスしました。 in TOHOKU〈UR都市機構〉が関わった10年。東北で活躍する人たち SUSTAINABLE 2021.10.30PR

UR都市機構は、まちづくりの経験を活かし、東北の復興支援に全力で取り組み続けている組織のひとつだ。
多くの人の手によって、変わらない個性と新たな魅力を備えた東北で生き生きと働く、街を愛する人たちにフォーカスしました。(PR/UR都市機構)

変わらずにある気仙沼の魅力を
おいしさとデザインの力で発信。

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震災を経て新しいこと、やりたいことができる場に。

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水産加工品を製造販売する、1921年創業の〈斉吉商店〉。鼎かなえがうらヶ浦と呼ばれる気仙沼湾を望む丘の上に2018年にオープンした〈鼎・斉吉〉で、店長の斉藤啓志郎さんは魚の買い付けから板場まで任されている。
「10年前は学生だったのですが、東京で催事を手伝い、仙台に戻ってきたときに地震が起こりました」
〈斉吉商店〉は工場や店舗を失うものの、社長と専務を務める両親の言葉で、斉藤さんもすぐに前を向いた。
「良くも悪くも気仙沼の名前を多くの人に覚えてもらえたのだから、絶対に再開する。やってみたかったことを全部やろう、と言われました」
斉藤さんは調理以外に、メニューや広報用の写真撮影も担当。奥さんがデザイナーというのも頼もしい。
「ふわっとした物事を目に見える形にするのが、デザインの役割だと妻とよく話します。ずっとあった気仙沼の魅力を、少しずつ発信できるようになってきたのが嬉しいですね」

一日の始まりは魚市場から。魚の見立てはとにかく経験。

朝7時、気仙沼魚市場での仕入れの様子。水揚げされた魚を見てその日のメニューを考える、楽しくも緊張感のある時間。「季節が変わるにつれ魚が順番に『次は私です』とやって来てくれる。おいしいもののそばにいられるの
は幸せなこと。漁師さんと海に感謝です」
朝7時、気仙沼魚市場での仕入れの様子。水揚げされた魚を見てその日のメニューを考える、楽しくも緊張感のある時間。「季節が変わるにつれ魚が順番に『次は私です』とやって来てくれる。おいしいもののそばにいられるの
は幸せなこと。漁師さんと海に感謝です」

気仙沼の新鮮な地魚を味わえる 〈 斉吉商店 〉直営の和食処。

■宮城県気仙沼市柏崎1-13
■0226-22-0572
■10:30~17:00(食事11:00~14:00、17:00~21:30 昼のコースと夜は要予約)
■火水休

気仙沼市でUR都市機構は、南気仙沼や鹿折(ししおり)地区の整備を進め、2019年に気仙沼大橋が開通。古い橋は見通しが悪く、震災時は橋を渡りきれなかった人もいたが、新しい橋はまっすぐで道幅が広がり、安全な避難が可能に。海沿いエリアへのアクセスも向上。
気仙沼市でUR都市機構は、南気仙沼や鹿折(ししおり)地区の整備を進め、2019年に気仙沼大橋が開通。古い橋は見通しが悪く、震災時は橋を渡りきれなかった人もいたが、新しい橋はまっすぐで道幅が広がり、安全な避難が可能に。海沿いエリアへのアクセスも向上。

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