![](https://img.hanako.tokyo/2020/08/05000323/4a12acd9f4cdd51939876ed2adfd0105-768x359.jpg)
夏の夜は、望遠鏡で天体観測しよう。 新しい趣味に「天体観測」はいかが?初心者にもおすすめ天体望遠鏡&夏の星たち。
気分はそろそろアウトドア!海へ山へと駆け出したい季節がやってきました。でも正直、真正面なアウトドアライフに躊躇してしまう自分もいる。だからちょっとしたアイデアで、0マイルのおうちのなかや、1マイル圏内のご近所でも“アウトドア”を楽しむ「Hanako One-Mile Outdoor Club」を結成!今年の夏は、ロマンチックな気分に浸れる天体観測に没頭してみませんか?そこで今回は初心者におすすめの天体望遠鏡と、夏に見られる星たちをご紹介します。
季節で移ろう星の場所、天体望遠鏡で見つけて。
天体観測は一年を通して楽しめるおうちレジャー。同じ窓から見る星空も、季節によって違って見える。都心でも明るい恒星や、土星・木星などの惑星は十分楽しめるので、アップで見たい!と思ったら、この機会に天体望遠鏡をそろえてみては。
初心者はできるだけ本体が小さくて安定感があり、50〜150倍率のものを選ぶのがおすすめだ。星の動きを見守るもよし、星座にまつわる神話に思いを馳せるもよし。日没から明け方まで続く、夜空のショーを楽しもう。
ちょっといい望遠鏡で星を見る。
1.機能性抜群!簡単操作で星をキャッチ。
![Vixen「天体望遠鏡 ポルタ IIA80Mf」55,000円。 Vixen「天体望遠鏡 ポルタ IIA80Mf」55,000円。](https://img.hanako.tokyo/2020/08/05000857/0d113e56c53f686be376a7ec37158bb2-1-1536x1024.jpg)
自由に動かせる鏡筒、2本の微動ハンドル付きで微調整も簡単。直感的な操作で星がゆっくりと動く様子を観察できる。
■Vixen「天体望遠鏡 ポルタ IIA80Mf」55,000円。
2.初心者におすすめ!高コスパの入門機。
![スコープテック「ラプトル50天体望遠鏡セット」11,000円(税・送料込)。 スコープテック「ラプトル50天体望遠鏡セット」11,000円(税・送料込)。](https://img.hanako.tokyo/2020/08/05000832/109b2e883e9e9b5f3dfe1440756b3212-1-1536x1024.jpg)
総重量1.5kgとコンパクトながら、三脚の安定感は抜群。初心者でも扱いやすく、値段もお手頃。
■スコープテック「ラプトル50天体望遠鏡セット」11,000円(税・送料込)。
3.アプリ操作で星を発見!手軽に始めたい人に。
![Sky Watcher「AZ-GTe+MAK127」73,456円。 Sky Watcher「AZ-GTe+MAK127」73,456円。](https://img.hanako.tokyo/2020/08/05000810/4608a067069f5e9bc97a808743f23b3e-1-1536x1024.jpg)
スマホやタブレットの専用アプリで星の名前を入力すると、本機が動いて星を見つけてくれる便利な自動導入経緯台。
■Sky Watcher「AZ-GTe+MAK127」73,456円。
夜空を見上げて見てみよう!夏の夜空に輝く星たち。
1.今年ならではの「惑星」にも注目!
![惑星 惑星](https://img.hanako.tokyo/2020/08/05000237/0d40a5e4a645fc6b96e767d64ac0878e-2-1536x1024.jpg)
さまざまな惑星が地球に近づく今年は観測の当たり年。望遠鏡を使えば南東の空に木星と土星、明け方には火星が明るく見える。月との共演も楽しめるかも。
2. 7月7日以外も見えます、「天の川」。
![天の川 天の川](https://img.hanako.tokyo/2020/08/05000320/cc925323aa7c180495713a9457c14a0b-1-1536x1024.jpg)
七夕伝説で知られる織姫星(ベガ)と彦星(アルタイル)の間に、川のように流れる無数の星々。郊外など空が暗い場所なら、暗い星・小さな星もよく見える。
3.星が描くトライアングル「夏の大三角」。
![夏の大三角 夏の大三角](https://img.hanako.tokyo/2020/08/05000256/2dbba63b65be5b241a1087c427d95864-1-1536x1024.jpg)
ベガ、アルタイル、デネブの3つの一等星を結んでできる大きな三角形。夏の星座の目印として知られ、8月から9月にかけての午後8時頃に頭の真上に位置する。
Astronomy Leader…成澤広幸(なりさわ・ひろゆき)
![成澤広幸さん 成澤広幸さん](https://img.hanako.tokyo/2020/08/05000332/narisawa-1536x1024.jpg)
星空写真家、映像作家。全国で星空撮影セミナーを開催するほか、YouTubeで天文情報などを公開中。著書に『成澤広幸の星空撮影塾』(双葉社)など。
(Hanako1187号掲載/illustration:WALNUT text:Naomi Haga edit:Hanako Kajiyama, Dai Watarai)