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週に一度だけ営業するカレー店も。 空間もフォトジェニック。【大阪】今、注目のグルメスポットといえば? Food 2019.02.16

大衆食堂に純喫茶、週に一度だけ営業するカレー店まで!今回は、大阪にある懐かしい雰囲気でいただく絶品グルメが人気のお店をご紹介します。

1.アメリカに夢焦がれた店主の情熱がきらめく!〈純喫茶アメリカン〉

きらびやかな世界に突如舞い降りたような感覚。大阪で最も大きな繁華街のひとつながら、どこかレトロな趣のある街、ミナミの千日前に位置する〈純喫茶アメリカン〉。

1階客席フロア。ガラス照明が埋め込まれ、640枚の板を重ね削りだした波打つ木の壁。
1階客席フロア。ガラス照明が埋め込まれ、640枚の板を重ね削りだした波打つ木の壁。

〝純喫茶〞という言葉から想像する、こっくりとした琥珀色の世界とは打って変わり、空間全体がキラキラとした、マジカルな魅力にあふれている。

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ア・ラ・モードならぬプリン・ファッションというメニュー名からもアメリカへのこだわりが。

純喫茶アメリカンのホットケーキ♪
純喫茶アメリカンのホットケーキ♪

口の中いっぱいに広がるバターの風味。そしてしっとりふわふわでパクパク食べてしまえるほどとっても軽い。

ザ・昭和レトロな内装
ザ・昭和レトロな内装

(Hanako1150号掲載/photo : Jun Kozai direction & text : Mitsuharu Yamamura (BOOKLUCK))

2.昭和レトロな雰囲気を併せ持ちつつ、エスニックをはじめとした今風なメニューが魅力!?〈大衆食堂スタンド そのだ〉

心斎橋などの街中からも近く、昔ながらの住宅地でもある谷町六丁目、通称・谷六の〈からほり商店街〉にある。大きな暖簾(のれん)が何よりの目印に。昼酒を楽しむこともできる。

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一度見たら忘れない、暖簾に〈そのだ〉の屋号。電話はなくて予約は不可。平日でも夕方になれば行列必至。並んで待っていると、出てくる人々の笑顔っぷりに期待はどんどん膨らんで、いざ入店。

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コの字カウンターを囲んで座る人はみんな幸せそうで、オーダーの前から心弾む。〈大衆食堂スタンド そのだ〉は今、大阪で最もにぎわう食堂の一軒だ。

定番から季節限定まで、メニューは50種ほどがそろう。14時まではランチも。
定番から季節限定まで、メニューは50種ほどがそろう。14時まではランチも。

名物の牛スジ煮込みを豪快にのせた肉どうふや、パクチーヨダレやっこといったオリジナル料理から、油淋鶏、明太子オムレツ、レバーパテ、担々麺と和洋中を取り混ぜたメニューがずらりと壁に貼り出され、そのすべてが1,000円アンダー。生ビールやハイボールは380円と、いかにも大衆的な料金設定がうれしい。

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柔らかく煮込んだ牛スジとこんにゃく、豆腐の組み合わせは見た目よりもあっさり。「名物 肉どうふ」550円

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花椒が効いて辛さもしっかり。残ったタレに絡めて食べる〆ご飯付き。「汁なしたんたん麺」750円

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ジューシーなメンチカツはオーロラソースで味わう。「名物 メンチカツ」250円

「和洋中を問わずいろんな料理がある大衆食堂って30〜40年前にできた店が多くて、開店当時の店主は30代40代くらいが中心。つまり今の自分たちの年齢と同じくらい。だったら今、僕らが作る大衆食堂は普段の食卓になじんでいるパクチーや辛いもの、エスニック料理がメニューにあるのが自然じゃないかと思って」とオーナーの園田崇匡さん。心くすぐられるメニューが多い理由はそんなところにあった。「コの字のカウンターや暖簾は日本らしい素晴らしい文化だから、マストで考えていました。世界の人にもアピールしたいと思って」。料理も空間も何気ないようでいて、今の空気感をまとわせている加減は絶妙。並んででも入りたい人気の理由はここにあったのだ。

(Hanako1156号掲載/photo : Kunihiro Fukumori text : Mako Yamato)

3.常に進化し続ける週1コラボ。今週のカレーとは一期一会。〈ニッポンカリー 水曜日のオルタナ。〉

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Facebookコミュニティ「口癖はカレー」主宰者であり、大阪スパイスカレーのキーマン・三嶋達也さんが週に一度だけ営業。ミニマムなスパイス使いで、ダシや食材の味わいをしっかり感じさせるカレーは週替わりとの出合いも魅力。

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定番のダシベースのキーマ、オルタナカリーと、アーモンドバターチキンカリーなど今週のカリーのあいがけ。うずらトッピング。

(Hanako1167号掲載/photo : Noriko Yoshimura, Kunihiro Fukumori text : Mako Yamato)

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