tDMA-DSC_77022

パン激戦区! 学芸大学・三軒茶屋を牽引する人気ベーカリー〈TRASPARENTE〉、〈Boulangerie BONNET D’ANE〉のおすすめパンをチェック! Food 2018.10.28

パン好きが行きたい、名シェフが手掛けるとっておきのベーカリーとは?パン激戦区、学芸大学・三軒茶屋を牽引する人気ベーカリー〈TRASPARENTE〉、〈Boulangerie BONNET D’ANE〉のおすすめパンをご紹介します。

1.〈TRASPARENTE〉/学芸大学

DMA-DSC_7766

イタリアのトラットリアでパティスリーのシェフも務めた森シェフ。店は色彩とモダンな形に満ちている。

DMA-DSC_7702

惣菜パンが充実。お客さんもパンもあふれ、山と積まれる。

DMA-DSC_7736

あふれんばかりのパンに交じって、ケーキもラインナップする。

その代表はグラノ。

枝豆とベーコンが入ったグラノ240円(各税込)
枝豆とベーコンが入ったグラノ240円(各税込)

形は曲線的にうねり、枝豆のドットがちりばめられたデザインは確かにイタリアン。ベーコンの旨味と塩が、枝豆の青々しさへ伝染し、噛みごたえある生地はスルメのようにかじりつく快感を生む。仕事帰り、ワインとともに楽しみたい、中目黒的なパン。あるいは、カーニにあるクランベリーの目にしみるピンク。

クランベリー味のカーニ120円
クランベリー味のカーニ120円

アイシングの甘さとクランベリーの酸味が口の中で火花を散らしあい、じんじんさせる。静かにして熱い森シェフにとって、ただスタイリッシュな店だと思われるのは本意ではない。地元密着を目指し、食パンを安価に抑える。国産小麦を使ったプリマベーラ。

国産小麦を使った食パン、プリマベーラ1斤290円
国産小麦を使った食パン、プリマベーラ1斤290円

麦の香りと、ミルクの甘さ、なめらかさという、両立しがたい2つを兼ね備える秀逸な食パンだ。

コンミエーレ240円
コンミエーレ240円

驚きの長さ、はちみつの甘さと、後味に酵母の香り。

(Hanako特別編集『おいしいパンのこと、すべて。』掲載/photo:Keiko Nakajima)

2.〈Boulangerie BONNET D’ANE〉/三軒茶屋

DMA-DSC_2728
DMA-DSC_2732
DMA-DSC_27311
DMA-DSC_2740
DMA-DSC_2727

顔は日本人だが、精神はフランス人。荻原浩さんはそういう人である。「フランス人は香りを重視する人たち。フランスのパンの特徴って香りがあること」。バゲットの皮にあるフランス産小麦の甘い香り。中身からは穀物的ないい風味が鼻へと抜けていく。

これは荻原さんが修業したパリのパン屋のバゲット・トラディションを再現したもの。パリの端っこにあったその店を「パリでいちばんおいしい」と言い、いまだに深く愛している。

バゲットを使って作られるサンドイッチ、ジャンボン・フロマージュ。荻原さんはジャンボン・ド・パリ(パリのハムという意味)によく似たもも肉のハムをわざわざ探して、グリュイエールチーズとともにはさむ。

ジャボンブール400円(各税込)
ジャボンブール400円(各税込)

木いちごのジャムのタルティーヌ。

自家製木いちごのジャムとフレッシュバターのタルティーヌ280円
自家製木いちごのジャムとフレッシュバターのタルティーヌ280円

バゲットに塗られた自家製フランボワーズジャムの情熱的な甘酸っぱい香りとバターの甘さ。「ハマる人が続出しています」と言うとおり、取材時「ジャムだけ売って」と懇願するおばさんに遭遇。

プラリネショコラのタルティーヌ320円
プラリネショコラのタルティーヌ320円

バゲットにプラリネを塗る贅沢。犯罪的なほどすばらしいチョコの香り。

荻原さんのフランス愛は三宿付近をじわじわと浸食しつつある。

ショコラ フランボワーズ250円
ショコラ フランボワーズ250円

チョコとラズベリーのマリアージュにため息。

ダンヌマルク280円
ダンヌマルク280円

ピーカンナッツとメイプルシュガー。

(Hanako特別編集『おいしいパンのこと、すべて。』掲載/photo:Akiko Mizuno,Youichiro Kikuchi)

Videos

Pick Up

夏の風物詩、鵜飼鑑賞を〈星のや京都〉専用の屋形舟「翡翠」で。三味線の生演奏が流れる、1日1組だけの雅な「プライベート鵜飼鑑賞舟」は9月23日まで。忘れられない、 ふたりだけの 夏のバカンス。〈星のや京都〉東京を拠点にする料理家と京都を拠点にするアーティスト、ふたりは数年来の友人。はじめてのふたり旅、選んだ場所は、京都の奥座敷・嵐山。喧騒から離れ、ひっそりとした地で、季節を味わい、いつもとは異なる会話とともに過ごす。Travel 2023.08.31 PR
SP用トップ画像ハナコラボ パートナーが楽しむ、とっておきのホテルステイ実現の理由とは。これからの旅にはホテル提携のクレジットカードがお得! 〈ヒルトン小田原リゾート&スパ〉編。久しぶりに行動制限なしで外出を楽しめる今年は、旅行へのモチベーションが高まっている人も多いのでは。旅で使うお金や日常生活の支払いを一つのクレカにまとめると、ポイントや特典がついてお得に。貯めたポイントを次の旅行でも使えたりするから、クレカ選びは大切。今、旅行好きでコスパや特典重視の人たちにおすすめしたいのは、とっておきのホテルステイを驚くほどお得に実現できてしまうカード。 中でも注目すべきは「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・カード」。料金の上がりがちな週末に世界中のヒルトングループのホテルに一泊無料で宿泊ができる「ウィークエンド無料宿泊特典」などがあり、年会費の元があっという間に取れてしまうと評判です。そこで、旅行好きのハナコラボ パートナーの二人がこのカードを体験してみました。毎日の決済やヒルトンでの滞在などでカードを利用しポイントを貯めている様子や、どんな特典を楽しんだかをリポートします(抽選で100名さまにAmazonギフトコードカード500円分が当たる読者アンケートを実施中。回答は記事の最後から) (PR/ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・カード)Learn 2023.08.31 PR
ヘアメイクアップアーティスト・草葉妙子さん 〈+CEL〉ランドセル〈+CEL〉インタビューvol.3 (後編) ヘアメイクアップアーティスト・草場妙子さんが受け継ぎたいメイクアイテムのケアの仕方。ランドセルブランド〈+CEL〉と子どもたちへ受け継ぎたいものについて話を聞くインタビュー企画。シリーズ3回目に話を伺ったのはヘアメイクアップアーティストの草場妙子さん。前編で受け継ぎたいものとしてあげてくれた「メイクアイテムのケアの仕方」について、どんなことを知っておくといいのか、教えてもらう。そして〈+CEL〉のランドセルもチェック。普段、使用するメイク道具も試供品はほとんど使わず、必ず店頭でみてから購入して選んでいるという草場さん。もの選びにこだわりを持つプロの視点、そして6年間の小学生ママ経験者として、〈+CEL〉のランドセルはどう評価する?Learn 2023.08.17 PR
ヘアメイクアップアーティスト・草葉妙子さん〈+CEL〉インタビューvol.3 (前編) ヘアメイクアップアーティスト・草場妙子さんがみつけた、 子育てと仕事のちょうどいいバランスの取れる場所。日常使いできるナチュラルなメイクと、メイクをすることのシンプルな喜びを教えてくれる、ヘアメイクアップアーティストの草場妙子さん。彼女でなくては、と指名する女優やモデルも数多い。日々撮影を抱え、スケジュールに追われる中でも新しいコスメアイテムの探求にも余念がない(その様子は彼女のインスタグラムでもおなじみ)。仕事にいつも真摯に取り組む一方で、草場さんは家族を愛するひとりの母でもある。 ランドセルブランド〈+CEL〉と一緒に“子どもに受け継ぎたいもの”を訊くインタビュー企画。今回は、今、中学1年生だという娘さんに草場さんが受け継ぎたいものについて、そして草場さんの子育てに対する今の気持ちを訊く。Learn 2023.08.12 PR