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B級グルメの聖地! 有楽町ガード下、人気店3軒の名物グルメとは?【洋食・中華・天ぷら】
B級グルメの聖地といったら、有楽町ガード下。洋食に中華、天ぷら…人気店3軒の愛され続ける名物の一皿をご紹介します。懐かしい味わいは、お腹も心も満たしてくれるはず!
1.〈まんぷく食堂〉の「ポークカツカレー&ナポリ」
![MG_1121_atari MG_1121_atari](https://img.hanako.tokyo/2018/10/23165017/MG_1121_atari.jpg)
昭和30年代に完成した「有楽コンコース」にある名物食堂。天井を見上げれば赤レンガのアーチが顔をのぞかせる。さらに理髪店や質屋などの年期の入った看板や古い映画のポスターを飾り、当時のレトロな雰囲気を醸し出す。メニューは種類豊富で、昔懐かしい洋食が中心。なかでも開店当時からあるナポリタンは、ファンが多い。
![「ポークカツカレー&ナポリ」908円 「ポークカツカレー&ナポリ」908円](https://img.hanako.tokyo/2018/10/23165019/MG_1101_atari.jpg)
カツカレーとナポリタンの最強コラボ。パスタは茹でた後に寝かせることでモチモチの食感に。ほどよい酸味がいい。真っ黒なカレーは竹炭入り。
赤ウインナー入りで、昭和の喫茶店スタイル。店内の壁全面に、美術学校に通うアルバイトの人たちが描いた富士山や桜の絵も一見の価値アリ。
〈まんぷく食堂〉
■東京都千代田区有楽町2-4-1
■03-3211-6001
■12:00(土8:00 、日11:00)~24:00LO(金~ 8:00 、土~ 3:00 ) 無休
■48席/禁煙
2.【閉店情報あり】〈慶楽〉の「上湯炒飯」
![MG_1053_atari MG_1053_atari](https://img.hanako.tokyo/2018/10/23165033/MG_1053_atari.jpg)
池波正太郎、吉行淳之介、井上ひさし、開高健…。食通で知られる文豪たちが足繁く通った広東料理店。メニューは185種類以上あり、目移りしてしまうが、初めて訪れるならまずは看板メニューの「上湯炒飯」を。
![「上湯炒飯」1,130円(税込) 「上湯炒飯」1,130円(税込)](https://img.hanako.tokyo/2018/10/23165035/MG_1024_atari.jpg)
チャーハンに、透き通った鶏出汁スープをかけて、エビをトッピングした一品。ボリューミーだが、飽きのこない上品さで、ペロリと食べられる。
いわゆるスープチャーハンで、創業当時から代々受け継がれている伝統の味。アツアツのスープに浸かっているのに、チャーハンが驚くほどパラパラなのが不思議。スープも最後の一滴まで飲み干せるほどだが、途中で卓上の特製とうがらしを入れて味変しても美味。
〈慶楽〉
■東京都千代田区有楽町1-2-8
■03-3580-0290
■11:30~14:00LO、17:00~21:30LO(土祝~20:30LO) 日休
■130席/分煙
3.〈天米有楽町店〉の「上天丼」
![MG_1003_atari MG_1003_atari](https://img.hanako.tokyo/2018/10/23165044/MG_1003_atari.jpg)
今はなき〈神田天米〉の暖簾分けとして、ガード下に店を構えて66年。ほとんどのお客が注文するのが、昔ながらの江戸前天丼。
![「上天丼」1,450円(夜は1,500円、税込) 「上天丼」1,450円(夜は1,500円、税込)](https://img.hanako.tokyo/2018/10/23165045/MG_0933_atari.jpg)
エビ2本とキスなどの旬の魚介に、エビ入りのかき揚げ、ナスなどの2種の野菜がのった上天丼。季節の小鉢、自家製の漬け物、味噌汁がつく。
香り高い純正ごま油100%で揚げた天ぷらを、長年継ぎ足しのつゆにたっぷりとくぐらせてから提供するため、つゆがよくしみ込み、衣しっとり。噛みしめるたびに、中からほどよい甘さのつゆがジュワッとあふれ出す。石川県産の銘柄米を、羽釡でやや硬めに炊き上げたご飯との相性も抜群。夜は、天丼はもちろん、単品で天ぷらを注文できるのも素敵。
〈天米有楽町店〉
■東京都千代田区有楽町2-1-10
■03-3591-0926
■11:30~14:00、17:00~21:00 日祝休
■20席/喫煙(ランチタイムは禁煙)
(Hanako1165号掲載/photo : Mariko Tosa text : Emi Suzuki)