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今、東京の麺が面白い! 最新の東京麺グルメ!一度は味わいたい美味しい「ユーモア麺」があるお店とは?
東京は麺グルメも最先端!今回は、東京都内にある変わり種の麺料理が絶品のお店をご紹介します。新鮮かつ絶品の麺は必食です!
1.肉料理で知られるシェフが煮干しパスタを考案。〈si.si. 煮干啖〉/日本橋
![W5A3946atari W5A3946atari](https://img.hanako.tokyo/2018/08/W5A3946atari.jpg)
にぼたん。得も言われぬかわいい響きの正体は、煮干しを使ったパスタ。イタリアンなのに、どこか懐かしい和を感じさせる一皿である。考案したのは、熟成肉を供するレストラン〈カルネヤサノマンズ〉などを手がける高山いさ己シェフ。「昨年、肉のソース用に使った煮干しを粉末にしてパスタを作ったら、想像以上においしくてね。使っているのは香川県伊吹島産。味がシャープで臭みがまったくないんです」という。
![「にぼたん」中850円 「にぼたん」中850円](https://img.hanako.tokyo/2018/08/W5A4007atari.jpg)
煮干しのフレークとバター、柚子で作ったソースを絡めた太めのパスタの上にのっているのは、紫タマネギのみじん切りとうずら卵、有明産の海苔、焼豚。「タマネギと柚子の酵素が、煮干しの豊富なタンパク質を分解してくれるんですよ」と、意外や科学的な裏付けも欠かさない。
![煮干しダシにジャガイモのすり流しを加えた「にぼ吸い」200円(各税込)とともに。 煮干しダシにジャガイモのすり流しを加えた「にぼ吸い」200円(各税込)とともに。](https://img.hanako.tokyo/2018/08/W5A3956atari.jpg)
そんな高山シェフが目指すのは、「にぼたん」という料理名の確立。ナポリタンやたらこスパと、にぼたんが肩を並べる日もそう遠くない!?
(Hanako1161号掲載/photo : Yoichi Nagano text : Ai Sakamoto, Kon Inoue)
2.渋谷で40年受け継ぐ香川の味〈麺㐂 やしま 円山町店〉/神泉
![323 323](https://img.hanako.tokyo/2018/01/323.jpg)
香川で80年前に創業し、40年前に祖父の代で渋谷に移店。当時珍しかったうどん専門店は街の人に愛されてきた。
20種以上にも増えた品書きの中には「ミートソースうどん」などの変わり種も。それも、渋谷になじむ店ならでは。
![126 126](https://img.hanako.tokyo/2018/01/126.jpg)
麺は注文のたびに茹でるため、いつでも湯がきたての出来たて。4代目が香川で探し出した「義農味噌」に麦を合わせ、温泉卵とトッピングした「麦みそうどん」は830円(税込)
![げそ天150円。(税込) げそ天150円。(税込)](https://img.hanako.tokyo/2018/01/225.jpg)
丁寧に作るあげ玉で包むように揚げた天ぷらはサクサク。
(Hanako 1123号掲載/photo:Takeharu Hioki, Shinichiro Fujita(vending machine) text:Haruka Koishihara edit:Chiyo Sagae)
3.丸ごとイワシは熱々のほろほろ〈Vinok〉/代々木八幡
![DMA-Vinok-0818 DMA-Vinok-0818](https://img.hanako.tokyo/2017/11/DMA-Vinok-0818.jpg)
オーナーシェフ奥村哲也が考案した「魚やきそば」は、見た目のインパクトからSNSで拡散中だ。
![DMA-Vinok-0800 DMA-Vinok-0800](https://img.hanako.tokyo/2017/11/DMA-Vinok-0800.jpg)
独学の製麺技術による自家製麺は、もっちりとした食感でちょっと甘めのエスニック風味。低温オイルで3時間煮る「イワシのコンフィ」は、骨まで食べられる。がーっと混ぜてレモンをギュッ。摩訶不思議なおいしさがクセに。
(Hanako1146号掲載/photo : Yoko Tajiri text : Miki Konno)