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今年上半期の頑張りに! 特別な日に、ご褒美に食べたい!東京でおすすめの贅沢グルメ3軒
上半期ももうほぼ終わり、頑張った自分を労わりたい今日この頃。そんな時はいつもよりちょっと贅沢グルメを楽しみませんか?女性でも行きやすい焼肉店や寿司屋、伝統ある鰻店など東京の絶品店をご紹介します。
1.【閉店情報あり】【焼肉】完璧な火入れの焼肉を“秘密基地”のカウンター席で。〈焼肉いぐち 中目黒〉/中目黒
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人気焼鳥屋〈中目黒いぐち〉発の焼肉店。店主が丁寧に火を入れてくれて、絶妙な焼き具合の肉を堪能できる。メニューは「おまかせコース」4,980円のみ。
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前菜5種、黒毛和牛の焼肉、季節の野菜、肉鮨という充実の内容。一枚ずつ炭火で丁寧に。部位によってカットの仕方も焼き加減も異なる。その時々でおいしい肉を9種厳選し、「いろんな部位を少しずつ食べられる」と、女性にも評判。タレはスポイトで少量ずつつけ、素材の味を楽しむ。
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肉ずしや、8時間かけて仕込むスープを使ったラーメンやカレー、ストウブでサーブされるガーリックライスなどこだわりの〆も、是非シェアして楽しんで。
(Hanako1143号掲載/photo : Mariko Tosa text : Yasuko Mamiya)
2.【寿司】肩肘張らずに極上の握りを堪能!〈吉野鮨本店〉/日本橋
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1879年、鮨屋台として創業。老舗の風格漂う佇まいだが、気後れすることなかれ。「食べる順番なんて気にせず、好きなように楽しんでほしい」とは、気さくな店主、吉野正敏さん。
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甘すぎないツメをさっとひと塗りした煮穴子や、脂ののった中トロなどの芸術的な握りは、まさに熟練職人のなせるワザ。酒粕赤酢と塩のみで仕上げたシャリが口の中でふわりとほどけ、丁寧に仕込まれたネタと絶妙なおいしさを紡ぎ出す。「にぎりずし( 7 貫+巻物)」¥2,000
(Hanako1130号掲載/photo:Yoko Tajiri text:Mikiko Okai)
3.【鰻】200年継ぎ足した秘伝のタレが決め手のうな重。〈鰻 駒形 前川 本店〉/浅草
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創業は文化・文政のころ。川魚問屋からスタートし、初代が鰻料理店に転じた。駒形橋の建設などで多少移動しているものの、場所はほぼ変わらず。
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「うな重」5,184円(税込)はお新香に吸い物、水菓子が付く。味の要は、200年注ぎ足しているタレ。関東大震災の際は大八車にタレ壺を載せて逃げたというほど代々で守られてきた。素焼きした後に蒸し、タレをつけて焼く鰻は、肉厚で驚くほど繊細。ふわふわな身の旨味を主役に、ふんわりと甘いタレの風味が後を引く。
(Hanako1144号掲載/photo : Shinichi Yokoyama text : Wako Kanashiro)