食べ応え抜群！ パンの範疇を越えた美味しさ…！
人気ベーカリーの調理パン8選 FOOD 2023.10.19

ガリッと一口噛めばジュワッと染み出す、ニンニクがたっぷり効いた明太子の旨みは、まさに背徳の味。大きめにカットして口いっぱいに頰張るのがおすすめだ。クラストが香ばしく厚めに仕上げられた須貝文智シェフ渾身のバゲット。

石臼で自家製粉した小麦粉の生地にバジルペーストを塗り、彩り豊かな野菜（ズッキーニ、赤ピーマン、玉ねぎ、ポテト）をのせて焼き上げる。バジルの爽やかな風味と野菜のシャキシャキとした食感がアクセントに。見た目は、野菜畑をイメージ。

自家製マッシュポテトは、北海道〈斎藤農場〉の有機栽培キタアカリを使い、バターと生クリーム、牛乳で丁寧に仕上げる。マッシュポテトとジューシーホワイトフランクを、北海道産キタノカオリ全粒粉入りのバゲットにサンド。

北海道産小麦4種をブレンドした加水多めの生地に、無塩のカルピス発酵バターをたっぷり塗って、アメリカ産の無添加プロシュートと仏産コンテチーズを挟んだサンド。シンプルでも素材のおいしさで食べ飽きない。

名古屋のパン屋らしさを出せたらという加藤耕平シェフの思いから、ご当地グルメを挟んだコッペパン。パンは生クリームと練乳を使い、しっとりふわっと食感に。まぜそばの麺は、地元のラーメン屋〈あっ晴れ〉の噛みごたえある特注の太麺。自家製の台湾ミンチとマヨネーズ、フライドオニオンで食欲そそる味わいに。

工房見学に行くほど惚れ込んだ岐阜の〈山のハム工房 ゴーバル〉の粗挽き豚ミンチと、調理を担当する松鷹ともみさんの実家で作った野菜をたっぷりと使い、焼きで仕上げたカレーパン。さっくりと軽い口当たり。

一晩寝かせ、旨みのある生地のクラストとゴーダチーズの旨みが、伸びやかでモイスチャーなクラムの味わいと相乗効果を表す。トーストするとさくっと食べられ、若い人からお年寄りまで、幅広く楽しめる。

土台のシートには自社製粉の湘南小麦ふすまを香ばしくローストして20％使用。また、地元の豆腐料理店〈夢心亭〉の甘辛おから味噌をソースに、たっぷりのキャベツとチーズ、マヨネーズを合わせる。キャベツのシャキシャキ感がクセに。