人気パティシエが手がける新メニューとは? 注目シェフ・パティシエ3人から見る最旬スイーツシーンをお届け!
スイーツ好き要マーク!話題のシェフ・パティシエ3人の今にズームイン。和食の名料理人が初のパフェ専門店を手がけたりと、スイーツシーンから目が離せません!
1.国産フルーツでおいしさに磨きをかけた〈MAISON GIVRÉE〉 /神奈川
日本のジェラート界に旋風を巻き起こした江森宏之さん。待望の自店では「アイスケーキに限らず、日本の果物を使ったデザートに力を入れたい」と語る。「鮮度の高いものを作るには、やはり国産素材。100軒以上の農家とのつながりを活かして、コンフィチュールやドリンクの開発、情報発信イベントなども行いたい」。
パティシエ・江森宏之
えもり・ひろゆき/〈ベルグの4月〉、〈グラッシェル〉を経て、今年7月に自身の店をオープン。国内外のコンクールで多数受賞。
2.〈PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI〉では気軽に楽しめる新メニューがスタート。/等々力
今年10月のリニューアルでシックなカウンター席が登場。そこで食べたいのは、新メニューの「ジェラート ア・ラ・モード」。
「パルフェ同様、見た目や味、食感などのリズムを大切にしつつも、より気軽に楽しめる一品です。果物のフレッシュ感を閉じ込めたジェラートと新鮮なフルーツを味わい、体や舌で季節を思い出してもらえたら」と岩柳麻子さん。
次なる新スイーツも構想中なので来年も期待!
パティシエ・岩柳麻子
いわやなぎ・あさこ/染織を学んだ後、独学で菓子作りの技術を身につけ、パティシエへ転身。2015年に、現在のお店をオープン。
3.〈廚 otona くろぎ〉にて作りたてならではの絶妙な食感と味わいを。/御徒町
予約が取れないことで有名な日本料理店〈くろぎ〉のオーナーシェフ、黒木純さん。新店では、パフェという新境地に挑む。「素材のおいしさはもちろん、もっともおいしいタイミングでいただく“作りたての味わい”や、和スイーツらしい季節感を感じてほしい」。
料理人・黒木 純
くろぎ・じゅん/和食の名店で修業を重ね、2010年に〈くろぎ〉のオーナーシェフに就任。今回の新店は、4店舗目の系列店となる。
(Hanako1146号掲載/photo : Kenya Abe text & edit : Eri Tomoi)