繊細な「手和え寿し」に思わず歓声! 京都ならではの美食が堪能できる隠れ家的名店3選

FOOD 2017.10.04

人気寿司店の最新店の「手和え寿し」に名料亭のエスプリが詰まった旬尽くしのお弁当…京都を訪れたらやっぱり味わいたい、和の美味を堪能できる名店をご紹介!

1.アートのように美しい「手和え寿し」を楽しみに。〈AWOMB 祇園八坂〉

八坂神社のほど近く。風情ある石塀小路の町家に誕生した、人気寿司店〈AWOMB〉の最新店。

お店は石畳が敷き詰められた、京都らしい風情漂う石塀小路に。清潔感のある真っ白なオーガニックコットンののれんが目印。
お店は石畳が敷き詰められた、京都らしい風情漂う石塀小路に。清潔感のある真っ白なオーガニックコットンののれんが目印。

お店は石畳が敷き詰められた、京都らしい風情漂う石塀小路に。清潔感のある真っ白なオーガニックコットンののれんが目印。

1階の窓からは日本庭園、2階からは八坂の塔が望める、観光客ならずとも心躍るロケーション。
1階の窓からは日本庭園、2階からは八坂の塔が望める、観光客ならずとも心躍るロケーション。

1階の窓からは日本庭園、2階からは八坂の塔が望める、観光客ならずとも心躍るロケーション。

「手和え寿し」2,970円(税込)。食事メニューはこの一品のみ。
「手和え寿し」2,970円(税込)。食事メニューはこの一品のみ。

新メニューの「手和え寿し」は、愛らしい豆皿に盛り付けられた薬味を含む9種類の具とシャリ、抹茶の錦糸卵、土瓶蒸しがセットに。

薬味を和えて、お好みの具をのせて。思い思いの味を楽しんで。
薬味を和えて、お好みの具をのせて。思い思いの味を楽しんで。

薬味を和えて、お好みの具をのせて。思い思いの味を楽しんで。

具をおばんざいのように味わうもよし、具、錦糸卵をシャリにのせて、ちらし寿司のように楽しむもよし。土瓶蒸しのおだしをかけて、お茶漬けのようにさらりといただくのもOKとアレンジも自在。自分だけのおいしさを追求できるのが楽しい!

お店で使用している器やカトラリーの販売スペースも併設。
お店で使用している器やカトラリーの販売スペースも併設。

お店で使用している器やカトラリーの販売スペースも併設。

2.名料亭のサロン〈無碍山房 Salon de Muge〉でいただく旬尽くしのお弁当&甘味。

無碍山房 Salon de Muge

京都が誇る料亭〈菊乃井〉の味を気軽に味わえる場所をとの思いから、本店のすぐお隣に誕生したサロン。

無碍山房 Salon de Muge

店内はしっとりと落ち着いた雰囲気。

織部焼のタイルを敷き詰めたモダンな数寄屋造りの建物や、桜をはじめ季節の木々が彩る庭など、〈菊乃井〉らしい趣のある空間で、名物の「時雨弁当」が味わえる。

〈菊乃井〉のうま味を閉じ込めた、名物の「時雨弁当」5,000円
〈菊乃井〉のうま味を閉じ込めた、名物の「時雨弁当」5,000円
9月中旬から登場する「秋のパフェ」1,300円。
9月中旬から登場する「秋のパフェ」1,300円。

フレッシュなぶどうや柿、天津甘栗のアイス、シナモン入りの紅茶で炊いたいちじくのコンポート、ローストナッツなど、秋の味覚尽くしの逸品。

喫茶の時間には、オーダー後に練り上げるやわらかな本わらび餅、最高級の宇治抹茶のみを使った濃い抹茶パフェなど、主人の村田吉弘さんが「食べたかった」というオリジナルの甘味が出迎えてくれる。

無碍山房 Salon de Muge

3.えりぬきの素材で調える心尽くしの朝食に感激。〈朝食 喜心〉

朝食 喜心

店は抜け道的な通りに面する。

とろり濃厚な湯葉の向付で始まる朝食は「一飯一汁」とシンプルながら、素材選びや調理に手間を惜しまない姿勢が食べ手の心に響く。

「喜心の朝食」2,500円。汁物は写真の京白味噌の豚汁をはじめ3種類から選べる。〈京都中勢以(なかせい)〉の熟成豚肉を使った豚汁はうま味たっぷり。
「喜心の朝食」2,500円。汁物は写真の京白味噌の豚汁をはじめ3種類から選べる。〈京都中勢以(なかせい)〉の熟成豚肉を使った豚汁はうま味たっぷり。

訪問時間に合わせ炊き始める土鍋ご飯は見事にふっくらツヤツヤ。まずはお米からご飯に変わる頃の「煮えばな」を一口、その後も2、3回に分けて変化してゆく味わいを堪能できる。うるめいわしの丸干しを添えるのは、店を監修する料理家・中なかひがしあつし東篤志さんのご実家〈草喰なかひがし〉譲りのスタイル。

朝食 喜心

カウンター前で調理の様子が見える。

「お抹茶」650円はデミタスカップでカジュアルに味わえる。
「お抹茶」650円はデミタスカップでカジュアルに味わえる。

祇園の路地で極上の朝時間が待っている。

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(Hanako1141号掲載/photo : Noriko Yoshimura, Koichi Higashiya text : Azusa Shimokawa, Aya Honjo, Awa☆Moriko)

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