HOME > 日本酒知りたい
日本酒知りたい
- 日本酒バー ひねもすご主人が料理を担当し、着物姿の女将がカウンターを仕切る。「和装だと箔がつくでしょ」と言うが、やわらかな物言いと親しみやすいキャラは、頼りがいのある姉御肌タイプ。ひとりで訪れる女性客も珍しくない。ずらりと棚に並んだ一升瓶は約60種。メニューは置かず、「ふわっとした好みを言ってもらえれば選びますよ」。にごりも生酒も燗にするのがおすすめで、やさしくふくよかな口当たりもあれば、ガツンとパンチがきいた味に仕上がるものも。
- 居酒屋 火弖ル吉祥寺の日本酒文化をけん引する店〈カイ燗〉のオーナーでもある小倉拓也さん。彼がオープンした大衆酒場がこちら。「もともと大衆酒場が好きで、自分が呑みに行きたい店を作りたくなって」。店内では自家製ボールが主役。これは「キンミヤ焼酎」と「天羽の梅」に+αを加えた自家製サワーで、爽やかな飲み口が好評。メニューもややこしい名前の皿は酒場に不要と、ハムカツやモツ煮込みなど酒場の大定番メニューを厳選。いずれも素材や作り方、盛り付けにもこだわりが詰まっている。日本酒は「玉桜」など。好みを探してもらえる。
- 居酒屋 大槻「デイリーに通いたい居酒屋に、こんな日本酒とこんなワインがあったらいいなと思うラインナップを体現した店」。ご主人の大槻俊也さんがそう考えた店内には、冷でもお燗でもおいしい日本酒と染み入るような自然派のワイン、そして旬の食材を使ったメニューが充実。最近は洋食にハマっているからとトンカツや、菜の花としらすのオムレツなど旬の味覚も織り交ぜたメニューも好評。
- バル 居酒屋 【閉店情報有り】NICCOMIYA高架下に誕生した「煮込み」自慢の秘密基地。「親しみやすく手間ひまかけた味を」と、モツ系の正統派から煮込みハンバーグやアヒージョまで様々な煮込みをそろえる。そのバラエティに富んだ味に合うのが純米酒中心にそろう7種の日本酒。「米の味が生きる純米酒は意外に合わせやすい。味の幅が広いので煮込みはもちろん、米に合う料理なら何でも合います」と店長の遠藤大輔さん。〆には燗酒をダシで割った「DASHI酒」(600円)を。 細い路地をまっすぐ進んだ先に店はある。
- タイ料理 ラコタタイ料理と日本酒!? その意外すぎるマリアージュのきっかけは、店長の三浦剛さんがご近所の日本酒の店で出合った純米酒。「日本もタイも同じ米文化。これならタイ料理にも合う」と確信し、いまや日本酒の品ぞろえは常時30種。おすすめはどぶろくや、米の味がしっかりと楽しめる精米歩合の高い酒。味にインパクトがあるから、味が濃くスパイシーなタイ料理に驚くほどマッチする。女子にはどぶろくで作るカクテルも人気。
- 立ち飲み 折原商店角打ちとは、酒屋さんの一角でお酒を立ち飲みすること。もちろんお酒はすべて販売しているので、気に入ったお酒と出逢うことができたら買って帰るのがスマート。手軽にお酒を楽しめる角打ちを参拝帰りに堪能できるのも深川不動堂ならでは。 角打ち冷酒50㎖ 200円〜、熱燗500円〜。懐かしの駄菓子も販売。
- 居酒屋 伏水酒蔵小路ラーメン店、和食店など個性豊かな8店が軒を連ねる複合施設。伏見の日本酒を提供する〈酒蔵カウンター〉の人気は、17の蔵元の代表的な銘柄をセレクトした利き酒セット。おいしく飲める順番も案内してくれるので、日本酒の多彩で奥深い魅力にはまりそう。
- バル 燻吟 かず家スタイリッシュな空間で、15時から飲める木屋町の隠れ家。44都道府県のえりぬきの地酒を取りそろえ、常時120種以上がスタンバイ。リストもあるが自力で選ぶのは難易度高、なのでまずは「三種飲み比べセット」1,200円を。おまかせでもお好みでもOK。アテはお通しからデザートまで工夫を凝らした自家製燻製が名物で、どれも立派な酒泥棒。 お通しの「超・瞬間燻製」500円。(全て税込)
- バー 日本酒バル ポキ家「詳しいんじゃなくて、ただただ好きなんです日本酒が」と店主のポッキーさん。ほぼ毎月、各地の酒蔵を訪ねて造り手と触れ合い、お酒と土産話をお客さんに持ち帰るというスタイルがハートフル。ほかにも、長野や福島の酒屋から仕入れる関西では手に入りにくいお酒などがラインナップ。アボカド昆布や白カビサラミなど酒呑み好みのアテもいい感じ。
- 寿司 鮨とかみ昼も夜もなかなか予約がとれない大人気店のこだわりはマグロ。寿司の主役はマグロと言い切る板長の小田将太さんは、築地で、その時一番状態のいい本マグロを仕入れて提供する。「マグロを堪能したいならここです。築地で一番勢いのあるマグロ問屋から仕入れているので、日本でも有数のおいしいマグロが食べられるんです。シャリもマグロに合わせていて、塩をたてた赤酢のシャリがトロの甘みを際立たせます。赤身のねっとりとした食感と凝縮された旨味もたまりません」。隠れた人気は、表面がカラメル状でまるでクレームブリュレのような食感の玉子焼き。これを目当ての女性客も多いのだそう。 要予約。
- 居酒屋 高太郎渋谷駅至近ながら、人混みを離れた静かな一画の隠れ家店。カウンターでゆっくり飲める大人の居酒屋。「薫玉ポテトサラダ」は800円。
- 居酒屋 葡呑「いい素材の合わせ方を考え、不必要なことはしない」とオーナーシェフの中湊さんが言い切れるのは、毎日通う葉山の佐島漁港の海の幸を知り尽くしているから。飛び切り新鮮な旬の野菜と魚料理に、主人が長年築いた信頼があるからこそ入荷できる自然派ワイン(数百本のストックあり!)。古の江戸の呑み屋を彷彿させる回廊のある吹き抜け空間も粋です。 旬の間引き大根や「鮫の心臓」1,000円など、知られざる食材を料理に昇華させることでも定評。
- その他日本料理 鍋 あんこう鍋・穴子料理たまる「食べたい日にふらりと寄ってほしいから、予約は取らない」。江戸の粋を料理と態度で貫き通す荒木町の知る人ぞ知る名店。主人の御子柴さんは父の代からの、春夏は穴子、秋冬にあんこう鍋を出すスタイルを崩さない。日々道具の手入れを怠らず、あんこうのさばき、仕込み、調理を一人でこなす。白身魚の昆布〆、あん肝の味噌漬けは比類なき逸品。主人は一見無愛想なようで、礼に厚く人情家。 熟練の技と仕込み時間を要するあんこう鍋を毎日供する店は、東京広しといえどもこの店くらい。あんこう鍋は二人前から注文可。
- うどん 谷や 和「うどん馬鹿」を自称する谷和幸さんは、地元香川の有名店〈もり家〉で修業を積んだ。讃岐うどんの格を上げたい、との熱意を胸に独立。今も勉強中という谷さんのうどん作りが始まるのは毎朝5時から。小麦を練り、生地踏みをし、空気を何層にも含ませる。すると抜群の弾力が生まれ、コシの強い麺が完成。目指すうどんに近づけるため、湯がく水や締める水の状態も調整するという。 うどん専門店〈谷や〉に続き、今年2月開店した和食とうどんの店。
- ダイニングバー salmon & trout「〇〇料理って括られたくない」と、炭水化物は出さない。場所も、銀座でも青山でも、代々木八幡でもなくて、下北沢から15分の代沢の住宅街。それでも連日満員、行きたい人がわんさか。
- バー 居酒屋 沿露目日本酒と肴をバースタイルで楽しめるカウンター酒場。イギリス製のジンとトニックウォーターで作るレモンサワーは上層は炭酸多めで爽快に、飲むほどにジンや果実味が濃くなる。「最後まで飲んで完結する一杯」と店主の大野尚人さん。11月開業の新店では5種のレモンサワーを提供予定。900円。
- バル 天ぷら 蕎麦 EBISU FRY BAR神戸の人気店〈ISOGAMI FRY BAR〉が2016年春に東京進出。「ニューヨークに出店するなら」というテーマの元、モノトーンで統一した都会的な空間に。自慢の天ぷらはスモークチーズと淡路たまねぎ、煮穴子と有馬山椒といった食材の組み合わせを楽しませる創作系が中心。兵庫産の日本酒、カリフォルニアワインなどと合わせてどうぞ。
- 焼肉・ホルモン リトル肉と日本酒6,500円(税込)で乾杯から3時間の飲み放題つき。
- ダイニングバー 立ち飲み 立呑み 8大井町の人気和食ダイニング〈H〉が、店の隣に姉妹店をオープン。地元で100年以上愛される精肉店から仕入れる朝締めホルモンや、築地直送の魚介を用いた和テイストのメニューを用意する。レモン、ゆず、グレープフルーツなど柑橘を使った8サワーや、日本各地のクラフトウイスキーともマリアージュ。スタンディングでも疲れないようにと吟味を重ねて、テーブルの高さを105センチに。壁際に座れるスペースを作るさり気ない心遣いもうれしい。 店名は「∞」から。8の字のように2軒を行き来してという想いも。
- その他西洋料理 29Rôtie日本酒の名店だが、実はワインの品ぞろえもかなりのもの。ぬる燗1合850円~で生ハム3種盛り合わせ1,800円の脂を溶かしながら味わうのが〈29Rôtie〉流。(各税込・サ別) タンドール窯で焼く豪快な肉料理もウリ。ジビエ料理も多数。
- 小料理屋 居酒屋 さいめ店主の嶋田寛元さんが食べて育った地元・埼玉の有機野菜や肉を、繊細な味つけで堪能できる。酒のセレクトは、「滋味深い料理を支えるもの」が基本。結果、日本酒100種前後をメインに、ワイン約3種、クラフトビール3種に絞られた。山本亮平など作家ものの酒器も趣あり。
- 居酒屋 SUGAR Sake&Coffee店に並ぶ日本酒は、燗上がりする西日本のものがずらり。そのセレクトから、店主の佐藤健一さんが吉祥寺〈にほん酒や〉出身という背景が垣間見える。一方で独自路線なのが、中国酒にも力を入れているところ。中国酒と日本酒、どちらにもよく合う、スパイシーなアジアン料理が柱に。
- ワインバー 居酒屋 Le Ginglet料理は和洋の別なくボーダーレスに。合わせる酒は、「ワインと日本酒があれば全方位カバーOK」と、この2本が柱。目指すのは“質の高い酒場”。管理の行き届いたナチュールや通を唸らせる日本酒が、肩肘張らず手頃な価格で楽しめる。
- 居酒屋 醸造科oryzae発酵食品と醸造酒。その奥深き調和を追求した一軒。
Pick Up
Hanako Magazine
最新号No. 1238 2024年10月28日 発売号No.1238 『一生ものインテリア。』今号は1冊を通してインテリアを特集。家を丸ごとリノベーションしなくても、なにか一点インテリアを新しくするだけで、暮らし心地と満足感は大きく変わります。プロが教える名品の魅力やスタイリング術、SNSでブレイクしたあのソファや照明のアレンジ、軽井沢・益子・福岡へ逸品探しの旅に東京ショップ案内、そしてセンスがいい人が布を部屋に取り入れるコツや一生ものの家具のお話も。自分だけの宝物と出合うヒントをたっぷり紹介します。この号の表紙を飾るのは、Snow Manの深澤辰哉さん。単独ではHanako初登場です。特集にあわせて、都内のインテリアショップで家具探しデートをテーマに撮影。オフの日を思わせる肩の力が抜けた深澤さんの素の表情は必見です。RANKING