ハナコラボ日記/前田紀至子のいつかの旅のはなし 第12回 2泊3日をフル活用!やりたいことを全部詰め込んだ、大人のための欲張り香港女子旅。 LEARN 2018.07.08

日々国内外を旅している前田紀至子による、週末旅から長期旅行まで淑女らしく旅を愉しむためのトラベルガイド。今回は香港で、グルメとショッピングを中心にとことん満喫しました。

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高校時代からの親友と突如決めた香港旅。
「憧れのホテルに泊まりたいね」
「だけどできるだけお得に行きたい!」
そんな意見が一致して選んだのは、〈キャセイホリデー〉のダイナミックパッケージ。色々なツアーを見比べたところ、断然選択肢が広くてリーズナブル。しかも航空券と好きなホテルを自由に組み合わせることができる、なんとも痒いところに手が届くパッケージツアー!添乗員は付かないけれど、英語も通じてインフラが整っている香港なら無問題。私たちは少しでもたくさん滞在したかったので、朝の6時35分羽田発のKA397便をチョイス。香港到着時刻は10:40なので、丸々1日遊べるのが嬉しい!

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香港国際空港に到着したら、香港エアポートエクスプレスに乗って九龍駅へ。
〈香港エアポートエクスプレス〉の乗車券も〈キャセイホリデー〉のオプションであらかじめ購入しておいたので、とてもスムーズ。
今回宿泊した〈ザ・ペニンシュラ香港〉は、初めて泊まった時から大好きなホテルなので、再びこちらを訪れることができて、チェックインする前から感無量。

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ペニンシュラホテルで毎度驚くのは、その素晴らしいホスピタリティ。美麗でありながら、どこまでもきめ細やかで、エレガント。客室も優雅さと居心地の良さを兼ね備えているのだから凄い。ウェルカムフルーツやウェルカムティーの一つ一つにも感激しながら、街歩きの準備スタート!

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毎度香港に到着したら、必ず最初に向かうのがペニンシュラ・ホテル内にある印鑑の名店〈タンズ〉。抜群のセンスと技術で彫られる印鑑は、運気も上がると評判で、過去に作ったものもお気に入り。オーダーから完成まで2〜3日要するので、到着してすぐに行くのがおすすめ。

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前回は実印を作ったので、今回は日常的に使えるサイン代わりの判を作ることに。色々なデザインに惹かれて悩んだものの、アメジストのドラゴンに決定。

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この香港旅の隠れテーマは、印鑑のみならず食器や文具などライフスタイルアイテムの制覇。
だからこそ、以前から気になっていた老舗の陶磁器工房〈粤東磁廠〉を目指して、初の九龍湾にも上陸!
こちらは高級ホテルやレストランへの卸売りもしていることで有名で、探せば探すほど素敵な食器がざくざく。ほこりにまみれながら理想のお皿や器を探すのは、まるで宝探し気分。行きづらい場所にはあるけれど食器好きなら行って損はないはず。

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九龍湾帰りには、せっかくだからと九龍湾から乗り換えなしで行ける旺角でも途中下車。〈信和中心〉の10階にあるレコード屋さんで掘り出し物を手に入れたら、移動販売トラックで売られているソフトクリームを食べてリフレッシュ。
〈富豪雪糕車〉はレトロで可愛く、味も抜群だからこそ、見かけたらぜひ食べてみて。

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初日の夜ごはんは、〈麥文記麵家〉で。約五十年の歴史がある麺専門店は、あっさりしているのに癖になる私的香港麺の頂点。上湯雲呑麺が人気だけれど、私は断然蝦子撈麺派。もしも日本にあったら、毎日食べたいくらい!

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食後には〈義順牛奶公司〉に立ち寄って、牛乳プリンをお持ち帰りするのを忘れずに。喉越しの良いとろとろの牛乳プリンを食べながら、ホテルでゆっくりするのは至福の時。

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食べ物がおいしい香港では、暇さえあれば欲張って食べたいからこそ、朝はプールでひと泳ぎ。〈ザ・ペニンシュラ香港〉の宿泊者用プールは、くつろぐもよし、泳ぐもよしのとびきり贅沢な空間。もちろんジムやサウナに水風呂、ジャグジーも完備。

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2日目のランチは中環の〈蓮香樓〉で。実は昨年耳に飛び込んできた蓮香樓売却のニュースに、居ても立ってもいられなくなり、今回の旅を企画したようなもの。朝から夕方にかけて食べられる飲茶もディナーメニューも、共にマイフェイバリットなレストランの一つだから、願わくばこのまま残って欲しいところ。

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香港で必ず買うものの一つが、北角にあるスリッパ屋さん〈英皇拖鞋公司〉。こちらのスリッパは刺繍が繊細で、センスも良く、さらに凄く履きやすいから、周りでもファン多数。私も長年こちらのスリッパを愛用中。作りも良いからお土産にも喜ばれること間違いなし。

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下町の北角散策を満喫したら、駅の隣にある〈強記飯店〉で香港スタイルミルクティーを。暑い屋外と冷房が効いた屋内の寒暖差による疲れを和らげるには、温かい飲み物がぴったり。

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文具好きとしては、香港らしいステーショナリーも欲しかったので、〈新啟達印刷燙金公司〉もチェック。お目当ては、ダブルハピネスの封筒。ちょっとしたメッセージカードやチップを入れるのに便利な予感。

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2日目のディナーは、一度行ってみたかったレストラン〈チャイナ・タン〉を初訪問。ディヴィッド・タン氏のセンスが冴え渡るインテリアは、究極の理想。

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もちろんのメニューのラインナップ、クオリティ共にパーフェクト!絶品の広東料理と、洗練されたシノワズリに夢見心地。当然のごとく、サービスの質も抜群。

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最終日の朝食は、ホテルの〈ザ・ロビー〉で。トラディッショナル・ペニンシュラ・ブレックファーストを頂きながら、ゆっくりと流れる時を堪能。あまりの幸せな気分に、そう遠くない未来、またここに戻ってきたいと強く願わずにはいられない。

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食後には、〈タンズ〉で印鑑をピックアップ。希望通りのフォントや文字のバランスでの仕上がりは、さすがの一言。宝物がまた一つ、これもまた旅の醍醐味。

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結局、九龍湾の〈粤東磁廠〉も再訪。買い足したお箸置きはなんとHK$10(日本円にして約160円)!
帰りのフライト時刻を23時50分にしたから、2泊3日とは思えない余裕のあるステイ。旅先で行き残しを作らないことも、満足度を高めるポイント。

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空港に向かう前には、〈ザ・ペニンシュラ香港〉2階の〈スプリングムーン〉で、香港一と名高いマンゴープリンも。
今回、チェックアウトの際に夜の便だと伝えたところ、「空港に向かう前にシャワーを浴びてはいかがですか?」と嬉しいお心遣いも頂き、どこまでも素晴らしいホテルだと、ただただ感動。

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帰りも九龍駅から香港国際空港の〈香港エアポートエクスプレス〉を利用。九龍駅ではインタウンチェックインで荷物を預けられるので、あとは手ぶらで空港に行くだけ。

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フライト前に、空港の〈クリスタル・ジェイド〉で飲茶を食べたら、いよいよ帰国。楽しみ尽くした香港旅は、まさに文句なしにパーフェクトな大人の女子旅。

早朝便で香港に向かい、深夜便で羽田に帰る2泊3日は、これ以上ない満足度の高さでますます香港が好きになるばかり。香港でのショッピングやグルメも含めて、仲の良い女友達と訪れて欲しい、おすすめのトラベルになったかと思います。120点満点!

今回の旅の場所:香港

好みのフライトとホテルを組み合わせて、やりたいことリストをぎゅぎゅっと詰め込んだ香港旅。
〈キャセイホリデー〉
https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/latest-offers/packages.html
〈ザ・ペニンシュラ香港〉
https://hongkong.peninsula.com/ja/default/

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