
COOL TOKYO!!夏を涼しむ東京ガイド。 Magazine No. 1139 2017年08月10日 発売号
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カフェ ベーカリー ブーランジェリー スドウ須藤さんのお宅では、お店が定休日の日だけ、自宅で食パンを食べる。スドウ家のおいしい食べ方は、ちょっと贅沢な「山食1斤を3枚切りにした“超”厚切りバナナトースト」。作り方は簡単。トーストした山食に、北海道産の無塩発酵バターを厚く切ってのせ、さらにバナナの薄切りをのせて、上からメープルシロップをたっぷりかければできあがり。
待ちに待って手に入れた食パンだから、カロリーなんて気にせず、贅沢に。当日はそのままで、翌日からはトーストして。焼きすぎないよう、さっと高温で焼くのがコツだとか。
東急世田谷線「松陰神社前」駅からすぐ。朝9時のオープンと同時に、甘いデニッシュやボリューム満点のお惣菜系パン、ハード系まで美しいパンが所狭しと並ぶ。行列ができるほどの人気店のため、平日でも午後には売り切れることも多く、早めの来店がオススメ。一番人気の食パンは、朝9時50分と夕方17時30分、1日2回焼き上がる。角食、山食ともに合計88斤分は予約で完売するため、電話と店頭で事前に予約を受け付けている。
カフェ 本と珈琲 梟書茶房神楽坂にある〈かもめブックス〉代表の柳下恭平さんがセレクトした本を書棚から選び、コーヒーを飲みながら過ごせるスペース。100席以上の広い店内は4エリアに分かれている。ひとりで静かに読書にふけるなら、本棚に囲まれた〝図書エリア〟や、学校の図書室を彷彿させる〝アカデミックエリア〟へ。〈ドトールコーヒー〉のコーヒーマイスター・菅野眞博さんによる「梟ブレンド」をサイフォンでじっくりと抽出した一杯を合わせるのがいい。本のタイトルは隠し、紹介文を頼りに選ぶ「シークレットブック」の販売も。
1.「梟ブレンド」500円、「BOOKシフォン プレーン&ストロベリー」700円。2.柳下さん選書の本と、本のテーマに合わせたブレンドがセットの「梟叢書」1,500円。
中華 沖縄料理 琉球チャイニーズ TAMA島味噌で作る冷たい味噌汁に海藻をつけて食べる、沖縄の家庭料理がベース。宮古島の麦味噌と甜麺醤、鰹節をたっぷりと使った濃厚な味噌汁が〈TAMA〉流。キンキンに冷やしてから、海藻のモーイやスーナ、豆腐干糸、オカヒジキなどをジャブジャブと汁につけながらすすって食べる。小気味いい食感があとをひく。1,200円。
イタリアン パスタ NAVIGLIO奥行きのある店の奥にはオープンエアのテラス。そこから見る運河と橋の景色が、修業時代に見たミラノ・ナヴィリオ地区を思わせると店主の池ノ谷昌宏さん。旬の魚介や野菜をふんだんに使ったイタリアンは、シンプルながら火入れや味の加減がピタリと決まって、食の喜びを感じさせてくれる。
1.和牛モモ肉のソテー 粒マスタードソース2,200円。2.食欲をそそられる、厨房に面したL字カウンター。3.自家燻製の真蛸とリンゴのサラダ仕立て1,580円を、イタリアの白ワイングラス700円~と。
カフェ バー fuzkue「ゆっくりする気持ちで来てもらえば、満足度は高いと思いますよ」。来店する人はほぼすべてひとり。平均滞在(読書)時間は2時間半と聞けば、過ごしやすい空間であることが想像できるだろう。ゆるゆると落ち着ける静けさがあり、客同士の目線が重ならないレイアウトだったり、コーヒーだけでなく、おなかがすけば食事もできるしアルコールも豊富。店主の阿久津隆さんが考える「どうすればひとりで居心地よくいられるか」がそこかしこに。家やカフェでは得られない、ここだけに流れる時を味わいに足を運んでみてはいかが。
4.モスコミュール850円(税込)。5.席間がゆったりとられたカウンター席は隣のお客さんが気にならない。会話不可等決まりごとがいくつか。詳細はHPで確認を。fuzkue.com
カフェ ALPHA BETA COFFEE CLUBタップを倒してグラスに注ぐ様子は、一見するとドラフトビールのよう。コーヒー好きの間で人気急上昇中なのが、約16時間かけて水出し抽出したグアテマラ産のコーヒーを窒素ガスと注いだ「ニトロ コールド ブリュー」だ。ホイップクリームのような口当たりの泡となめらかな喉越しは、ひと口で釘づけに! ミルクやガムシロップを加えずとも、ほのかに感じる甘さがある。「注ぎたてはシルキータッチの泡の食感を楽しみ、そのあとでコーヒーのフルーティな部分を味わってください」と、オーナーの大塚ケビンさん。体験したことのないコーヒーの世界へ。
「ニトロ コールド ブリュー」500円。2.ドラフトビールのようにサーバーで注ぐ。ミルクを使う「ニトロ ラテ」500円も。「アボカドトースト」700円(各税込)。トッピングのショウガとゴマが合う! 風が抜ける夕方以降はベンチスタイルの広いテラスがおすすめ。
カフェ 喫茶店 lucite CAFE&BAR夕刻、趣ある日本家屋に灯がともる。ここは芸妓にして江戸小唄の名手、市丸姐さんの旧宅だ。飴色の廊下を抜けて2階へ上がると、目の前は隅田川。行き来する屋形船を川床のような露台から眺めていると花街で遊ぶ旦那衆の気分に。サイフォンで淹れたコーヒーと特製のチーズケーキで夜カフェするもよし、冷えた白ワインとアテで口開けの一杯を楽しむもよし。浴衣で出かけたい一軒。
1.迷羊舎の濃厚チーズケーキとコーヒーのセット1,300円。2.空豆と新玉ねぎのグラタン700円(各税込)。3.ギャラリーとしても不定期営業。
その他アジアンエスニック料理 ベトナム料理 ベトナミングベトナムのつけ麺がこれ。ヌクマムベースの甘めのスープに、パクチーなどのハーブを入れて、ブン(米粉の細麺)をつけながら食べる。年中暑い現地では、流し込む感覚で食べて体の熱を取るそう。ランチタイムは、春巻や豚串などがセットでつく。1,200円(税込)。
ベーカリー ぱん工場 寛食ぱん、丸ぱん、ぶどうぱん、バナナぱん、すべて毎日お届け。店頭販売はないが、忘れられない味を求めて、いまだに買いに来る客も多い。でも丁重に断られるので注意。問い合わせはE-mailでpankoubahiro@p00.itscom.netへ。
インド料理 エリックサウス 東京ガーデンテラス店トマトとタマリンドの酸味が食欲を刺激する、夏限定の冷え冷えのカレー。具は、ほわっと崩れるハモ、トロッと甘いナスのコンビ。ひと口ごとにスパイスがしっかりと香り、生姜や大葉が味をひきしめる。冷たさに誘われ食べ進めると辛みがじわじわと追いかけてくる。800円(税込)。













