誰もが知る御三家ホテルから、文豪から愛された老舗も。 一度は泊まりたい“東京のホテル”4選!記念日や特別な日のプレゼントにおすすめ。 TRAVEL 2020.07.12

プチ贅沢がしたい時も、記念日や誕生日などの特別な日にも。一度は泊まってみたい東京ホテルをチェックしてみませんか?東京「御三家」ホテルから、重要文化財に泊まれるホテルまで。インスタグラマー もろんのんさんの連載コラム「Hanako_Hotelgram」でこれまで紹介した、非日常感を楽しめる4軒をご紹介します。

1.歴史ある“日本の迎賓館”〈帝国ホテル〉

日比谷駅から徒歩1分のこちらのホテルには、大切な人の誕生日や記念日にランチやディナーを贅沢しに来る方も多いそう。到着したのはお昼頃。インペリアルラウンジ 〈アクア〉で限定10食のランチメニュー「BENTO」をお願いしました。四季によって内容が変わるそう。
遠方からこちらを目当てに予約される方もいるというのも納得です。宿泊したお部屋は「デラックスルーム」。アメニティも可愛くてテンションが上がります!

ディナーは地下一階にあるトラディショナルダイニング〈ラ ブラスリー〉へ。オープン時からあるミュシャのタイルに目を引かれます。〈ラ ブラスリー〉では、帝国ホテル伝統のフランス料理を楽しむことができます。大切な記念日や誕生日などに会話が弾むことまちがいないのでオススメです。翌朝は本館1階のオールデイダイニング〈パークサイトダイナー〉で朝食。一点の曇りもない綺麗なパンケーキに心踊りました!

〈帝国ホテル〉
■〒100-8558 東京都千代田区内幸町1-1-1
■03-3504-1111

2.六本木ヒルズに位置する〈グランド ハイアット 東京〉

日曜日の昼過ぎに、ホテルへ到着。まずはスパへ!予約をしていた、5F〈Nagomiスパ アンド フィットネス〉。実は私、しっかりしたスパを国内で体験するのは初めて。ウッドデッキに囲まれた、2人で利用出来る「Nagomiスイート」です。お母様と娘様の親子や、カップルでの利用が多いらしいです。宿泊をするのは、「グランド エグゼクティブ スイート ツイン」。

ディナーはステーキハウス〈オークドア〉にて「アメリカン ビアガーデン」で乾杯!サラダなどの後に出てきたのは、スモークドームのメインフラッター。話し足りなかったので、そのまま〈オークドア〉のバーへ移動。木のぬくもりを感じる店内。スタッフの方もあたたかみのある接客でした。仲がいい友達と来ると気分が盛り上がりそう。ラストオーダーは0:30なので、仕事帰りにこちらのオープンなバーに立ち寄るのも素敵そう。翌朝は少し早起きして〈フレンチ キッチン〉の朝食ビュッフェへ。

■東京都港区六本木6-10-3
■03-4333-1234

3.都庁駅から徒歩1分の〈ハイアット リージェンシー 東京〉

〈ハイアット リージェンシー 東京〉の「アトリウムロビー」の特徴は何と言ってもこちらのシャンデリア。ホテルを象徴するものの一つです。シースルーのエレベーターからだと、写真のようにシャンデリアを上から見下ろすことができます。まるで舞踏会が開催されそうな、素敵なロビー。お部屋は「リージェンシークラブルーム」。シンプルでモダンな日本らしいデザインで、「和」が感じられるお部屋。びっくりしたのは、バスルームの隣にある、扉。なんの扉かなと思い開けてみると、ミニバーやクローゼットが隠れていました。お部屋が広く感じられる造りです。

翌朝は日本料理「佳香」にて和朝食ブッフェ。2018年8月21日にリニューアルされたばかりの〈佳香〉。座敷だった個室はテーブル席にして、着席を楽にしたそうです。朝食メニューも変わってビュッフェスタイルに。こちらの目玉は何と言っても、おひとり様ごとに用意される炊き立ての「釜炊きご飯」です。ブッフェを選んでいる間に、炊きたてのお米がお席に用意されています。

〈スパ&ウェルネス「ジュール」〉では、スパやジムを楽しむことが出来ます。コンセプトは新宿という立地ならではの、ストレスフルな現代の疲れた身体を癒し、エネルギーをチャージできるようにという想いを込めて「ジュール」という店名なのだそう。

〈ハイアット リージェンシー 東京〉
■160-0023 東京都新宿区西新宿2-7-2
■03-3348-1234

4.重要文化財に泊まれる〈東京ステーションホテル〉

2007年から東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事を行って、2012年に完成した際に、リニューアルオープンした東京ステーションホテル。駅舎のうち半分くらいが、ホテルなんだそう。東京タワーより長い廊下。まるで電車の中にいるようなデザインです。ディナーをしに2階のカジュアルバー&カフェ「カメリア」へ。人気のカツサンドは、和牛がとろけるように美味しい!プランの名前と同じの「Marunouchi-Jikan」というカクテルも合わせていただきます。窓の外に、丸の内の明かりがついて見えるのでロマンチックです。

駅舎の工事とともにホテルもリニューアルを行い、2012年に再開業をした際は、客室が58室から150室に増えたそうです。この窓の外側は、国の重要文化財となっていて、国内唯一の「泊まれる重要文化財」なんだそう。

東京駅の丸の内南・北口を出ると見ることができる、駅舎ドームレリーフを一番近くで眺められる場所です。実は、こちらの修復された色は、正確な資料は残っておらず、文章であった内容を想定して色を再現したものなんだそうです。

朝食は、宿泊者限定で食べられるホテル4階の「アトリウム」でモーニングバイキングへ。アトリウムは、駅舎の中央最上階の屋根の部分に位置します。駅舎を支えている100年前の赤レンガが一部むき出しに、なっており「使い続ける文化遺産」を象徴しています。「エッグベネティクト」など、その場で調理してくれる人気料理。東京駅「丸の内南口改札」から徒歩30歩という、東京の中心に位置しつつ100年の歴史を感じる空間でした。

〈東京ステーションホテル〉
■〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1
■TEL 03-5220-1111

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