エコフレンドリーな“サンフランシスコ”のおしゃれライフvol.2 空港で「モフモフ犬」がお出迎え!?地球と人にも優しい〈サンフランシスコ空港〉。 TRAVEL 2020.03.22

日本でも今年の7月からレジ袋の有料化が義務づけられていますね。ヒッピーカルチャーの発信地としてエコに関心が高い人が集まるサンフランシスコでは、レジ袋は2017年から禁止、昨年からプラスチックのストローと国際航空内のペットボトル飲料水が販売禁止に。そんなエコ先進国サンフランシスコの空港では、環境だけじゃなく「人」にも優しい取り組みが!

旅客を癒やす「アニマルセラピー」モフモフ犬が空港をパトロール

サンフランシスコの動物愛護団体と〈サンフランシスコ国際空港〉が協力してはじめた動物支援療法プログラム「wag brigade program」。21頭の訓練された「セラピー犬が、空港利用客の旅疲れを癒やしてくれるサービスです。最近、セラピー豚のLolou(リロウ)ちゃんが加わったことでさらに話題に!(この日は豚のリロウちゃんに会えず…)

この日、空港を巡回していたのはポロネーズの犬種のtzigan(ツィガン)。
この日、空港を巡回していたのはポロネーズの犬種のtzigan(ツィガン)。
白い綿毛のようなモフモフの毛と愛くるしい目で、出会う人すべての心を溶かしていました。ツィガンくんは、子供が大好きだそう。
白い綿毛のようなモフモフの毛と愛くるしい目で、出会う人すべての心を溶かしていました。ツィガンくんは、子供が大好きだそう。
気質と空港への適合性のために訓練されたセラピー犬たちは「Pet Me!(私を撫でて!)」と書かれたベストを着て、空港内を巡回しています。「癒し犬」に会いたい!と、遠回ししてでもこの空港を使う人もいるそうです。
気質と空港への適合性のために訓練されたセラピー犬たちは「Pet Me!(私を撫でて!)」と書かれたベストを着て、空港内を巡回しています。「癒し犬」に会いたい!と、遠回ししてでもこの空港を使う人もいるそうです。
なんと!名刺を持っていたツィガンくん。名刺をくれたあと、疲れたのか少し休んでいました。ツィガンくんのモフモフな身体を撫でただけで、いつの間にか心が癒やされていました。
なんと!名刺を持っていたツィガンくん。名刺をくれたあと、疲れたのか少し休んでいました。ツィガンくんのモフモフな身体を撫でただけで、いつの間にか心が癒やされていました。
インスタのアカウントも持っている!抜かりないツィガンくん。ほかの20頭のセラピー犬と1頭のセラピー豚もインスタのアカウントがそれぞれあるので、ぜひ「wag brigade program」でチェックしてみてください!
インスタのアカウントも持っている!抜かりないツィガンくん。ほかの20頭のセラピー犬と1頭のセラピー豚もインスタのアカウントがそれぞれあるので、ぜひ「wag brigade program」でチェックしてみてください!

トランジットで長い待ち時間も苦にならないヨガスペース

世界で初めて空港内のヨガスペースを設置したサンフランシスコ空港。ヨギーニにはもちろん、ヨガをやったことがないという方がストレッチをするだけでも利用することができるヨガルーム。

写真はサンフランシスコ空港から。大きな鏡があり、ヨガマットも借りることもできるので、フライト前にリラックス、疲労回復ができます。

写真はサンフランシスコ空港から。大きな鏡があり、ヨガマットも借りることもできるので、フライト前にリラックス、疲労回復ができます。
写真はサンフランシスコ空港から。大きな鏡があり、ヨガマットも借りることもできるので、フライト前にリラックス、疲労回復ができます。
セキュリティポイントを抜けたターミナル2に入っていくと、上の看板表示に「Yoga room」と記載が見えてきます。営業時間は午前4時半から午前12時半までと、長いのでぜひ待ち時間が長いときは利用してみてください。
セキュリティポイントを抜けたターミナル2に入っていくと、上の看板表示に「Yoga room」と記載が見えてきます。営業時間は午前4時半から午前12時半までと、長いのでぜひ待ち時間が長いときは利用してみてください。

マイボトルがあれば「給水ステーション」で水がタダ

昨年8月からペットボトル飲料水の販売が禁止になったサンフランシスコ空港。アメリカでも空港初の取り組み!マイボトルを持参するかガラスボトルやアルミニウムのボトルに入った水を購入する必要があります。(ジュースは対象外)

給水ステーションがあるのは保安検査所場を通過したエリアに。マイボトルを持ってきていない人のために、空港の売店でボトルが販売されています。
給水ステーションがあるのは保安検査所場を通過したエリアに。マイボトルを持ってきていない人のために、空港の売店でボトルが販売されています。
ストロー、持ち帰り容器など、使い捨て製品をすでに禁止しているサンフランシスコ空港の環境への取り組みは、今後他の都市や国の見本となって広がっていくことになりそうですね。
ストロー、持ち帰り容器など、使い捨て製品をすでに禁止しているサンフランシスコ空港の環境への取り組みは、今後他の都市や国の見本となって広がっていくことになりそうですね。

プラゴミゼロを目指すだけでなく、人のストレスフリーも目指したアニマルセラピーやヨガルームの設置。地球にも人にも優しい旅の疲れを持ち越さない空港として今後も注目されそう。

協力:サンフランシスコ国際空港 https://www.flysfo.com/jp
サンフランシスコ観光協会 https://www.sftravel.com/about-san-francisco-travel-association

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