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2019.08.31

ハワイ移住者によるローカルハワイ案内。 ハワイ移住してからハマった「アサイボウル」TOP3!【ハワイ通信 Vol.8】

グリーンカードの当選後、念願叶ってハワイに移住した雑誌&書籍編集者の椎名絵里子さんによる、全8回のハワイ通信。観光情報はもちろんですが、普段のハワイでの生活がなんとなく分かる、日々の暮らしの中で見つけたあれこれを、ローカル目線でご紹介。第8回の最終回は、移住してからハマった「アサイボウル」トップ3です。

アサイボウルはベースに使うアサイの違いを知ると面白い!

連載も8回目、最終回になりました。読んでいただきありがとうございます。住んでいるからこそ分かることと、観光にも役立つこと、両方を書くことができたらと進めてきましたが、最終回のトピックは、アサイボウル。

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観光客としてハワイに来ていたときは、それこそアサイボウルブームの真っ只中だったのですが、時折有名店で食べるくらいでした。取材で食べることも多かったですが、そこまで好きではなかったのです。

そんなスタンスでアサイボウルと接していたわたしですが、ハワイで暮らすようになってから日常的に食べるように。特に暑い夏場は身体を冷やすためにもピッタリですし、栄養も摂れるなんて嬉しい限り。

いくつも食べるようになってはじめて、お店によってベースのアサイの味が全く異るのだと気づくようになりました。その違いが面白くて、何軒も何軒もアサイボウルを食べては、ベースに何を使っているの?? と探るのが趣味のようになってきたんです。

すると、約7年もかけてアサイの実の栽培に成功したファームから、残念ながら冷凍のアサイシャーベットをそのまま出しているようなお店まで、、その内容はさまざまだとわかりました。好みにもよるとは思うのですが、これは美味しい!! と太鼓判を押せるお店を今回はご紹介させてください。

ブラジル産アサイを使った本格派!〈ナル・ヘルスバー&カフェ〉。

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アサイはブラジル原産なので、ブラジル産を使うのは当たり前なのですが、冷凍モノではなく、アサイの実を仕入れて使っているのが〈ナル・ヘルスバー&カフェ〉。カイルアとワードにお店があります。なんでも、オーナーさんの持つ特別なコネクションでブラジル現地から直接アサイを仕入れているそうで、それをガラナとバナナ、少しの水と合わせたものがこのお店のベース。深い紫色が特徴です。ガラナは脳をシャッキっとさせる成分が入っているそうで、そう言われてみると、食べた後に気持ちまでリフレッシュするような。

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一番人気は写真右の「ナル・ボウル」($10.25/16ozのMサイズ)。トッピングはベリーとバナナ、某ローカル企業から仕入れる2種類のグラノーラをブレンドして独自に配合したもの、ハワイ島産のオーガニックハチミツ、スーパーフードとして知られるビーポーレン。

写真左の「アラモアナ・ボウル」($5.50/8ozのSサイズ)は、ナル・ボウルからブルーベリーとビーポーレンを引いたもの。このお店の嬉しい点は、味はもちろんなのですが、8ozの小ぶりサイズがあること。女性一人でも軽く食べられると思います。

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お腹をすかせたサーフィン帰りの人に、お腹いっぱいヘルシーなものを食べて欲しいという思いからカイルアでスタートしたお店だけあり、サンドイッチやラップなども用意されていて、それらも評判。ソースをきちんと手作りしていたり、サンドイッチのパンはグルテンフリーだったりと、それぞれの仕入れにこだわりがあることを聞けば頷ける味がそろっています。

オアフ島No.1と呼び声も高い、アサイボウル!〈ウェル+プロパー〉。

もう一つご紹介するのは、ダウンタウンとハレイワにお店を構える〈ウェル+プロパー〉。現在ダウンタウンのお店は週に1回、主に月曜日だけのポップアップ営業。お店の営業情報はインスタグラムで入手する、といったなかなか食べられないレア感もあります。

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タイミングが合わないと食べられないだけに、味への期待とハードルが上がっているのですが、それでも「このお店はオアフで一番!」とお客さんが口々にいうのも納得。

最近、アサイマニアのようになっているわたしは、ここでも店主さんにアサイのあれこれを質問攻め。店主さんが選んだのは、タンバーというブランドが提供する冷凍のオーガニックアサイ。冷凍と聞いただけで、「本当に美味しいの? 他社の冷凍のものは美味しくないけど……」と疑ってしまったのですが、そんなこと思ってごめんなさい!
タンバー社はブラジル産のAグレードの実だけを使って冷凍ペーストを作っているそうで、そこに味の違いがあるそう。他社の冷凍アサイにはAグレードもBグレードも混ぜてペーストにしているものもあるから、と教えていただきました。

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一番人気は「マックナッツ・ボウル」($13.25)。甘さを加えてないタンバー社のオーガニックアサイペーストに、自家製のマックナッツミルク、バナナをブレンド。トッピングはローカカオシロップ、自家製のロー・グラノーラ、自家製マカデミアナッツバターです。

何回「自家製」と書いたかなと思うのですが、こうやって自家製のものを用意するために、一度売り切れると次の日はお店が休みになります。

店主のジェネルさんは、カナダでコールドプレスジュースなどを販売するワゴンを経営されていて、その後ハワイに移住してらした方。オーガニックで栄養価も高いアサイボウルがハワイにはないことに気づき、ご自身で作られることになったそう。グラノーラも卸先を探したそうですが、納得いくものに出会えず、自分でロー・グラノーラを作ることに。そしてハワイ島産のマカデミアナッツからミルクもバターも作るという……。その手間を聞くと、この値段で大丈夫ですか?? と心配になってしまうほどです。

週1回のダウンタウンか、毎日ではないものの定期的に空いているハレイワのお店を訪れるか。チャンスは少ないのですが、ぜひ一度出かけてみてください。店主のジェネルさんがチャーミングなことも手伝って、きっとファンになってしまうと思いますよ。

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唯一のハワイ産アサイを食べられるのはこのファーム!〈カフク・ファームカフェ〉。

取材期間中にアサイの実が売り切れていて、撮影が叶わなかったのですが、ご紹介だけでもしておきたいのは、唯一オアフ島でアサイを栽培している〈カフク・ファーム〉の「アサイボウル」($11)。

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写真はかつてわたしが撮ったものなのですが、資料的に残したものしかなくて……。でも、ご参考までにどうぞ。

自社栽培したアサイに、アップルバナナ、ミックスベリー、ココナツなど自社ファームで採れた新鮮なフルーツと豆乳、アガベで作るベースは鮮やかな紫色。トッピングはアップルバナナとグラノーラ、グラハムクラッカー、リリコイバター。もともとカフクファームを有名にしたのはリリコイバターがガイドブックなどで取り上げられたことがきっかけかなと思いますが、そのリリコイバターが惜しみなくのっています。

カフクファームはエビ屋台で有名な街カフクにあり、決して近いとはいえませんが、トラクターで敷地内を巡るファームツアーなどもあるので、ドライブの途中に立ち寄るのがおすすめです。

いくつも食べ歩いた末にたどり着いた、現状のトップ3はこのお店。それぞれに違った魅力があるので、どれが1位と選べないのですが、この3つがトップなのは変わりありません。かつてカカアコに〈カカアコ・サーフクラブ〉という名店があったのですが、そちらが閉店してしまい、この3つに落ち着きました。

もしまだ食べたことがなかったら、これらのお店のアサイボウルを試してみてください。それから他のお店を食べると、違いがわかって驚愕するかもしれないです。特に冷凍モノとジュースなどで作るアサイボウルは、甘いだけで残念な感じです。もちろん好みの問題もあるとは思うのですが、ここはお節介にすすめさせていただきたいです。ご紹介したのは、いずれもアサイ本来の味を感じられる栄養価にもこだわったアサイボウル、ぜひ一度食べてみてくださいね。

【紹介したお店】
〈ナル・ヘルスバー&カフェ(Nalu Health Bar & Cafe)〉ワード店
■South Shore Market内 1170 Auahi St., Honolulu
■808-597-8871
■9:00〜20:00、金・土〜21:00、日〜18:00
■休みはサウスショアマーケットに準ずる
■サウスショアマーケットの無料駐車場あり

〈ウェル+プロパー(well + proper)〉ダウンタウン店
■918 Smith St. unitA, Honolulu
■808-319-7544
■週1回、主に月曜にポップアップで営業、時間等はインスタグラム @well_n_proper にて確認を
■駐車場:近隣の公共パーキングやストリートパーキングを利用

〈カフク・ファームカフェ(Kahuku Farm Cafe)〉
■56-800 Kamehameha Hwy., Kahuku
■808-628-0639
■11:00〜16:00
■火休
■駐車場:敷地内に無料パーキングあり

Photos:Etsuro Sakaue

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椎名絵里子
椎名絵里子 / 編集者・メディアコーディネーター

「20歳の時に初めて訪れて以来、ハワイの虜に。好きが高じて2017年秋にハワイ移住を叶え、現在は大好きなダイヤモンドヘッドをいつでも見られる丘の上に暮らす。ハワイ関連の雑誌やムックなどを担当する編集者、コーディネーター。Instagram:@eriko__ss_

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