ハワイ移住者によるローカルハワイ案内。 ハワイで買える最旬コスメ7選!次のハワイトリップで要チェック。【ハワイ通信Vol.7】 LEARN 2019.08.25

グリーンカードの当選後、念願叶ってハワイに移住した雑誌&書籍編集者の椎名絵里子さんによる、全8回のハワイ通信。観光情報はもちろんですが、普段のハワイでの生活がなんとなく分かる、日々の暮らしの中で見つけたあれこれを、ローカル目線でご紹介。第7回は、夏におすすめしたいハワイのコスメ事情。

夏におすすめしたい!ハワイで買えるコスメ。

残暑厳しい8月末、いかがお過ごしでしょうか。ハワイは1年中暑い&あたたかいとはいえ、やはり夏は暑く、今年の夏は特に暑いです。

そんな通年南国のハワイで暮らしてそろそろ3年目になるのですが、肌の様子がかなり変わりました。どちらかといえば乾燥もする方だったのに、完全に混合肌というか、皮脂が増えたように思います。シミも増えましたし。これ、本当にツラいところ。

そんな状態なので、夏に使いたいコスメのあれこれは、本当に本当に、試行錯誤しました。技術でいえば日本のコスメは本当に優秀で、30代半ばになって移住したので、日本製品最高! という気持ちも強かったのですが、ハワイで入手できるものでも、あれこれいいものがある! と、最近になってやっと分かってきました。そんなコスメたちを今回は紹介したいと思います。

強い日差しに負けない&環境に優しいUVを。

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ハワイでは2021年から、サンゴを破壊する恐れのある成分が入った日焼け止めの販売・流通が禁止されます。そしてこの頃、ナチュラル系スーパーなどで見るようになったのは、「reef safe」もしくは「reef friendly」といった文字の入った日焼け止め。これらはサンゴに悪影響を与えず、2021年以降も使えるプロダクトと認定されたものなのです。

メイドインハワイのUVで、リーフセーフの代表的な存在は、〈Little Hands Hawaii(リトル・ハンズ・ハワイ)〉のもの。オーガニックのミネラル成分のみを使用したサンスクリーンです。顔と身体用のジャータイプはSPF35で$24/96g(*)。顔用のスティックタイプはSPF40で$20/28g。スティックタイプは硬いテクスチャで正直塗りにくい…と思ったのですが、この硬さが水に入った時に落ちにくく、サーファーさんや思いっきり海で遊ぶにはいいのだそうです。ジャータイプもスティックタイプも水への耐性は80分。

*以降、本文に出てくる価格は購入店でのものになります。

購入場所 〈T Galleria by DFS, Hawaii〉
■330 Royal Hawaiian Ave., Honolulu
■808-931-2700
■9:30〜23:00
■無休

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同じくメイドインハワイかつリーフセーフでおすすめしたいUVは、ハワイ島で作られている〈‘au‘au hawaii(アウアウハワイ)〉の「サンスクリーンスティック」。このブランドは香りがとにかくよく! 成分はすべてナチュラル由来とのことですが、練り香水なのかな? と思うほど。SPF35で$15/17ml。2時間おきの塗り直しが推奨されています。硬めのテクスチャなのでリップとしての使用もおすすめ。海で唇の日焼け止めを忘れがちだと思いますが、とても大切です。ロゼラニやプルメリア、ピカケなどの香りがありますので、お気に入りを選んでみてください。

購入場所〈MUSE by RIMO〉
■2259 Kalakaua Ave. #4A, Honolulu
■808-926-9777
■9:00〜21:00
■無休

シミ対策にハワイの恵みを!

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移住後もっとも驚いたのは、シミの増加でした。UVをちゃんと塗っていなかったツケが顔にも身体にも現れはじめ。。先のUVなどを使うようになったのですが、すでにできてしまったシミ対策に、すがる思いで使い始めたのが〈O'o hawaii(オオ・ハワイ)〉の「ゴールデン・ネクター」($98/40ml)。美容液の類でシミやしわ、たるみを目立たなくさせるというものなのですが、使い始めて、毛穴がキュッとした感じと、肌が明るくなったことを実感できました。こちらのブランドもナチュラル成分のみを使用しています。サンダルウッドのオリエンタルな香りも、「効きそう!」という気分にさせてくれるんです。お値段は少し張りますが、伸びがいいので使用するのは半ポンプくらい。約3カ月使っていますが、まだまだ残っています。

購入場所 〈Island Beauty〉
■T Galleria by DFS, Hawaii内 330 Royal Hawaiian Ave., Honolulu
■808-931-2700
■9:30〜23:00
■無休

汗かきシーズンに欠かせないデオドラントもハワイ産で!

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制汗剤は日本でさまざま売っていますので、しばらく日本製のものを買いだめして使っていたのですが、やっと出会ったプロダクトは〈Natural Aloha(ナチュラル・アロハ)〉のもの、$9.29/57g。ココナツオイルをはじめとするナチュラルでオーガニックな成分しか使われていないのに、その効果は納得ものです。以前からその存在は知っており、日本製の買いだめが切れた際に思い出して購入してみたら、「あれ、わざわざ日本製のものを買わなくていいじゃん!」と気づいたのでした。腋の下は皮膚が薄く、経皮吸収も懸念されることを知り、オーガニックなもので対策できるならそれに越したことはないなぁと思っています。

購入場所〈Down to Earth Kakaako〉
■500 Keawe St., Honolulu
■808-465-2515
■6:30〜22:00
■無休

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パウダータイプがお好みだったら、〈Mamalani(ママラニ)〉のものもいいですよ。オアフ島カイルアで栄養士の資格を持つハワイアンの女性によって作られています。ご自身の出産を経験したことによる身体の変化からデオドラントを学び、製品作りをされたそうです。ほのかなラベンダーの香り、$28/28g。どちらの商品にも通じるのは葛の成分を使っていること。これがデオドラントにいいのかなと思うところです。

購入場所 〈Island Beauty〉
■T Galleria by DFS, Hawaii内 330 Royal Hawaiian Ave., Honolulu
■808-931-2700
■9:30〜23:00
■無休

テカリ対策もしっかりしたい夏にはこれ!

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夏場のお化粧したそばから崩れていく感じ、哀しいですよね。ハワイも同様でして、化粧崩れが気になります。そんなわけで人体実験を重ね、毛穴用の下地も日本での買いだめから脱することができました。現在の愛用品は〈benefit(ベネフィット)〉の「ポアフェッショナル」($13※写真のトライアルサイズ7.5mlの場合)。プロフェッショナルと毛穴のポアをかけたネーミングになっています。使い方はお化粧の下地として、小鼻やほおなどの毛穴が気になるところに加えるだけ。ハワイ産ではないですが、日本未入荷ブランドなのでぜひハワイで試してみてください。

購入場所 〈T Galleria by DFS, Hawaii〉
■330 Royal Hawaiian Ave., Honolulu
■808-931-2700
■9:30〜23:00
■無休

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最後にすみません、「日本で買えるじゃん!」という声がありそうですが、ハワイでのお値段を紹介させてください。きっとご存知の方も多い〈CLARINS(クラランス)〉の「フィックス・メイクアップ」($27/50ml)です。日本では4,000円ほどだと思いますが、このハワイでのお値段、”買い”じゃないでしょうか。先に紹介した下地を使ってからファンデーションを塗り、仕上げにこのフィックスメイクアップと使ってみると、使わなかった日とは大違い! どちらもワイキキにあるDFSで買えるので、セットで入手されてみてはいかがでしょう。

購入場所 〈T Galleria by DFS, Hawaii〉
■330 Royal Hawaiian Ave., Honolulu
■808-931-2700
■9:30〜23:00
■無休

今回は、ハワイで生活する中であれこれ試した、現在の正解となっているコスメを紹介しました! 飲む日焼け止めサプリもご紹介したかったのですが、自分では効果を感じられなかったので見送ることに。。こういった日常でのあれこれは、わたしのインスタグラム @eriko__ss_ でも紹介していますので、もしよかったらフォローしていただけたら嬉しいです。今飲んでいる日焼け止めサプリの効果を感じられた時には、そちらにアップできればと思います。

Photos:Etsuro Sakaue

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