京都でいただく「甘いもん」は格別。 【京都】いま食べたい最旬・和スイーツ5選!創業100年を超える老舗のわらび餅専門カフェも。 FOOD 2020.08.31

京の人々の生活に欠かせないのが「甘いもん」。伝統を踏襲しつつ革新も取り入れ、おいしさと心地よさをまっすぐ追求した甘味は、心と体をゆるりとほどいてくれます。そこで今回は懐かしさと新しさが共存する最旬和スイーツをご紹介。「甘味の最前線」を見てみよう。8月28日(金)発売のHanako「しずかな、京都。」よりお届け。

1.〈種嘉商店〉のあいす最中

〈種嘉商店〉京都

創業72年の最中の卸売店〈種嘉商店〉の、工場に併設する形でオープンした甘味処。滋賀県産羽二重餅米粉と有機ナッツを使った自慢の皮に粒餡やナッツペーストを挟んだ最中は、飽きがこない味わい。リーズナブルさも人気で、地元の人たちの憩いの場に。あいす最中280円。

〈種嘉商店〉
■京都府京都市中京区車屋町通二条下ル仁王門突抜町317
■075-201-3016
■11:00〜17:00 木金土休
■8席/禁煙

2.〈笹屋昌園 CAFE&ATELIER〉の本わらび餅 至高

創業100年を超える老舗〈笹屋昌園〉が、龍安寺本店の隣にオープンしたわらび餅専門のカフェ。高品質な本わらび粉を注文が入ってから練り上げたわらび餅は独特のとろりとした食感。本わらび餅至高御抹茶セット1,850円(税込)。

〈笹屋昌園 CAFE&ATELIER〉
■京都府京都市右京区谷口園町2
■075-463-9480
■10:00〜17:00(16:30LO)火休
■12席/禁煙

3.〈菓子屋のな〉のアントニオとララ

店主は伝統の技術をマスターした上で、独自の菓子を作る名主川千恵さん。餡子玉のアントニオとララ(900円・税込)は、焦がしキャラメル餡とトロピカル餡で洋酒にも合う。和菓子になじみがない人にこそ試してほしい新しい味だ。

〈菓子屋のな〉
■京都府京都市下京区醒ヶ井通万寿寺通角篠屋町751
■12:00〜18:00 日月休
■4席/禁煙

4.〈HOSOO LOUNGE〉のかさね色目のマカロン

西陣織のテキスタイルメゾン〈HOSOO〉の旗艦店に併設されたカフェラウンジ。着物の配色美から着想を得たマカロンは、表裏に合わせた美しい色目で季節を表現する。かさね色目のマカロン各400円。

〈HOSOO LOUNGE〉
■京都府京都市中京区柿本町412 両替町通姉小路下ル
■075-221-8888
■10:30〜18:00(17:30LO)日祝休ほか不定休
■20席/禁煙

5.〈無碍山房 Salon de Muge〉の アイスバー

料亭〈菊乃井〉による甘味処の初の百貨店常設店が〈京都髙島屋〉の地下にオープン。物販スペースにはここでしか購入できない商品も。いちごソルベや抹茶、生姜飴など5種のアイスバー各370円。

〈無碍山房 Salon de Muge〉
■京都府京都市下京区四条通河原町西入ル真町52 京都 髙島屋B1
■075-221-8811
■11:00〜20:00(18:30LO)無休
■10席/禁煙

(Hanako1188号掲載/photo:Yoshiko Watanabe(Kashiya nona), Kunihiro Fukumori, Yoshiki Okamoto text:Ai Kiyabu, Atsuko Suzuki)

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