ズボラ女子でも簡単に作れるレシピが満載! ごちそうすぎる、ステーキ!魚介クリームソースを添えて|~細川芙美の「SIDE-Bクッキング」~
ロケ弁ブランドをはじめ、さまざまなジャンルで活躍をするフードデザイナー・細川芙美さんが、ズボラ女子でもできる簡単レシピを紹介する連載。第47回は、魚介のクリームソースをかけたごちそうステーキを紹介します。
ステーキ肉を焼く前に…
【4】手頃な値段のお肉は、特に下処理を忘れずに!まずは肉の筋に切り込みを入れ、筋の方向に断ち切るように刃先で切り込みを入れたら、両面に塩少々を振って。フライパンは強火で熱し、薄い煙が出てきたらオリーブオイル、肉を入れる。
ひっくり返すのは1度だけ
【5】きれいな焼き色をつけたいなら、ひっくり返すまで肉は触らないこと。強火のまま加熱して1分ほど焼いたらひっくり返し、反対面は30秒焼く。肉を取り出し、アルミホイルに包んで余熱で火を入れて。
味付けは塩!香ばしい焼き目
【6】5のフライパンは洗わず、1の付け合わせ用の野菜を並べるように入れ、両面に焼き色がつくまで焼く。いんげんを先に取り出し、じゃがいもと玉ねぎは端に寄せ、フライパンの手前でスライスしたマッシュルームを炒める。塩・胡椒各少々振ったら、野菜は肉が入ったアルミホイルへ取り出す。
本日のステーキ、クリーミーな魚介ソースでいただきます
【7】フライパンは引き続きそのまま使用。バターを入れて中火にし、シーフードミックスを加えて塩少々振ったらさっと炒め、ほうれん草とパセリを入れる。薄力粉を加えてさっと炒めたら牛乳、白ワインを入れ、よく混ぜてなじまて火をいったん止める。
ここまできたら、こっちのもん!ごちそう目前です
【8】肉と野菜を包んでおいたアルミホイルに出た肉汁とマッシュルームを7のフライパンに移す。生クリームを加えてひと煮立ちさせたら、別のフライパンで表面を再び温めたステーキの真ん中にたっぷりかけ、付け合わせを添える。炊いておいた洋風ライスはしゃもじで切るように混ぜ、うつわに盛り付けたら完成。
いつまでもステーキにご褒美の意味を感じ、祝いごとの度に華々しく仕上げたい。今回は、三十路を迎えた私にむけて作った一皿。20代、よく頑張ったよ私。不器用なときも、がむしゃらなときも、作るときも食べるときも、いつでもおいしいことに対して、ネガティブながらも前向きでいたと思う。これからの30代はほどほどに、そしてステーキを食べられる日が幸せでありますように。そして、そのステーキがまた全く新しいソースと付け合わせに彩られていることを願います。
今回のB面撮影裏側日記
細川芙美誕生日当日の撮影日は、「30代はほどほどにいきたい」とハンモックの上から抱負。頑張りすぎず、頑張る。無理せず、無理する。そんな風にまた1年、歳を重ねていきたいです!
A面、B面女子とは…?
料理ライフを楽しむキラキラA面女子(SIDE-A)がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい!」のが本音。そんなB面女子(SIDE-B)の願望を叶える簡単レシピを紹介する本連載。Hanako誌面の連載「SIDE-B COOKING」と連動中!Hanako.tokyoのWEB連載、instagramと合わせてパラレル女子のA&B面をチェックして!