2022年のバレンタイントレンドは進化系サステナブル! 〈渋谷スクランブルスクエア〉で買えるウェルビーイングなチョコレート5選。

LEARN 2022.02.10

もうすぐやってくるバレンタイン。チョコレートジャーナリストの市川歩美さんによると、今年は作り手の意思を感じながら心も体も満たすことができる進化系サステナブル“ウェルビーイングなチョコレート”がトレンドなんだとか。今回は〈渋谷スクランブルスクエア〉で買えるウェルビーイングなチョコレートを5つピックアップしてご紹介します。

〈JEAN-MICHEL MORTREAU〉の「パニエ・ドゥ・ショコラ -プティ・ ドゥスール-」。

最初にご紹介するのは、オーガニック認証を受けた〈JEAN-MICHEL MORTREAU(ジャン=ミッシェル・モルトロー)〉のファームトゥショコラ。〈渋谷スクランブルスクエア〉では、期間限定のポップアップスペース「Space1」に2月14日(月)まで出店しています。

「小さなお菓子」を意味する「パニエ・ドゥ・ショコラ -プティ・ ドゥスール-」は、ショコラのカゴをイメージしたボックスに、リキュールの風味とカカオのマリアージュを愉しむことができるショコラを詰め合わせています。
毎年異なる個性を楽しむことができるドミニカ共和国のエデン農園のカカオと、ショコラティエが厳選したオーガニックのヘーゼルナッツ、ガナッシュも美味。リキュールも〈JEAN-MICHEL MORTREAU〉がこよなく愛する蒸留酒を使用しています。コーヒーや紅茶のお供だけでなく、ウィスキーやワインなどと合わせたくなる、大人な味わいが魅力的なボンボンショコラでした。

さらにショコラと相性のよいフランス・ゲランド産の塩も使用。栽培する人、作る人、食べる人にショコラを通して幸せを届けたい、ショコラティエの想いが詰まった一箱です。

〈nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO〉の「Urban Desing Collection 6個入」。

続いてご紹介するのは、1階〈TOKYU Foodshow EDGE〉の「Event Stage 1」に2月14日(月)までの期間限定で出店している日本橋のBean to Bar手法によるチョコレート専門店〈nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO(ネルクラフトチョコレートトーキョー)〉の「Urban Desing Collection 6個入」。「手しごと」と「日本らしさ」をコンセプトにシェフ・ショコラティエの村田氏が自ら生産地に赴き、生産者と共に選び抜いたこだわりのカカオ豆や原料を使用しています。

「Urban Desing Collection 6個入」は、〈TOKYU Foodshow EDGE〉限定の「桃と杏」「青森カシス」のほか「丹波黒豆きなこ」など、日本全国の選りすぐりの素材で丁寧に仕立てたボンボンショコラを詰め合わせています。芳しい梅の香りが鼻孔をくすぐり、梅酒の甘酸っぱさが口の中でとろける「熱海梅酒」など、日本独特の素材が持つ力を引き立てるようなチョコレートづくりが印象的でした。

〈ガートココア〉の「エディブルフラワーチョコレート」。

見た目の華やかさに心躍らされるのが、2018年にタイ・バンコクにオープンしたビーントゥーバーチョコレートメーカー〈ガートココア〉の3種の「エディブルフラワーチョコレート」。ちなみにこちらは佐藤美歩シェフが新しく立ち上げたペイストリーショップブランド〈mills(ミルズ)〉と〈ガートココア〉のコラボレーション商品になっています。

今回いただいた「ローズレッドベリー」1枚2,268円は、タイ産カカオを使用した板チョコレートにエディブルフラワーのローズやドライフルーツなどを合わせた1枚。ビターで香り高いチョコレートに、クランベリーの甘酸っぱさ、乾燥したエディブルフラワーの食感が新鮮。ローズオイルやアールグレイの香りも豊かで、目にも口にも華やかなチョコレートでした。

〈THE SHOP〉の 「ハルチョコレート 」。

4つ目にご紹介するのは〈渋谷スクランブルスクエア〉の8階、"最適と暮らす"というビジョンを掲げ、あらゆるジャンルにおいてこれぞ定番と呼べるものだけを世界中から集める〈THE SHOP〉が届ける「ハルチョコレート 」。こちらは大分県中津市で、カカオ豆からチョコレートになるまでの全行程を一貫して行う「Bean to Bar」のクラフトチョコレートです。

コロンビア産、エクアドル産のカカオを使用した「ハイカカオ」の他「紅茶」「珈琲」「塩キャラメル」「ミルク」などを展開。今回いただいた「ハルチョコレート 塩キャラメル」は、焦がしキャラメルとミルクでこっくり仕上げ、大分県の海塩天日塩をアクセントに加えています。粒子をあえて粗く仕上げることで、チョコレートのおいしさを引き出しているそうで、シャリシャリとした食感が印象的です。香ばしく華やかなキャラメルの味わいが感じられつつ、甘さや脂肪分は控えめのようで、後味スッキリといただけました。こちらは3月ごろまで販売が予定されているそうなので、バレンタイン後もぜひ。

〈haishop〉の「Divineフェアトレード」。

最後にご紹介するのは〈渋谷スクランブルスクエア〉14階に位置する、社会的な課題の解決を目指すおみやげショップ〈haishop(ハイショップ)〉が届ける「Divine(ディバイン)フェアトレード 」。ドイツのディバイン社は、フェアトレードの理念に従って運営されており、株式の44%はカカオ生産者組合が所有し、会社の利益は農民グループの意見によって用途が決められ、地域の発展のために使われています。生産者自身が会社の経営に加わることで、現地の人々の手により充実した地域社会を築き、人々が貧困から抜け出し、さらに質の良いカカオを育てることへとつなげているSDGsにも配慮した会社です。

ガーナの小規模農家の協同組合「クアパ・ココ」のフェアトレードカカオを使用した「Divine(ディバイン)フェアトレード 」のフレーバーはなんと12種類!今回いただいた35gの小さいサイズも6種類展開しています。国際フェアトレード認証のついたチョコレートで、これだけユニークなフレーバーが多く取り揃えられているのは珍しいそう。
ドイツのメーカーということもあり、味わいは全体的に濃厚でしっかりとした甘さのため、欧米で市販されているチョコレートが好きな人におすすめしたいところ。リーズナブルで持ち運びやすいパッケージも魅力的ですね。こちらはバレンタイン限定品ではなく、通年販売されています。

渋谷スクランブルスクエア バレンタイン

適正価格でカカオが取引されるフェアトレードやオーガニック素材にこだわった環境にも体にもやさしいチョコレート、そして低糖やヴィ ーガンなど、さまざまな嗜好の方がチョコレートを楽しめるようになってきた近年。今年のバレンタインは、おいしいだけでなく、環境への配慮、自分や贈る相手も気持ちの良いウェルビーイングなチョコレートを選んでみては?

〈渋谷スクランブルスクエア〉
公式サイト

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