1150号『LOCKER ROOM』はみだしレポート 【カーリング 両角公佑選手】氷上をブラシでゴシゴシ。 五輪出場選手でも筋肉痛に!? LEARN 2018.02.14

Hanako本誌の人気連載「LOCKER ROOM」で紹介しきれなかった写真&こぼれネタをご紹介。今回は1150号から、カーリング界の人気者・両角公佑選手。前回のアイスホッケー・羽刕 銘選手はこちら。連載トップはこちら

 

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『Hanako』の取材が行われたのは、12月に開催された『軽井沢国際カーリング選手権大会』の試合後。インタビュールームにオジャマすると、ドリンクディスペンサーで飲み物を注ぐ両角選手を発見。本誌スタッフに気づくと、「何か飲まれますか?」と、試合後のお疲れの中にも関わらず気配り全開。インタビュー前には、「飲みながらでもいいですか。申し訳ないです」と、こちらに確認。紳士的な対応にもズキュンです♡

試合中、ストーンの進行方向の氷をブラシでゴシゴシと掃く。その激しい動きを見て、ふと“筋肉痛にはならないのだろうか…”と、素人感覚の疑問が湧き、失礼を承知で聞いてみると「なりますよ!」と即答。「1ヶ月ぶりぐらいに試合をすると、腕とか筋肉痛ですね(笑)」と、競技のウラ話を教えてくれました。

カーリング観戦の楽しみ方についても話してくれた両角選手。「試合は2時間半~3時間ぐらいの長丁場なので、見ていて退屈になることもあると思うんですけど…。見ながら、『次はこのストーンをはじき出すのかな』と予想したり、予想と違ったら『はじき出さないのかよぉー!』なんて言いながら、自由に見てもらえたらいいかなって。カーリングの盛んなカナダなどでは、平日の昼間、おじいちゃんやおばあちゃんたちがシニアリーグでカーリングをやっているんです。そういう年配の人たちが、週末になると、世界のトップチームが出ているような大会を観戦する。カーリング場の2階にはバーがあったりするので、みんなでワイワイ飲みながら、観戦を楽しまれているんです。例えば、プロ野球なんかでも、生ビールを飲みながら見ていますよね。そんな感覚で見てもらって、試合終盤の派手な場面で盛り上がってもらえればいいかなと思います」
 
熱っぽく、楽しそうに話す姿から、“心底カーリングが好き”という気持ちが伝わってくる。その笑顔、めちゃめちゃ眩しかったです!

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Birthday 1988/7/27
Blood type O
Height 165cm
Birthplace NAGANO

もろずみ・こうすけ/ポジションはリード。小6のとき、兄・友佑の影響で競技を始める。2016年の世界選手権ではチームの4位に貢献。17年4月の世界選手権で7位に入り、前年の成績との合計ポイントにより、平昌五輪出場権を獲得した。

photo:Yasunori Yamamoto(GIG)
text&edit:Naoko Sekikawa

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