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夏子の大冒険 〜美術館をめぐる旅〜 幸せをよぶ、明治神宮ミュージアムへ。『神様、お願い』編 Learn 2022.01.05

あけまして、おめでとうございます。新年一発目の舞台は明治神宮の中にある〈明治神宮ミュージアム〉へ。明治天皇と昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)にまつわる御品々や、境内で行われている神事の様子など、たくさんの“御宝物” を鑑賞してきました。

駅前の大鳥居を越えて。

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ひとたび境内に足を踏み入れると、都会の喧騒を忘れ、体感温度は2度くらい下がり、霊感がない私でも何かを感じる場所。私にとっての明治神宮は、都内屈指のパワースポットです。そんな明治神宮の参道から見えるなにやら立派な建築を、隈研吾さんの建築とも知らずに、いつも横目で通り過ぎていました。「ここが、ミュージアムだったんだ!」と興奮しながら、今回もはじまり、はじまり~!

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「神様、お願い」

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年末は、“来年の抱負”を語らなければだし、新年を迎えれば、“今年の目標”を宣言しなくてはいけないので、毎年、年越しの前後は少し気重である。それでも「良いお年を」と告げて別れる時は、また次に会う日が楽しみになるし、「あけまして、おめでとう」と言う時はなんだか清々しい。

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初詣は人が多いし寒いしで正直、億劫派なのだけど、原宿駅の普段開かない側のホームに降り立ち、近道して明治神宮へ向かうのは、特別感があってすごく好きだった。

※原宿駅のリニューアルにともない、初詣期間に設けられていた「臨時改札」は終了しています。
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神様の前で今年最初のご挨拶をするとき、あんなに気重だった “今年の目標“ をひとりでに語っている。行列に並んでいる間に考えておけばいいのに、順番が来て、焦って出てくる抱負やお願いごと。全部まとめて、これが自分なんだなと思う。

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そんな毎年だけど、今年はすでに唱えることは決まっている。お願い事は口に出したら叶わないなんて言うけど、幼稚園ではキリスト様に手を合わせ、散歩のたびに神社に寄っている私の神様の心はそんなに狭くないはずだから、言っちゃおう。

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朗らかな人間になりたい。

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“心にこだわりがなく、晴れ晴れとして明るいさま”。

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心に妙なこだわりだらけの私にとって、なかなかハードルが高いけれど、「朗らか」という言葉の語感がなんとも気に入った。現に、こだわりの陰りを感じたら、「朗らか、朗らかっ」と唱えている。するとそう、晴れ晴れとした気分になれるのだ。だから神様、今年は、どうか朗らかな人間に成長できるように見守っていてください。

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今回訪れたのは…〈明治神宮ミュージアム〉

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展示品もさることながら、隈さんの建築は非常にアートでした。いつも通っていた参道が、ガラス一枚を隔てると、まったく違う景色に見えるのです。2階のロビーから境内の木々をゆったりと眺めているだけで朗らかな気分にさせてくれました。神様にお願いごとをした後には、ここで、ほっと一息つくのがこれからの私の定番になりそうです。

杜と調和するような穏やかな勾配の屋根がお気に入り。
杜と調和するような穏やかな勾配の屋根がお気に入り。
1階の「杜の展示室」では、明治神宮の歴史や日々の営みが展示されています。
1階の「杜の展示室」では、明治神宮の歴史や日々の営みが展示されています。
2階の「宝物展示室」には、明治天皇と昭憲皇太后がお乗りになった馬車「六頭曳儀装車」も。
2階の「宝物展示室」には、明治天皇と昭憲皇太后がお乗りになった馬車「六頭曳儀装車」も。

〈明治神宮ミュージアム〉

■東京都渋谷区代々木神園町1-1
■03‐3379‐5875
■10:00~16:30
■木休
■1,000円

photo : Yumi Hosomi

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