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ネクストブームは「ローチョコレート」!? ヘルシー感度の高いパリの最旬スーパーフード!「ローチョコレート」を楽しむならここ。
ビオやローフードが浸透し、ヘルシー感度の高いパリでいま注目を集めているのが「ローチョコレート」。加熱しないことで、マグネシウムや鉄分、ポリフェノールなどカカオの豊富な栄養素を摂取でき、さらに抗酸化作用も期待!そんな最旬ヘルシーフードを楽しむなら訪れたい2軒をHanako『チョコレートの幸せいろいろ。』「今、パリで話題のローチョコレートって?」よりお届け。
パリの街中についに現れた、メイド・イン・フランスのローチョコ〈Rrraw Cacao Factory〉/ソンティエ
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1970年代にアメリカ西海岸で作られはじめたといわれるローチョコレートだが、フランスではフレデリック・マール氏が8年ほど前から始め、昨年、パリに工房とブティックをオープン。
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フレデリック・マール氏。
工房の様子がガラス越しに見えるブティックには、蜂蜜やハーブを混ぜたトリュフ、カカオ含有量100%のタブレットも並ぶ。ウェブサイトでも積極的にローチョコレートの販売を行っている。「朝、フルーツとローチョコを一口。カカオの力を体感できますよ」とマール氏。
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オリジナル・ローチョコレート。見た目は普通のチョコと変わらないが、製法と栄養価に大差あり!
ローチョコはこうして作られる!
1.黒くないのがローチョコのカカオ。
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ペルーの生産者から工房に直接届く、発酵・乾燥させただけのカカオ豆。焙煎を施してから届く通常のカカオのように黒くなく、生アーモンドのような茶褐色が特徴。
2.薄皮の中の粒が、カカオニブ。
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乾燥させたカカオ豆の外皮を取り除くと現れる胚乳部分、カカオニブ。ここでも焙煎はせず、そのまま生の状態で磨砕の工程へと進んでいく。
3.金属歯を使わず数日かけて磨砕。
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カカオの成分の約50%は油分=カカオバター。このカカオバターを含むカカオニブをまるごと磨砕器の中で2~6日間かけゆっくり回転させ、ペースト状に。
4.滑らかなローチョコのペースト!
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37.2℃以上にならないように温度調整し、滑らかなペースト状になったカカオニブ。赤砂糖や蜂蜜など、レシピにより異なる材料を加える段階に。
〈Rrraw Cacao Factory(ロー・カカオ・ファクトリー)〉
店内には試食のできる商品も多数そろえる。
■8 rue de Mulhouse, 75002 Paris
■+33-1-45-08-84-04
■12:00~19:00 日月休
■www.rrraw.fr
朝から夜までパリジェンヌが集うお洒落なヴィーガンカフェ〈Wild & The Moon〉/マレ
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オーガニック&ヴェジのみならず、ヴィーガン(乳製品や卵も摂らない菜食主義)も掲げるカフェレストラン。だがヴィーガンでなくともランチや午後のティータイムに利用するパリジェンヌに人気なのが、ローチョコ使用の自家製ショコラドリンク、チョコ風味のデザート各種。
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ナッツやフルーツと合わせたエネルギッシュなおいしさが人気の秘訣。
〈Wild & The Moon (ワイルド・アンド・ザ・ムーン)〉
2016年オープン。
■55 rue Charlot, 75003 Paris
■8:00(土日9:00)~22:30 無休
■30席/禁煙
■www.wildandthemoon.com
Hanako『チョコレートの幸せいろいろ。』特集では、を多数ご紹介しています。
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〈Rrraw Cacao Factory〉P86~87掲載
〈Wild & The Moon〉P87掲載