〈蜂大咖啡〉自慢の香港スイーツ。左から、ウォールナッツクッキー20元、ひよこケーキ15元、あわびケーキ20元。

秘密の台湾【REPORT #06】 【台北】創業65年の老舗喫茶店〈蜂大咖啡 (フォンダコーヒー) 〉へ。お土産に香港式スイーツを。 Learn 2021.06.03

映画館やショップが並ぶ若者の街、台北の西門。にぎやかな場所にありながら、静かな佇まいを持つ喫茶店がある。台北を代表する喫茶店といえばここ〈蜂大咖啡(フォンダコーヒー)〉です。本誌連載『秘密の台湾』よりお届け。

「台北でのんびり朝食を取りたいならここ」と毛さんとアーロンさんが案内してくれたのが西門の〈蜂大咖啡(フォンダコーヒー)〉。トーストなどの朝食セットと香り高いコーヒーで素敵な朝を迎えることができる。創業して65年の〈蜂大咖啡〉は台北のランドマーク的なお店となっている。初代は養蜂家で、その後、コーヒー店を営むことになった時に「蜂」の字をお店の名前につけた。

店頭にPROBAT社の焙煎機が置かれ、コーヒーの香り
が店内を包み込む。オーナー自ら焙煎をする。
店頭にPROBAT社の焙煎機が置かれ、コーヒーの香り
が店内を包み込む。オーナー自ら焙煎をする。

二代目の曹(そう)さんは台北市交響楽団のフレンチホルンの首席奏者、奥様はチェロ奏者だったという華麗な経歴を持っている。彼は店内で使用するお皿、テイクアウトのバッグなどのために店名とコーヒーの道具をあしらったオリジナルのデザインを作成し、ブランドイメージを作り上げた。

コーヒーのかぐわしい香りでお客様をお出迎え
コーヒーのかぐわしい香りでお客様をお出迎え
〈蜂大咖啡(フォンダコーヒー)〉

コーヒーは人気の阿里山など7種の豆をブレンドした自家焙煎。〈蜂大〉の豆を買いに来るファンも多いほどだ。毎朝、曹さんがコーヒーを焙煎する。オリジナルの焙煎以外にも、日本から持ってきた水出しコーヒーのマシンが置かれて、ポツポツと落とされたコーヒーを使ったアイスコーヒーもおすすめだ。

〈蜂大咖啡〉自慢の香港スイーツ。左から、ウォールナッツクッキー20元、ひよこケーキ15元、あわびケーキ20元。
〈蜂大咖啡〉自慢の香港スイーツ。左から、ウォールナッツクッキー20元、ひよこケーキ15元、あわびケーキ20元。
ガラスポットに入っているのが評判の香港クッキー。台北人の人気のおやつでもある。店頭で販売されている。
ガラスポットに入っているのが評判の香港クッキー。台北人の人気のおやつでもある。店頭で販売されている。

〈蜂大〉のモーニングセットに加えて、香港式のクッキーもここの名物になっている。店頭でクッキーを買って、店内でコーヒーを飲むことをルーティンにする常連さんも多い。

〈蜂大咖啡(フォンダコーヒー)〉

〈蜂大咖啡(フォンダコーヒー)〉

創業65年の老舗喫茶店。店頭に置かれた香港式のスイーツは、お土産としても親しまれている。
■台北市萬華區成都路42號
■02-2331-6110
■8:00~22:00 無休
■70席

Navigators

〈蜂大咖啡(フォンダコーヒー)〉

◆アーロン/〈時常在這裡〉のシェフパティシエ。食材本来の味が楽しめるスイーツが好き。幸せな気分になれるスイーツを作りたい。

◆毛家駿(マオ ジャジュンアーロン)/空間デザイナー兼カフェ〈時常在這裡(スーツァンザイザーリー)〉店主。台湾と日本を中心に実用的なものを探している。

(Hanako1197号掲載/photo : teikoukei text : phoebe wang coordination : Chen Tsuiwen produce : Hanako.taiwan)

Pick Up

YUNO TAKEMURA PinterestヘアメイクアーティストYUNO TAKEMURAさんがPinterestを使う理由。ヘアメイクアーティストとしてサロンワークを中心に活動するYUNO TAKEMURAさん。私生活では、ヨガを取り入れるなど、充実したライフスタイルに憧れるフォロワーも数知れず。そんなパワフルな彼女の好奇心を日々育んでいるのがビジュアル検索ブラットフォーム。 「ブログやSNSが流行り出したのが学生時代。自然と昔からアウトプットやインプットができるツールに触れてきました。そのうちに、ピンタレストも使うようになり、気がつけば8年目。“五感派”の私にとって、すぐに言語化できない段階の感情や脳内のイメージをビジュアルによって整理してくれるピンタレストはとても便利です」 2021年に独立し、フリーになった彼女。同時にプロダクトブランド〈HOPE〉をローンチしたり、結婚披露宴のコーディネートもはじめ、活躍の幅を広げている。 「〈HOPE〉では自分が使いたいと思うものを展開しています。昔の人が使っていた“カンザシ”を、どれだけ現代のライフスタイルに溶け込ませることができるか考えた時にもピンタレストを利用しました。例えば、最初の段階では、漠然とカンザシを作りたいけれど、どういうデザインにしたいかは自分でも見えていないんです。でも、誰に使ってもらいたいか、どういう自分が身に着けたいかというイメージは頭の中にある。そんな時に、ピンタレストを開けば、どういったライフスタイルに自分が惹かれているのかがビジュアルとして上がっているので、本当に求めているディテールが明確になっていきます。そうやって探索していくうちに、想像を遥かに超えて、新しいマインドにも気づかせてくれるので、プロダクトのデザインも着地していきます。そんなふうに、求めているものをより具体的に形にしていくために、ブランドディレクションやウェディングコーディネートの仕事、そして自分自身のビジョンを思い描くビジョンボードをピンタレストで作ってます」。 Pinterestに関するアンケートはこちらから。Learn 2022.12.26 PR
ホールに入ってすぐの天井には大きなシャンデリアが。
6630個(!)のクリスタルガラスはアルコールのしずくを表している。文筆家・塩谷舞による「今日、サントリーホールで。」Vol.1「何か豊かなものに触れて気持ちを切り替えたい。美術館で何かいい展示してないかな、映画館は……」。そんな日常の選択肢に加えて欲しいのが「コンサートホール」。クラシックといって構える必要はありません。純粋に音を楽しむのはもちろん、目を閉じてゆっくりと息を吸いながら、最近の自分のことを振り返ったり、あるいは遠くの場所や知人のことを思い出したり。ホールを出るころには心と体がふわっと軽くなる。文筆家・塩谷舞がサントリーホールで体験して綴る、「コンサートホールのある日常」。Learn 2022.12.26 PR
Pinterest_WEB連載-3見て、考えて、作って。ピンタレストはもの作りのパートナー。美しく盛り付けられたお菓子の写真が人気を博し、SNSで計15万人以上のフォロワーを持つフードデザイナーのAi Horikawaさんは、お菓子作りはもちろん、ビジュアル制作まで手掛けている。高校生(!)のときから10年以上使っているピンタレストは、もの作りの基礎体力をつけ、今のキャリアを築くためのツールであり「もの作りのパートナーです」という、彼女のピンタレストライフとは。 Pinterestに関するアンケートはこちらから。Learn 2022.12.12 PR
Pinterest_WEB連載_#2-1ピンタレストは自分の視野や世界を広げるツール。人物やトラベル、企業などの広告撮影で活躍しているフォトグラファー、もろんのんさん。昨年、フリーランスになるまでは、会社員と兼業していた。そのキャリアの過程を聞いてみると。 「もともとカメラが好きというよりは、友人とのおでかけの延長線上に写真があったんです。学生時代から、『日光の紅葉を見に行こう』『国営ひたち海浜公園のひまわりを撮りに行こう』と、さまざまなところへ出向き、撮影したカットをSNSに載せていたら、Hanakoさんからお声をかけていただいて。写真の仕事を始めて8年目です」 独学でカメラを勉強してきた中、ピンタレストがおおいに役立ってきたそう。 Pinterestに関するアンケートはこちらから。 Learn 2022.12.19 PR