ズボラ女子でも簡単に作れるレシピが満載! 財布に優しい!トマトの入った、ひとり鶏つみれ鍋。~細川芙美の「SIDE-Bクッキング」~
ロケ弁ブランドをはじめ、さまざまなジャンルで活躍をするフードデザイナー・細川芙美さんが、ズボラ女子でもできる簡単レシピを紹介する連載。第17回は、トマトが入った一人用のつみれ鍋鮭をご紹介します。
今回のテーマ:「財布に優しい!トマトの入った、ひとり鶏つみれ鍋。」
寒い日が続くこの季節は、今日も鍋、明日も鍋、なんなら明後日も…?なんてことも珍しくないB面女子の鍋ループ。今回はそんなループもおいしくまわす、つみれ鍋をお届けします。
■材料(1人分)
おでん昆布…1枚
生姜…10円玉サイズ1枚
水…500mL
ねぎ…1本
トマト…1/2個
鶏ひき肉…120g
塩…少々
酒…適量
醤油…適量
片栗粉…小さじ1
みりん…大さじ1
絹ごし豆腐…100g
もやし…ひとつかみ(60g)
かいわれ…お好みの量
飽きる理由は、鍋の素に頼りすぎたせい!?
【1】まずは出汁を作ります。小鍋におでん昆布と生姜、水、ねぎの青い部分を入れたら弱火にかける。じっくり火を通して、そーっと味を引き出す。最後に飲みたい出汁をイメージして。鍋の素も便利だけど、これなら簡単だし飽きない!
出ました!長ねぎ四面相!!
【2】長ねぎは4種の切り方で楽しみます。白い部分(根に近い方)1/2本は、1〜2cm幅に斜め切り。もう半分は筒状に半分の深さまで切り込みを入れ、外側の白い部分、内側の緑の部分に分ける。白い部分は繊維に沿って千切りにして白髪ねぎ、緑の部分は小口切りに。最後に青い部分は斜め切りにする。見事、長ねぎ四面相の完成です。お疲れ様でした。
トマトの芯はくり抜く…と、楽しい。
【3】トマトは、包丁の刃先1cmほどの深さまでヘタの際に差し込んだら、くるっと1周。ヘタが円錐状に上手に取れたら心の中で自分に拍手!その後、食べやすい大きさに、櫛形に切る。
つみれはしっかりこねること。
【4】ボウルに鶏ひき肉を入れ、塩をかけたら、粘り気が出るまでスプーンでよく混ぜる。その後、小口切りにしたねぎと酒小さじ1、醤油小さじ1/2、片栗粉を入れたら再度しっかりかき混ぜて。少し置いて、味をなじませるのがポイント。
おいしくするコツは、出汁を作ってつみれから入れること!
【5】1の鍋に酒大さじ1と醤油大さじ1/2、みりんを入れ、ひと煮立ちさせたら、ねぎの青い部分を取り除く。4のタネはスプーンを2つ使って交互にすくうようにして、転がすように丸めて。沸騰している鍋にそっと入れ、再沸騰させたらアクを取り除きいったん火を消す(余熱でさらに火を通しています…)。
つくねの旨みがうつった出汁に野菜を入れるということ。
【6】つくねを鍋の端に寄せたら、絹ごし豆腐とトマト、斜め切りにしたねぎの白い部分、もやしの順番で入れ、再び中火にかける。ひと煮立ちしたら、斜め切りにしたねぎの青い部分、白髪ねぎを入れて。火を消し、仕上げにかいわれを添えて完成。
自分一人で鍋奉行完結!鮮やかに光るトマトと自家製つくね、ねぎの四面相などなど。コスパよく、ヘルシーにこだわってみました。
小忙しいB面女子の、小鍋でほっこりタイム。こだわった分だけおいしくなったこのスープは、そうめんで〆たりするのもおいしそう!
A面、B面女子とは…?
料理ライフを楽しむキラキラA面女子(SIDE-A)がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい!」のが本音。そんなB面女子(SIDE-B)の願望を叶える簡単レシピを紹介する本連載。Hanako誌面の連載「SIDE-B COOKING」と連動中!Hanako.tokyoのWEB連載、instagramと合わせてパラレル女子のA&B面をチェックして!