いまさら聞けない基本のお作法を、徹底解説! 「手水を取って心身を清めよう」/MARIKOの、神社 de デトックス!

LEARN 2020.06.24

今回のテーマは、参拝する際にお馴染みの「手水」について。実はただ手を洗うだけではなく、心身の穢れを祓う大切なものなんです。意外と知らない手水の正しい作法を知ることで、神様にご挨拶する準備を整えましょう。

「手水」ってどんなもの?

“てみず” や “ちょうず” とも呼ばれる「手水」。参道脇にある「手水舎(てみずや)」の水を使って手と口をすすぐことは「手水を取る」と言われ、神社を参拝する上で、心身を清める大切な行為とされています。

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「手水」は、ただ手や口を洗うだけでなく、「禊(みそぎ)」をシンプルにしたものだとも言われています。禊の起源が、国生みを行なったとされる「伊邪那岐命(いざなきのみこと)」が、死者の国「黄泉の国(よみのくに)」から帰ってきた時に、全身を水に浸かって「禊祓(みそぎばらえ)」をしたことが始まりとされていますから、私たちが水によって穢れ(けがれ)を清めているという意味も納得できますね。

「手水」の手順をご紹介!

Step 1.「 左手を清める」

Step 2.「 右手を清める」

Step 3.「 口を清める」

再び柄杓を右手に持って、左手に水を溜め、口をすすぎます。柄杓に口をつけたり、水を飲むのはNGです。
再び柄杓を右手に持って、左手に水を溜め、口をすすぎます。柄杓に口をつけたり、水を飲むのはNGです。

Step 4.「 再び左手を清める」

Step 5.「 柄杓の柄を清める」

最後に、残った水で柄杓の柄を洗い流し、元に戻します。これにて終了!
最後に、残った水で柄杓の柄を洗い流し、元に戻します。これにて終了!

神様へのご挨拶は、心身のお清めが肝心。

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大切な予定がある日にはファッションに気を遣うように、参拝ではきちんとした自分で神様と向き合いたいもの。“清浄”であることが重んじられる神道において、手水を取ることはまさに身も心も綺麗になれる、参拝前の大切な準備です。普段よりも丁寧に手水を取ることができたら、いつもの参拝がちょっと違って見えるかもしれませんね。

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