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この季節ならではの京都グルメを堪能! 早春の京都旅で味わいたい!いちご抹茶パフェや湯豆腐会席などの京都の旬メニュー。 Learn 2020.01.11

しんしんと底冷えする、年明けから早春にかけての京都。でも、この時期ならではの旬素材やあったかグルメもいっぱい。今回は、〈南禅寺 順正〉の京都名物「ゆどうふ会席」や嵐山のホテルで味わう仏アレンジを加えた和食「会席ランチ」、季節限定の旬のいちごを使った抹茶スイーツなど、この時期においしい京都グルメをご紹介します!京都旅わびさび石庭編はこちら

フレンチの技法を取り入れた〈京 翠嵐〉の美しい和食会席で、旬を味わう。

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まずは、嵐山にある〈翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都〉のレストラン〈京 翠嵐〉で、ランチをいただきました。

こちらのお店では総料理長を務める松勢氏がかつてフランスで修行していたということもあり、京都の季節の食材を活かしながら和の伝統である会席料理のスタイルや技法に、フレンチのアレンジを加えた料理が味わえます。

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入口からレストランのエントランスまでの庭では、美しく色づいた木々が出迎えてくれました。

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レストラン〈京 翠嵐〉の美しい庭が眺められる部屋でいただきました。メニューは「彩雅 -みやび-」(5,000円、サービス料別)。先付、八寸、温物、揚物、お食事、甘味の会席コース仕立てです。

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京都の旬の食材を使った、色あざやかで美しい8種類の「八寸(前菜)」。

メニューは、左上から時計回りに「赤蕪と鯛寿司」、「ケシの実と鴨のプレッセ」、「黒ゴマ豆腐あられ揚げ 生姜コンフィチュール」、「牛肉と牛蒡」、「スモークサーモンあちゃら和え」、「椎茸二身 ラルド」、「ビーツのすり流しといくらおろし」、「紅葉麩と蒟蒻田楽」。

中央に置かれているのは孔雀草で、こちらもりんどうや桜など、季節の野花に変わります。

「紅葉麩と蒟蒻田楽」。
「紅葉麩と蒟蒻田楽」。

彩りや素材感が季節を感じさせる一品でした。

「椎茸二身 ラルド」。
「椎茸二身 ラルド」。

椎茸や生ハム、赤かぶの薄切りなどがまるで花びらのように重ねられた、美しいメニュー。上にかけられたカラスミは、まるで花の花粉のよう。

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「温物」の白身魚とエビのしんじょう。優しい出汁の味が体に染みる一品です。

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添えられた白ワインとバターで作られたソースをかけると、洋風でまるでシチューのような味わいに変わります。

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「お食事」には、レンズ豆と生姜の炊き込みご飯、一番出汁のビーフストロガノフ、赤味噌の味噌汁などがいただけます。フレンチでよく使われるレンズ豆という素材を使っているところに、洋のエッセンスを感じました。

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昆布出汁で作られたビーフストロガノフは、旨味たっぷりながらも出汁の優しい味わい。洋風のメニューであるビーフストロガノフを和食の素材である出汁を使って作られているのも面白いですよね。

見た目が美しい料理の数々が味わえるコースなので、女友達や母娘での京都旅でのランチにおすすめです。

〈翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都〉レストラン〈京 翠嵐〉

■京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町 12
■075-872-0101
公式サイト
※お料理は、その時季の食材の仕入れによりメニュー内容が変更します。

〈伊藤久右衛門 祇園四条店茶房〉で旬のいちごスイーツを堪能。

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江戸時代から京都・宇治でお茶屋を営む老舗茶屋が2019年の夏に京都市内にオープンした、〈伊藤久右衛門 祇園四条店〉。1階は店舗になっていて、香り高い宇治茶を使ったお茶やスイーツを販売されています。

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2階が茶房になっていて、抹茶や抹茶を使ったパフェや甘味などが味わえます。通常のパフェより一回りサイズが大きい贅沢な祇園四条店だけの限定メニュー「特選祇園パフェ」(単品1,490円)なども。

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今回いただいたのは、5月上旬までの期間限定メニュー「いちご抹茶パフェ」(単品1,390円)。抹茶だけでなく、旬のいちごがたっぷり味わえるメニューです。

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お店人気の抹茶パフェに、大きめのいちごがてんこ盛り!ピンク色のいちごメレンゲもとってもかわいい。

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中はいちごソースと生クリーム、抹茶クリームやゼリーが詰まっていて、きれいな3色の層になっていて最後まで食べ飽きません。上だけでなく、下にも生のいちごもたっぷり入っていて食べ応えたっぷり。

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いちごと抹茶尽くしの大福やチーズケーキ、ミニパフェ、ロールケーキがセットになった、欲張りな「いちご抹茶スイーツプレート※数量限定」(単品1,690円)も。こちらは2月中旬まで期間限定メニューなので、お見逃しなく。

祇園の通り沿いの便利な場所にあるので、観光ついでのティータイムにぜひ立ち寄ってみてくださいね。

〈伊藤久右衛門 祇園四条店茶房〉
■京都市東山区四条通大和大路東南角祇園町南側586
■075-741-8096
公式サイト

体の芯から温まる、〈南禅寺 順正〉の「ゆどうふ会席」。

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南禅寺門前の茶屋料理として生まれたと言われる、「湯豆腐」。そのため、南禅寺界隈には老舗の湯豆腐料理屋が多いことでも知られています。今回は、その中でも比較的気軽に味わえる〈南禅寺 順正〉へ。

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石門をくぐり、エントランスまでは回遊式庭園を散策しながら向かいます。雨が降って濡れた地面を明かりが照らし、風情を感じさせられました。

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こちらがいただいた、京会席「ゆどうふ会席」(6,500円)。
自家製豆乳に前菜盛り合わせ、お造りや柚庵焼き、とうふ田楽、ゆどうふ、ご飯セット、デザートまでたっぷり味わえるコース料理です。

※その時季の食材の仕入れによりメニュー内容が変更します。

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〈南禅寺 順正〉の「名物 ゆどうふ」。特製の湯豆腐の木桶からは湯気が溢れ、見た目も寒い季節にぴったり。中には、自家製豆腐がたくさん温められています。

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特製タレと薬味を入れて湯豆腐を味わうと、京都の名水で作られた豆腐はなめらかな食感でいくつもスルスルと食べられました。この季節ならではのお料理に、体がじんわりと芯から温まります。

湯豆腐なのに会席仕立てなので贅沢気分で味わえるコースです。この季節ならではの京都名物「湯豆腐」をぜひ堪能してください。

〈南禅寺 順正〉
■京都府京都市左京区南禅寺草川町60
■075-761-2311
公式サイト

京都というと桜や紅葉の季節を連想しがちですが、古くから都があった歴史ある場所だけあって旬を楽しむその季節ならではの料理が楽しめます。今だけの新春の食材や料理を楽しみに、静かな冬の京都を訪れてみませんか?

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