発酵と、大豆と、わたし。 なっとう娘の「ねばログ」毎日通信。8/26〜9/1「ご飯のお供と混ぜてみたり、漬けてみたり。」 LEARN 2019.09.08

納豆をこよなく愛する23歳「なっとう娘」が送る、納豆のビジュアル、香り、テイストについてコメントしつつ、魅力を語っているコラムです。(あくまでも個人の感想です)日々ライブ配信にて紹介している色とりどりな納豆たちがずらり!身近な存在だけど実は奥が深い納豆の世界へ、あなたも誘われちゃうかも!?ぜひご覧くださいませ!

毎日の配信で食べているの納豆を、なっとう娘の主観で評価します!

納豆天と遭遇。友達が誕生日祝いで連れてきてくれた中目黒のモツ鍋屋「鳥小屋」にて
納豆天と遭遇。友達が誕生日祝いで連れてきてくれた中目黒のモツ鍋屋「鳥小屋」にて

このコラムでは、毎日の配信で食べている納豆1週間分を3つの評価軸をMAXの数値を5として、私の主観で評価させていただいています。あくまでも、その納豆の特徴を表すための数値なので、数値の高い低いに優劣はありません!ご自身の好みに合った納豆探しの参考にしてみてくださいね。

〈3つの評価軸〉
・ねばり(弱い 1↔5 強い)
・納豆のかおり(控えめ 1↔5 濃厚)
・豆のかたさ(柔らかい 1↔5 固い)

上記3つの評価のほかに、各納豆に関する情報と感想として「なっとう娘メモ」を添え、私の思う納豆の魅力を余すことなくお伝えさせていただきます。みなさんと多種多様な納豆の世界を共有できたら嬉しいなと思いコラムという形で発信をはじめましたので、ゆるりと読んでいただけたら嬉しいです!

それではレッツ「ねばログ」!

▽1週間分の納豆配信まとめ動画も公開中!▽

1.ふわふわぷりっと。「ふっくらなっと」/〈ミツカン〉

購入価格:216円(40g×3P)
購入価格:216円(40g×3P)

●粘り 2.7
●香り 2.8
●硬さ 3.3

スモアのような、ふわっとした粘り気が豆たちを包み込む。久しぶりの極小粒は、ぷりぷりとした触感を舌の上で感じられる。だしっぽさの香るタレが、粘り気に混ざり鼻腔を抜けていく。よく食卓に並ぶこの豆のサイズ感に、納豆を探求する前の納豆好きだった頃の自分がフラッシュバックする。納豆巻きづくりに最適そうな一品。

2.つやっと発光、優しい大粒。「ふっくら大粒」/〈ヤマダフーズ〉

購入価格: 131円(40g×2P)
購入価格: 131円(40g×2P)

●粘り 3.5
●香り 3.3
●硬さ 2.5

金色の粘り。それはまるで小さい頃に一生懸命ねって食べていた水飴のような内から発光感のある粘りが、豆全体を覆いこむ。味わいは、甘めだが甘すぎないタレによって味付けされており、艶のある粘りは口の中でもチュルチュルとした存在感を発揮する。大粒感が強すぎず、ナチュラルに楽しむことのできる納豆である。

3.ローカルかわいい自社愛納豆。「金山納豆」/〈伊藤食品〉

購入価格:147円(50g×3P)
購入価格:147円(50g×3P)

●粘り 3.5
●香り 3.2
●硬さ 3.0

日本で一番の納豆消費県。福島。その福島の中でも人気の納豆として、サイトに掲載されていることの多いこの「金山納豆」。ずっと食べたいと憧れていた納豆なだけに胸がいつも以上に高鳴る。納豆1パック1パックにデザインされている「金山納豆」の文字。タレの袋にも「金山納豆」と印刷されており、自社製品にへのこだわりを強く感じる。ふわっとした粘り気、豆は甘めで、タレに少しエグみあり。

4新ジャンル?!ジャム納豆。「甘漬納豆 雪見漬」/〈新田商店〉

購入価格:250円(120g×1P)
購入価格:250円(120g×1P)

●粘り 0.2
●香り 0.2
●硬さ 0.4

え...?あんこ?羊羹ですか?なっ...とう?という商品が登場しました。笑 見た目は納豆という固形物とより、ジャムのような水気の多い感じ。パッケージをよくよく見ると「甘漬納豆」と書いてあるので、たしかにこれは甘く漬けられているものなのね。と一口パクリ。既食感ある味わい。味噌田楽や味噌カツに使われていそうな、甘めの味噌のような甘さと塩辛さが共存している一品。クリームチーズとよく合いそうな納豆だったので、トライしてみようと思う。

5.殿堂入りご飯のお供が共演。「山形のだしと納豆」/〈黒森納豆本舗〉

購入価格:237円(45g×2P)
購入価格:237円(45g×2P)

●粘り 1.7
●香り 2.0
●硬さ 2.7

私の好きなご飯のお供ランキングトップ5に入る2人の夢の共演!納豆の豆とは別添えで、山形のだしがパックされている。タレは付いておらず、だしのみを納豆に混ぜていくスタイル。出汁の味わいは甘めで、かなり粘り気もゆるく仕上がる。出しの触感もそこまで強くないので、「独特な甘みのあるとろりとした納豆」という印象だった。醤油を垂らすことで、納豆の香りも引き立てられ、且つ塩気が加わることで、ご飯との相性も更に上がりそうだと思った。もう1つのパックで試してみよう。

6.福島の本力。「会津 高田納豆」/〈新田商店〉

購入価格:戴き物のため値段不明(80g×1P)
購入価格:戴き物のため値段不明(80g×1P)

●粘り 3.7
●香り 4.6
●硬さ 4.2

前々からチェックしていた納豆。それだけに期待も高まっての実食。納豆の味がとても濃ゆい。友だちからのバースデープレゼントでいただいた、納豆鉢とともにいただきます。納豆そのものが美味しいのはもちろん、友達の愛や温かいものが、更に納豆の発酵を進め旨味を増させた気がする。粒感も硬めで、固めが好きな私はツボな納豆だった。

7.味の変遷、七変化。「永平寺納豆」/〈小金屋食品〉

購入価格:216円(40g×3P)
購入価格:216円(40g×3P)

●粘り 3.8
●香り 3.7
●硬さ 3.4

口に含んだ瞬間はえぐみを感じるが、だんだん甘みに変わり、最後は卵を入れたかのようなまろやかさで締めくくられる移ろいある味わい。変化を楽しみながらも、豆の美味しさを実感できる納豆である。デパ地下などでお見かけすることのできる納豆なので、もし見かけた際にはぜひお手にとって見てほしい一品。

●「8/19〜8/25 なっとう娘の「ねばログ」毎日通信。来る!福島納豆旋風。」はこちら。
●連載『なっとう娘の「ねばログ」毎日通信。』まとめページはこちら。
●毎朝8:30〜納豆ライブ配信中のインスタグラムはこちら。 @nattou_musume_

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