東京観光におすすめ。 2018〜2019年オープン!良コスパなおしゃれホテル3選【銀座・新宿・上野】 FOOD 2019.07.21

2018〜19年にかけて、東京観光にもおすすめの好アクセスな主要駅に、トレンドが詰まったホテルが続々誕生。今回は、銀座・新宿・上野にできた、話題性抜群の良コスパなホテル3選をご紹介します。

1.〈THE KNOT TOKYO Shinjuku〉/新宿

新進気鋭のアーティストの作品が飾られたラウンジには大カウンターが配され、ゲストが自由に時間を過ごせる空間に。ティースタンドで購入したサンドイッチやドリンクを片手にネットサーフィンをする外国人客の姿も。
新進気鋭のアーティストの作品が飾られたラウンジには大カウンターが配され、ゲストが自由に時間を過ごせる空間に。ティースタンドで購入したサンドイッチやドリンクを片手にネットサーフィンをする外国人客の姿も。
コンセプトは“話せるパン屋さん”。〈MORETHAN BAKERY〉には、100種以上もあるパンのおいしい食べ方を熟知するMR.BREADが常駐。カンパーニュやバゲットをその場でカットして量り売りするスタイル。
コンセプトは“話せるパン屋さん”。〈MORETHAN BAKERY〉には、100種以上もあるパンのおいしい食べ方を熟知するMR.BREADが常駐。カンパーニュやバゲットをその場でカットして量り売りするスタイル。
〈MORETHAN TAPAS LOUNGE〉は朝・昼はビュッフェに。
〈MORETHAN TAPAS LOUNGE〉は朝・昼はビュッフェに。

エントランスを抜けた瞬間、ここはブルックリンか、はたまた北欧?という錯覚に陥る〈THE KNOT TOKYO Shinjuku〉。ラウンジとベーカリーショップ、朝と昼は焼きたてパンと新鮮な野菜が盛りだくさんのビュッフェ、夜にはピンチョスバーがオープンするダイニングがシームレスにつながっており、ゲストは自由に空間を行き来しながら、ときおりフレンドリーなスタッフとのコミュニケーションを楽しむ。

〈MORETHAN BAKERY〉はサンドイッチが人気。オーダーが入ってから作る日替わりも。
〈MORETHAN BAKERY〉はサンドイッチが人気。オーダーが入ってから作る日替わりも。
ホテルではオリジナルブレンドのお茶が楽しめる。
ホテルではオリジナルブレンドのお茶が楽しめる。

「街の特性に寄りそうホテル作り」がテーマとあって、新宿というビッグシティさながらここではさまざまな人種や文化がラフにつながりあう。〝旅するホテル〞を具現化したのは〈IDÉE〉創始者の黒崎輝男氏率いる「流石創造集団」。「やっぱり東京は面白い」と、世界の旅人を魅せるホテルの躍進に期待が高まる。

2018年8月に開業したライフスタイルホテル。オールデイダイニングのランチビュッフェはウォークインゲストにも人気。
2018年8月に開業したライフスタイルホテル。オールデイダイニングのランチビュッフェはウォークインゲストにも人気。

〈THE KNOT TOKYO Shinjuku〉
2018年8月に開業したライフスタイルホテル。オールデイダイニングのランチビュッフェはウォークインゲストにも人気。
■東京都新宿区西新宿4-31-1
■03-3375-6511
■全408室 
■5,250円~(1泊・大人1名料金)

(Hanako1167号掲載/photo : Kenya Abe text : Keiko Kodera)

2.〈The Royal Park Canvas-Ginza 8〉/銀座

花椿通りに3月20日オープン。
花椿通りに3月20日オープン。

〈ロイヤルパークホテルズ〉から誕生した新ブランド“CANVAS”のキーワードは、「Make It Happen」。ゲストが交流できるラウンジやプライベートキッチンなど、宿泊者の体験を促す共用スペースが充実。

銀座 The Royal Park Canvas-Ginza 8

客室はテレビがキャビネットの中に隠された1301号室など、部屋ごとに発見の楽しみがちりばめられている。

オリジナルのアメニティは購入が可能。
オリジナルのアメニティは購入が可能。

またフードは〈トランジットジェネラルオフィス〉がプロデュースし、最上階のオールデイダイニング〈Opus〉は広尾のフレンチ〈Ode〉の生井祐介シェフが監修。

ティーサロン〈SARYU〉は蔵前の〈NAKAMUA TEA LIFE STORE〉が監修。静岡県産の有機茶葉が味わえるほか「抹茶の発泡モクテル」(写真右)など、茶葉を使ったカクテルも多彩。
ティーサロン〈SARYU〉は蔵前の〈NAKAMUA TEA LIFE STORE〉が監修。静岡県産の有機茶葉が味わえるほか「抹茶の発泡モクテル」(写真右)など、茶葉を使ったカクテルも多彩。

1階ロビーではティーサロン〈SARYU〉がゲストをもてなす。新たな“It”が詰まった空間だ。

〈The Royal Park Canvas-Ginza 8〉
1階の〈ボトルショップ〉でお土産も。東京メトロ銀座駅A4出口より徒歩約5分。■東京都中央区銀座8-9-4 
■03-6205-8010 
■全121室 
■IN15:00 OUT11:00 
■1室1名15,300円~(税サ込)

(Hanako『ふだんづかいの大銀座』掲載/photo : MEGUMI (DOUBLE ONE), Yuko Moriyama, Megumi Uchiyama, Natsumi Kakuto text : Yoko Fujimori, Yumiko Ikeda, Aya Shigenobu)

(Hanako1171号掲載/photo : MEGUMI (DOUBLE ONE), Yuko Moriyama, Megumi Uchiyama, Natsumi Kakuto text : Yoko Fujimori, Yumiko Ikeda, Aya Shigenobu)

3.〈NOHGA HOTEL UENO〉/上野

上野や浅草のある台東区は、歴史的建造物の美術館があったり、かっぱ橋道具街があったりと、昔ながらの東京文化を発信してきた街。ここには工房や職人が多く残り、若いクリエイターたちも育ってきている。

1室のみの「ノーガスイート」。
1室のみの「ノーガスイート」。

2018年11月に開業した〈NOHGA HOTEL UENO〉では、家具、アメニティ、レストランなどに彼らのプロダクトを採用。滞在中はいつでもそれらに触れて体験できる。

2階のライブラリーラウンジ。
2階のライブラリーラウンジ。
2階のテラスも心地いい。
2階のテラスも心地いい。
ホテル入り口にはコンシェルジュが常駐。アートのキュレーションは〈3331 Arts Chiyoda〉。
ホテル入り口にはコンシェルジュが常駐。アートのキュレーションは〈3331 Arts Chiyoda〉。

コンシェルジュのいるフロントの先には、吹き抜けのロビーギャラリーが現れる。

1階のロビーギャラリー。
1階のロビーギャラリー。

そこでは宿泊客とビジネスマン、近隣住民たちが入り交じって過ごしている。

朝食のフレンチトーストには浅草〈マニュファクチュア〉のパン、入谷〈太田ハム〉のベーコン、鳥越〈蕪木(かぶき)〉のオリジナルブレンドコーヒーなど。
朝食のフレンチトーストには浅草〈マニュファクチュア〉のパン、入谷〈太田ハム〉のベーコン、鳥越〈蕪木(かぶき)〉のオリジナルブレンドコーヒーなど。

レストランで扱うハムやパン、和食の味噌や佃煮も地域で作られたもの。地域のショップや飲食店300以上を訪ね歩き、一緒にホテルを作ってきた。

〈SyuRo〉の靴べらとブラシ
〈SyuRo〉の靴べらとブラシ

プロダクトやアメニティには、地元出身のデザイナー宇南山加子こさんによる〈SyuRo〉や、谷中の自転車店〈tokyobike〉、蔵前の文具店〈カキモリ〉をはじめとしたショップやクリエイターが参加。

〈tokyobike〉のレンタサイクルは1日2,500円。
〈tokyobike〉のレンタサイクルは1日2,500円。
フロントで使う〈カキモリ〉の筆記具も素敵。
フロントで使う〈カキモリ〉の筆記具も素敵。
〈dear mayuko〉のハンドソープ。
〈dear mayuko〉のハンドソープ。
〈京源〉がデザインしたドライヤーケースなど、コラボ製品はさまざま。
〈京源〉がデザインしたドライヤーケースなど、コラボ製品はさまざま。

台東区の魅力を再発見し、街を楽しんでもらうことがホテルの願いの一つだ。

〈木本硝子〉のモダンな江戸切子は入り口のショップでも販売。
〈木本硝子〉のモダンな江戸切子は入り口のショップでも販売。
ガウン。
ガウン。

〈NOHGA HOTEL UENO〉
ホテル全体のアドバイザリーには、〈IDÉE〉創始者の黒崎輝男氏、アートキュレーションに〈東京画廊〉の山本豊津氏が入り、ロビーギャラリーでは若手アーティストの企画展を実施。職人によるイベントやワークショップも。
■東京都台東区東上野2-21-10
■03-5816-0211
■全130室 
■1泊朝食付き、2名利用時の1室16,800円(税サ込)~ 

(Hanako特別編集『Hanako TRIP わざわざ行きたい、あの宿へ。』掲載/photo : Tetsuya Ito text : Kahoko Nishimura edit : Rie Nishikawa)
nohgahotel.com/ueno

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