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スイーツ好きのデートや女子会におすすめ。 お目当ては夜デザート!食後においしいパフェが食べれるビストロ3軒【六本木・銀座・代々木八幡】 Food 2019.07.18

今夜は甘いものが食べたい!そんなスイーツ好き同士の女子会やデートは、デザートがおいしいビストロへ。絶品パフェが楽しめる都内ビストロ3軒をご紹介します。

1.〈CAFÉ BARNEY〉/代々木八幡

カウンター上部の棚には、過去に店で提供したお酒の空瓶をずらりとディスプレイ。どれも目を引くエチケットばかり。
カウンター上部の棚には、過去に店で提供したお酒の空瓶をずらりとディスプレイ。どれも目を引くエチケットばかり。

〈バルネ〉は、若い夫婦が営む、自然派ワインとフレンチをベースにした料理とデセールの店。デセールとは食後のデザートという意味で、夜7時からの営業のため、食後にちょうどいい「ちょっとした甘いもの」を提供している。デザートと料理は妻の原田美加さんが、ワインと音楽は夫の雅之さんが担当。
「私は以前、都内のカフェで料理とデザートをつくっていて、夫はレコード店で働いていたこともあって、音楽が好きで。二人の長所を合わせられたらと、結婚を機にお店を始めました」と話す美加さん。

こちらもパフェに合わせて楽しみたい。ブドウ果汁にブランデーを加えた甘味がある食後酒。アルコール度数高めなので、少量で。グラス1,100円(税込)。
こちらもパフェに合わせて楽しみたい。ブドウ果汁にブランデーを加えた甘味がある食後酒。アルコール度数高めなので、少量で。グラス1,100円(税込)。

雅之さんが選ぶワインはフランス産の自然派のものが中心。美加さんは、それに合うイメージでパフェをつくる。

メロン主体のパフェの名脇役はディルのアイス。
メロン主体のパフェの名脇役はディルのアイス。

「ワインに合うものとなると、自然とフルーツのパフェが多くなります。使うのはそのときにおいしいものを1つだけ。一人ですべてつくるので、パフェのメニューも1つだけなんです」

たった一人で、すべて自家製。一球入魂ならぬ、一品入魂。美加さんの手からうまれるパフェは、小ぶりのグラスに盛られ、まるで宝物のよう。

丸くくりぬかれたフレッシュメロンにメロンのソルベと、メロンをたっぷりと使ったパフェには、白ワインを。ピノ・グリの甘みがありつつも、すっきり。パフェ2,000円、ワイン(グラス)1,000円(各税込)。
丸くくりぬかれたフレッシュメロンにメロンのソルベと、メロンをたっぷりと使ったパフェには、白ワインを。ピノ・グリの甘みがありつつも、すっきり。パフェ2,000円、ワイン(グラス)1,000円(各税込)。

旬の食材でつくるため、2、3カ月ほどでメニューは入れ替わる。今食べられるのは、贅沢にもメロン1玉の半分を使い、ディルを効かせた夏らしい一品。
「ワインをちびりちびりと飲みながら、パーツとの組み合わせや最後にパフェグラスの底で混ざり合った味わいとの組み合わせを楽しんでください」と美加さん。

パフェとお酒のマリアージュをさらに盛り上げてくれるのは、一にも二にも音楽。雅之さんがかけるレコードから流れるジャズや、映画のサントラに身をゆだねながら、ゆっくりと味わう。ほかにはないこの居心地のよさは、夫婦二人がそれぞれ役割分担することでうまれる、自然な距離感のなせる業なのかもしれない。

〈CAFÉ BARNEY〉
小田急線代々木八幡駅、千代田線代々木公園駅から共に徒歩1分。
■東京都渋谷区富ヶ谷1-2-12 田崎ビル1F
■03-6407-1393
■19:00(土日18:00)~1:00 火休ほか不定休 
■20席/禁煙

(Hanako1174号掲載/photo : Yoichi Nagano, Takafumi Matsumura (Parfaiteria beL) illustration : Yu Tokumaru text : Nao Yoshida edit : Marie Takada)

2.〈Le Bouton〉/六本木

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根津美術館から西麻布に抜ける一方通行を5分ほど歩くと右手に見えてくるのが〈ルブトン〉。オーバカナルやモレスクなどの名店で活躍した杉山シェフが腕を振るう正統派のビストロだ。

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何を食べてもおいしいのだが、まず頼むべきはシャンパンとフォアグラのマカロン。ほろりとした食感ののち口いっぱいに広がるフォアグラの濃厚さ、追いかける泡……。仕事の疲れはたいがいマカロンと一緒に溶けていく。

「ルブトンパフェ」1,200円もぜひご賞味を。杉山シェフ特製の練乳をたっぷりかけて。
「ルブトンパフェ」1,200円もぜひご賞味を。杉山シェフ特製の練乳をたっぷりかけて。

(Hanako1121号掲載:photo:Masayuki Nakaya text:Shizuka Horikawa)

3.〈THIERRY MARX/dining〉/銀座

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2017年秋に札幌の夜パフェ専門店が進出したことを機に、東京でもシメパフェが広まった。そんななか、月替わりで4種ものパフェを出すビストロが話題だ。

右から「水晶文旦とベルベーヌ- 高知県・白木果樹園 -」2,200円、「クープ・パタートドゥース・ヴィオレット」1,600円、「アップルジンジャー- 長野県・須田農園 -」2,000円、「クープ・オ・ショコラ フリュイルージュ- エクアドル・カミーノベルデ -」1,800円。
右から「水晶文旦とベルベーヌ- 高知県・白木果樹園 -」2,200円、「クープ・パタートドゥース・ヴィオレット」1,600円、「アップルジンジャー- 長野県・須田農園 -」2,000円、「クープ・オ・ショコラ フリュイルージュ- エクアドル・カミーノベルデ -」1,800円。

「GINZA4丁目(シメ)パフェ」と題し、紫芋のモンブランにメレンゲを忍ばせるなど(中央右)、食後にさっぱり食べられるひと工夫を込めた。素材は江藤英樹シェフが全国を巡って選び、特注グラスのなかでその持ち味を表現。販売は2018年末まで。

(Hanako1167号掲載/photo : Ryoma Yagi, Hisashi Okamoto, Jiro Ohtani, Chihiro Ohshima, Natsumi Kakuto text : Wako Kanashiro, Etsuko Onodera, Yoshie Chokki edit : Ryutaro Koizumi)

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