見学ツアーやテイスティングセミナー、レストランも。 ワインを楽しく学ぶなら。夏の旅行で訪れたい全国の名ワイナリー3選!
テイスティングのコツや銘柄が分かれば、もっとワインが楽しくなるはず!今回は、見学ツアーやセミナーの開催、レストランの併設など、夏の旅行におすすめの山梨・北海道・島根にワイナリー3選をご紹介します。
【島根・雲南】〈奥出雲葡萄園〉ブドウ栽培も醸造も自然と共に。命をいただき養うワイナリーへ。
山間の谷をイチから開墾。減農薬農法でブドウを育て、園内の醸造所で醸したワインは国内外の評価も高い。
レストランだけでなくガーデンカフェもあり、ブドウ畑を見ながらの一杯は格別の味。
〈奥出雲葡萄園〉
■島根県雲南市木次町寺領2273-1
■0854-42-3480
■10:00~17:00(レストラン10:00~16:30) 火休(祝は営業、翌水休)
■30席/禁煙
(Hanako1168号掲載/photo : Michi Murakami illustration : Maori Sakai text : Mutsumi Hidaka)
【山梨・勝沼】〈シャトー・メルシャン〉日本ワインをお勉強。
山梨県勝沼は、東京からすぐ行ける日本ワインの郷。今回は老舗ワイナリー〈シャトー・メルシャン〉を見学することに。2016年に誕生140周年を迎えた日本ワインの歴史や、テイスティングのコツを教えてもらった。
〈シャトー・メルシャン〉は、日本最初の民間ワイン会社〈大日本山梨葡萄酒会社〉をルーツとしたワイナリー。
日本最古の木造ワイン醸造所を資料館にしていたり、見学ツアーを催行していたりと、学びながら楽しめるスポットだ。ハナコラボメンバーが参加した「スペシャルコース」は、ワインの貯蔵庫やブドウ畑の見学、さらには、メルシャンワインを飲み比べできるセミナーも。
色の見方や香りの嗅ぎ方、そして舌での味わい方まで、テイスティングの方法は細かい。
「教えてもらった方法だと、グラスを回して香りが変化する様子がよく分かるね」と林さん。服部さんも「友だちにドヤ顔で教えちゃおう」とうれしそう。
気に入ったワインを買って帰れば、パーフェクトなワイン旅に。
〈シャトー・メルシャン〉
ワイナリーツアー「スペシャルコース」(1,000円、税込)は、定休日を除く毎日13時からで約90分間。ほかに2つのコースがある。電話かウェブから要予約。参加は20歳以上に限る。
■山梨県甲州市勝沼町下岩崎1425-1
■0553-44-1011
■9:30~16:30 火休
■chateaumercian.com
(Hanako1142号掲載/photo & text : Kahoko Nishimura)
【北海道・空知】〈山﨑ワイナリー〉映画『ぶどうのなみだ』のモデルにも。/三笠
栽培から醸造まで一貫して行い、国内外から高い評価を獲得。家族経営のワイナリー。ブドウ作りに適した恵まれた土地で、ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノグリなど11種のブドウを栽培。ワイナリーに併設されたショップには、ここでしか買えない限定品も!
〈山﨑ワイナリー〉
■北海道三笠市達布791-2
■01267-4-4410
■10:00~18:00 営業は土日祝のみ
(Hanako1137号掲載/photo : Megumi Seki text : Yasuko Mamiya)