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京都在住ライターが教えてくれた!注目の新店5軒。 イタリアンから和食、カフェ&スイーツまで。【京都】のグルメシーンをチェック! Food 2017.11.26

和を取り入れたイタリアンや野菜たっぷりの和食の穴場店、おしゃれカフェなど京都に注目の新店が続々オープン!京都在住ライターの宮下亜紀さん、木薮 愛さん、本庄 彩さんの3人が今京都で行くべきお店を教えてくれました。

1.〈リストランテ野呂〉〈fudo〉続々とオープンするイタリアンが熱い!

木薮「面白そうなお店が次から次へとオープンし、地元ライターとしてリサーチに行きたい店のリストが増えていますね。」

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本庄「私が今気になっているのは〈リストランテ野呂〉など、イタリアンの新店。」

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本庄「〈リストランテ野呂〉のオーナーシェフ野呂和美さんは、イタリアで修業を積んで、前職も〈ホテルグランヴィア京都〉のシェフという経歴。京都の食いしんぼうの間でも、注目度はかなり高いと思うな。」

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アラカルトのパスタは旬の素材を選び、希望に合わせて作ってくれる。

宮下「野呂さんの作るパスタは特においしいと評判ですが、新しいお店では洋食も人気みたい。」

木薮「〈洋食 おがた〉などで洋食の経験もあるから、メニューのレパートリーが幅広いんですよね。カウンター席で、ハーフ盛りとか我がままも言えるし、とにかくノリがいい野呂さんのキャラクターも魅力的。女性一人で訪れるのにも良さそう。」

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木薮「イタリアンなら京都市役所前駅からすぐのところにできた〈fudo〉も面白かったですよ。生八つ橋とフォアグラを合わせた料理や、おだしを使ったパスタなど。和のテイストを加えたイタリアンで、ワインも国産を中心としたラインナップでした。」

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八つ橋とフォアグラの西京味噌漬けテリーヌ900円。

宮下「え、生八つ橋とフォアグラ!?」

木薮「それがおいしくて、ワインが進むんです。おだしのパスタも〆感覚で食べられていい感じ。アーティストのyamane daisukeさんが描いた看板絵の可愛さに惹かれてお店に入ったのですが、器も〈トキノハ〉のものだったり、店の内装もナチュラルで、気持ちよく過ごせましたよ。」

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鯛出汁のソース 一面の鯛のからすみ 青のりとネギ1,800円。

本庄「〈fudo〉のシェフは城陽の〈イルフィーコ〉出身なんですね。〈イルフィーコ〉自体が2010年オープンだから、新世代による新感覚のお店という感じがしますね。」

2.〈樋口農園〉の野菜が味わえる鷹峯の穴場店〈むろい〉。

本庄「京都といえば和食。手頃なお値段で、かつ、きちんとしたものがいただける穴場的なお店をご紹介できたらと思うんですが。」

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宮下「鷹峯にオープンした〈むろい〉はおいしいもの好きの京都人がこっそり教えてくれたお店。料理人は京都の有名店はじめ、〈NOBU〉など海外でも活躍。京都の料理人御用達、伝統野菜を鷹峯で代々作り続ける〈樋口農園〉も真向かいとなれば期待が高まります。」

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木薮「私、ちょうどこの間行ってきたところです。野菜でこんなにもいろんなことができるんだ、という感動がありました。お米のおいしさも格別で、良質な素材が体に染み込んでいく感じ。店主の室井茂さんの海外の経験談を聞くのも面白かったです。」

宮下「夜に鷹峯まで行くのって結構ハードルが高いけれど、それでも行きたくなりますね!」

木薮「コースの価格は8000円。肉や魚は少なめだけど、野菜で作り込んだ料理で満足度は十分高いので、街中からのタクシー代を含めてもお得だと思うんですよね。知る人ぞ知る穴場感も、連れて行く方を喜ばせるのではないかと思います。」

3.〈ともみジェラート〉〈ME ME ME〉カフェ&スイーツの最新の傾向。

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宮下「寺町京極商店街の裏路地にある〈SUGiTORA〉など最近、おいしいジェラートやパフェが増えてうれしい。京都国立博物館の近くにオープンした〈ともみジェラート〉は顔の見える生産者にこだわっていて、フレッシュなフルーツそのもののおいしさにときめきました。一つの味を最後まで食べてほしいという思いから、シングルだけしか扱わない、という潔さもいい感じ。店主は、岐阜を拠点にイベント出店などで活躍されてきたみたい。」

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すももやうめ、びわなど旬の素材を使ったジェラート400円~。

木薮「あの辺りは観光スポットが多いから、休憩に重宝しそうですね。」

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木薮「そういえば、東京から移転してきたカフェ〈ME ME ME〉にも行ってきましたよ。」

宮下「店主の晴航平さん、魅力的な方だったでしょう。」

本庄「オープン前に、二条新町の雑貨〈BROWN.〉にも週末限定で出店されていましたよね。」

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木薮「内装がアメリカンテイストで、こだわりが随所に感じられました。」

宮下「〈Maker〉もそうだけど、素敵な空間のお店もどんどん増えていくね。〈ME ME ME〉はメニューもセンスがあって楽しめます。」

本庄「場所は〈かもがわカフェ〉や本屋〈誠光社〉のある辺りなんですね。」

木薮「そう、なかなか見つけにくい場所。でも、東京のお店の頃からのファンが、私の周りに多くて、随分前から開店を心待ちにしていたのです。」

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閉店時間までいただけるMEMEME BREAKFAST PLATE950円、カフェラテ500円。

宮下「メニューがどれもボリュームたっぷり。朝食といいながら閉店時間まであるプレートも。どのメニューも魅力的で、オープンから1カ月の間に3回も行ってしまいました。」

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(Hanako1141号掲載/photo : Makoto Ito, Hiroshi Matsui text : Ai Kiyabu)

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