背筋を伸ばして味わいたい。 【銀座】スイーツ女子が絶賛するカフェ&喫茶店4軒。老舗喫茶の名物スイーツは必食! FOOD 2020.06.03

銀座で甘いものを食べるなら、みんなに自慢したくなるスペシャルなものを食べなくちゃ。そこで今回はナビゲーターにスイーツ女子を3名お迎えして、銀座の特別感満載のカフェ&喫茶店をご紹介します。

1.〈マリアージュ フレール 銀座本店〉一番のお気に入り!濃厚な味でしあわせ〜な気分に(オモムロニ。さん)

500種類の茶葉がそろう、フランスの老舗紅茶専門店〈マリアージュ フレール〉のサロン・ド・テ。「エトワールミステリユーズ」は、『タンタンの冒険』に出てくるきのこ形隕石がモチーフ。チーズケーキのまわりを彩る濃厚なクーリには、鮮やかなフランボワーズと紅茶のセクシーティーが溶け合う。1,600円。

2.〈GINZA WEST 本店〉真摯で上品。背筋を伸ばして味わいたい(甲斐さん)

1947年、名曲喫茶としてスタートした〈GINZAWEST〉。クラシックな雰囲気の喫茶スペースで味わえるプリンは、ほろ苦カラメルと少し固めの食感が特徴。貝を模したガラスのお皿や、横に添えられたホイップとイチゴ(季節によってはシャインマスカット)も愛おしい。420円。

3.〈ブリッヂ〉パンケーキがブームになる前から続く貫禄の味(甲斐さん)

作家の向田邦子さんも常連だったことで知られる、西銀座デパート地下にある1958年創業の喫茶&洋食店。「メロンパンケーキ」は、薄いスポンジの中にマスクメロンとミルクアイスがたっぷり。大きめサイズですが女性でもぺろりと完食。セットドリンク付きで1,800円。

4.〈椿サロン 銀座〉分厚いのにぷるぷるほわっほわ。見た目も癒し系(オモムロニ。さん)

食材から食器、インテリアに至るまで、すべて北海道産にこだわる〈椿サロン〉。名物の「ほっとけーき」が北海道以外の国内で食べられるのは、ここだけ。完全無添加「北海道ほっとけーき プレミアム」は、甜菜糖シロップとチーズ、あんこ、バターが付いてくるので、味変も楽しめる。1,590円。

Navigators

甲斐みのり(かい・みのり)/文筆家。散歩、お菓子、地元パン、手みやげ、建築などを主な題材に、書籍や雑誌に執筆。4月に監修を手がけた宮崎県国富町の観光案内冊子(無料配布)を発行。「銀座は、子どもの頃に静岡から家族みんなそろって買い物に出かける特別な場所でした」

chico(ちこ)/スイーツライター。スイーツトレンドに精通し、雑誌やwebでの執筆のほか企画監修、スイーツ監修も手がける。「デパ地下やスイーツのおいしいホテル、ショコラトリーなどが多く、しょっちゅうリサーチに。最新から老舗まで本当においしいものに出会えます」

オモムロニ。/雑貨コーディネーター。日用品・雑貨・手みやげのセレクトやコラムの執筆など、女性誌を中心に活躍。著書に『DAILY GIFT BOOK 気持ちが伝わる贈りものアイデア』(文藝春秋)。「全国の物産館巡りをよくします。併設のカフェは穴場で狙い目!」

(Hanako1184号掲載/photo:Emiko Suzuki, Natsuko Miyagi text:Motoko Sasaki edit:Kana Umehara)

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