和紅茶、和烏龍茶、在来茶…進化する美味しいお茶案内。新しいニッポンのお茶。/宮舘涼太 (Snow Man)

和紅茶、和烏龍茶、在来茶…進化する美味しいお茶案内。新しいニッポンのお茶。/宮舘涼太 (Snow Man) Magazine No. 1213 2022年09月28日 発売号

9月28日(水)発売Hanako1213号「新しいニッポンのお茶。」。作り手がこだわって作り上げる「和紅茶」から、カラダに優しい「低カフェイン茶」、単一農家の単一品種から作られる、いわば「シングルオリジン」の「在来茶」など、いまニッポンの美味しいお茶の選択肢が増えています。街には毎日通いたくなる「お茶スタンド」が増え、今まで手に入りづらかった希少なお茶もECで買えるように。この号では、そんなお茶の魅力を「日本茶のニューウェーブ」「お茶の始め方」の2本立てでお届け。

美味しいの選択肢が増えています!

若きパティシエ、田中俊大さんが日本茶スイーツコースの店〈VERT〉を始めた。スイーツに使うお茶はそれぞれ品を変え、茶葉からレシピを考えることも。目の前でお茶を淹れ、スイーツを仕上げる。
若きパティシエ、田中俊大さんが日本茶スイーツコースの店〈VERT〉を始めた。スイーツに使うお茶はそれぞれ品を変え、茶葉からレシピを考えることも。目の前でお茶を淹れ、スイーツを仕上げる。
茨城県西部で育まれる「さしま茶」。この小さな茶の郷が今、和紅茶の発信地として注目されている。その担い手の一人が、〈𠮷田茶園〉の6代目・𠮷田正浩さんだ。左から「IZUMI 1st Flush No.1」、「Yabukita 実生 1st」、樹齢100年超の在来古樹で作る「百年在来」。
茨城県西部で育まれる「さしま茶」。この小さな茶の郷が今、和紅茶の発信地として注目されている。その担い手の一人が、〈𠮷田茶園〉の6代目・𠮷田正浩さんだ。左から「IZUMI 1st Flush No.1」、「Yabukita 実生 1st」、樹齢100年超の在来古樹で作る「百年在来」。
革新の繰り返しで伝統が育まれてきた京都では、茶の世界も常に新しいムーブメントが。老舗から最新店までを巡り、お茶と共にある豊かな時間を手に入れたい。写真は、栂尾山 高山寺。日本最古の茶園を持つ、茶栽培の起源となる古刹だ。
革新の繰り返しで伝統が育まれてきた京都では、茶の世界も常に新しいムーブメントが。老舗から最新店までを巡り、お茶と共にある豊かな時間を手に入れたい。写真は、栂尾山 高山寺。日本最古の茶園を持つ、茶栽培の起源となる古刹だ。
120年を超えて今に続く、老舗〈田村莱山〉で茶道具を探す。右・木村宜正 宝瓶、下・木村龍生焼締 急須、上・市岡和憲白瓷 急須。小ぶりな急須は人気で、一期一会の場合も多い。
120年を超えて今に続く、老舗〈田村莱山〉で茶道具を探す。右・木村宜正 宝瓶、下・木村龍生焼締 急須、上・市岡和憲白瓷 急須。小ぶりな急須は人気で、一期一会の場合も多い。
お菓子研究家・長田佳子さんが教えてくれた、お茶を楽しむ3つの方法。山梨に移住してからハーブティーを飲むことが多くなったと長田さんが教える、お菓子に合うお茶の淹れ方を伝授。
お菓子研究家・長田佳子さんが教えてくれた、お茶を楽しむ3つの方法。山梨に移住してからハーブティーを飲むことが多くなったと長田さんが教える、お菓子に合うお茶の淹れ方を伝授。
この1、2年でお茶のECサイトやポータルサイトが爆発的に増え、通販を利用して、日本各地のお茶を気軽に入手できるようになった。そこで、お取り寄せに詳しい伊澤恵美子さんがおすすめを厳選。
この1、2年でお茶のECサイトやポータルサイトが爆発的に増え、通販を利用して、日本各地のお茶を気軽に入手できるようになった。そこで、お取り寄せに詳しい伊澤恵美子さんがおすすめを厳選。
アフタヌーンティーは、お茶の世界を深めてくれる。イギリス発祥だから紅茶がメインではあるものの、日本のアフタヌーンティー界では近頃〝和〞が一大テーマに。飲み方や茶葉の種類も知れるから、ビギナーにうってつけだ。
アフタヌーンティーは、お茶の世界を深めてくれる。イギリス発祥だから紅茶がメインではあるものの、日本のアフタヌーンティー界では近頃〝和〞が一大テーマに。飲み方や茶葉の種類も知れるから、ビギナーにうってつけだ。

自宅でお茶を飲む人が増えると同時に、生産者の世界にも変革が訪れています。これまでは日本茶といえば、日本茶の専門家、茶師が茶葉をブレンドする合組(ごうぐみ)によって「お茶の変わらぬ美味しさ」を生み出していました。しかし、近年、新たなムーブメントが各地でスタートしています。単一農家、単一品種のお茶に美味しさを見出す「シングルオリジン」が出現したり、国内で「和紅茶」や烏龍茶に取り組む産地など、新たな波が日本中に浸透。湯を沸かし、急須をあたため、湯呑みにお茶をそそぐ、お茶を淹れる時間そのものを豊かにしてくれる日本のお茶。新たなニッポンのお茶の時代を一緒に訪ねてみませんか?

日本独自に進化した食文化。大銀座の洋食。

大銀座のおいしい洋食をめざして、料理取材経験が豊富な、Pさんこと渡辺紀子さんの指南を仰ぐことに。連れていかれたのは、日本橋のど真ん中にある、小さな佇まいのお店〈レストラン桂〉だった。
大銀座のおいしい洋食をめざして、料理取材経験が豊富な、Pさんこと渡辺紀子さんの指南を仰ぐことに。連れていかれたのは、日本橋のど真ん中にある、小さな佇まいのお店〈レストラン桂〉だった。
大好きな洋食をその日の気分で。定番メニューでありながら、お酒との相性も抜群! 呑んだ締めにしあわせの味を堪能できる酒場のナポリタンを紹介。
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大銀座で行くべき洋食屋さんといえば〈銀座スイス〉。リクエストから生まれたカツレツカレーは、何杯食べてももたれないといわれる。
大銀座で行くべき洋食屋さんといえば〈銀座スイス〉。リクエストから生まれたカツレツカレーは、何杯食べてももたれないといわれる。
日本人の体が喜ぶ洋食を、心を込めて作り続ける〈レストラン玉木〉。シェフ自慢の神戸牛のタンシチューは、夜のコースの一品でもある。水分は赤ワインのみ。野菜やフォンドヴォーも加え、丸2日かけて丹念に仕上げる。
日本人の体が喜ぶ洋食を、心を込めて作り続ける〈レストラン玉木〉。シェフ自慢の神戸牛のタンシチューは、夜のコースの一品でもある。水分は赤ワインのみ。野菜やフォンドヴォーも加え、丸2日かけて丹念に仕上げる。

第二特集は「大銀座の洋食」。その歴史を紐解くと、始まりは明治時代ごろ。外国人のためのメニューだったという。その中でも、特に日比谷、日本橋、銀座周辺は老舗による名作に出会える場所。オムライスにハンバーグ…一口食べれば幸せにしてくれる料理を探しに行こう。

働く女性のための転機の準備「行きつけの婦人科を見つけよう」。

Q&A
仕事や家事に追われていると、院内滞在時間の長さなどから通院が難しくなってしまう。女性たちの生活を第一に考えて、負担を減らす最新の工夫を施した〈torch clinic〉を取材。
仕事や家事に追われていると、院内滞在時間の長さなどから通院が難しくなってしまう。女性たちの生活を第一に考えて、負担を減らす最新の工夫を施した〈torch clinic〉を取材。
予約から会計までにかかる時間をできる限り削減するために専用アプリを導入。院内処方と後日会計も可能に。今まで通りの暮らしをしていても無理なく通院できる環境が整っている。
予約から会計までにかかる時間をできる限り削減するために専用アプリを導入。院内処方と後日会計も可能に。今まで通りの暮らしをしていても無理なく通院できる環境が整っている。

婦人科の医師は女性のカラダのプロ。多くの女性が抱える、女性特有のカラダや心に関する悩みの相談に乗ってくれるから、かかりつけを持っていれば心強い。頼れるドクターと一緒に自分のカラダに向き合い、快適な人生を手に入れよう。

ジャニーズWESTとはんなり京都。

ただいま、京都。

好きなのは、
京都らしさ。

1. 町家 [ MACHIYA ]
新たな魅力を作り、町を守る京町家の今。

2. お茶 [ TEA ]
茶葉も様式も様々に進化する茶の時間。

3. 焼菓子 [ BAKED SWEETS ]
ほろっとほどける焼菓子は、京都の注目おやつ。

仁平 綾 エッセイ
ブルックリンから京都へ、
新生活のあれこれ探し。

4. 工芸 [ HANDCRAFT ]
暮らしに彩りを添える、ものづくりの最新形。

5. お寺 [ TEMPLE ]
花に彩られる寺社の美。

6. 食堂 [ DINING ]
上等なだしや素材をふんだんに、町食堂の底力。

7. ホテル [ HOTEL ]
上質な日常を過ごすための京都のホテル。

8. 喫茶店 [ KISSA-TEN ]
名物メニューも看板も、当時の輝きそのままに。

甘いもの、辛いもの。
京都のごちそうをお取り寄せ。

第2特集
都市で暮らす女性のための
はじめての防災。
[ コロナ下のニュースタンダード編 ]

Pick Up

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