OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢
2021.08.10

下北沢の新商業施設〈reload(リロード)〉内にオープン。 まるでコーヒーの実験室!〈OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢〉がオープン。

昨年、東京の桜新町にオープンして話題となった、京都〈小川珈琲〉の旗艦店〈OGAWA COFFEE LABORATORY〉。2021年7月30日、同フラッグシップショップの2号店〈OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢〉が、全長約1.7kmに及ぶ小田急線の線路跡地〈下北線路街〉に開業した商業施設〈reload(リロード)〉内にオープンしました。

“体験型ビーンズサロン”がコンセプトの〈OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢〉。

〈OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢〉外観。
〈OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢〉外観。

新商業施設〈reload〉内にオープンした〈OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢〉。〈reload〉の施設コンセプトである、回遊と滞留、そして個性的な出店者とシモキタの新しいカルチャーを共創していく「個店街」という考え方に共感し、〈OGAWA COFFEE LABORATORY〉の新店出店を決めたそう。

〈OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢〉内観。
〈OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢〉内観。

内装デザインは、桜新町店と同じく建築デザイナーの関祐介氏が担当。照明やエアコンといった一切の器具や配線を天井や壁面内に隠したシンプルな空間に、バリスタと来店者のコミュニケーションの場であり、珈琲体験を楽しむステージとして、横幅9mの直線的なコンクリートカウンターを象徴的に設置しています。

フラットなライティングやシンプルな空間は、アットホームな空気感を演出し、バリスタと来店者がくつろぎながら、コーヒー談義のできるリビングライクなショップを目指したといいます。

和紙で表装した両開きのシェルフはコーヒー蔵のような形で活用。
和紙で表装した両開きのシェルフはコーヒー蔵のような形で活用。

加えて、着物の衿合わせから着想を得たという両開きのシェルフを、祇園祭の提灯紙なども手がける佐賀の手すき和紙の老舗工房〈名尾手すき和紙〉に特注した和紙で表装するなど、京都の美意識をさりげなくディテールに忍ばせることで、革新だけでなく〈小川珈琲〉の伝統への思いも表現。その空間には、京都の珈琲職人のおもてなしの心が息づいています。

南貴之氏がディレクションを行う〈FreshService〉のプロダクトや限定アイテムも並ぶ。
南貴之氏がディレクションを行う〈FreshService〉のプロダクトや限定アイテムも並ぶ。
ここだけの限定グッズも。
ここだけの限定グッズも。
石川県の伝統的なやきもの「九谷焼」を絵付けせず、素地のままリファインした新しい九谷焼を提案する〈NOVEM〉の器。
石川県の伝統的なやきもの「九谷焼」を絵付けせず、素地のままリファインした新しい九谷焼を提案する〈NOVEM〉の器。
南貴之氏がディレクションを行う〈FreshService〉のプロダクトや限定アイテムも並ぶ。
ここだけの限定グッズも。
石川県の伝統的なやきもの「九谷焼」を絵付けせず、素地のままリファインした新しい九谷焼を提案する〈NOVEM〉の器。

店内では他にも、珈琲を楽しむための道具に加え、インテリアにも映えるさまざまアイテムを取り揃えています。日本初のアートに特化したブックフェア「TOKYO ART BOOK FAIR」のディレクターも務める〈POST〉中島祐介氏が“時間を楽しむ”をテーマに、季節ごとに選書した写真集やアートブックも販売しています。

21種のコーヒー豆と40種類以上の器具を使って、実際に焙煎や抽出にトライ!

エアロプレス用に挽きたてのコーヒー豆を、専用器具に入れてもらっている様子。
エアロプレス用に挽きたてのコーヒー豆を、専用器具に入れてもらっている様子。

そんな〈OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢〉のコンセプトは、“体験型ビーンズサロン”。21種類揃うコーヒー豆を使ったドリンクを店頭で味わったり、コーヒー豆を購入できたりするほか、約40種類の器具を自由に組み合わせて使い、自身で焙煎から抽出までを行えるようバリスタさんがサポートしてくれるんです。今回は特別に定番のものではない「Nirvana」という希少なコーヒー豆を使って、エアロプレスとペーパードリップを教えていただき、異なる抽出の仕方でどのような味の変化が生まれるかを試飲させていただきました。

「エアロプレスコーヒーメーカー」を使用。
「エアロプレスコーヒーメーカー」を使用。
器具をコーヒー抽出に特化したデジタルスケール〈アカイア〉の「パール」の上に置く。
器具をコーヒー抽出に特化したデジタルスケール〈アカイア〉の「パール」の上に置く。
「エアロプレスコーヒーメーカー」を使用。
器具をコーヒー抽出に特化したデジタルスケール〈アカイア〉の「パール」の上に置く。

まずはエアロプレス専用の器具のチャンバーからプランジャーを取り外し、チャンバーにペーパーを敷き、計量したコーヒー粉を入れます。

OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢

チャンバーをドリップポットの上にのせ、バリスタさんの指示に従い適量のお湯を注いでいきます。器具はデジタルスケールに載せているのですが、このスケールがタイマーと重さの軽量を同時にできるという優れもの。コーヒー抽出に特化した便利アイテムで感心しました。その後、お湯とコーヒー粉をパドルでかき混ぜます。

OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢

いよいよ、プランジャーをチャンバーに差し込みプレス。空気で圧縮されることにより、おいしいコーヒーが抽出されていきます。

バリスタさんがプレス中の音を聞き分けて、ストップの合図を出してくれる。
バリスタさんがプレス中の音を聞き分けて、ストップの合図を出してくれる。

プランジャーの底がコーヒー粉に接するまでゆっくりとプレスしたら、最後は抽出し切る直前でストップします。これは最後まで抽出してしまうと雑味が紛れ込んでしまうので、それを防ぐためなのだとか。

OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢

今回はアメリカーノレシピで、味が凝縮した部分だけをエアロプレスで抽出し、最後にお湯を足して味を調整し完成。

OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢

エアロプレスしたコーヒーは、驚くほどクリアな味わいでびっくり。コーヒーオイルも除去されていないのでまろやかさもあります。

器具を使い、お湯やコーヒーの分量などを間違えなければ、技術がそこまでなくとも誰でもおいしく入れられるのがエアロプレスの魅力だということでした。

〈HARIO〉の「V60」というドリッパーを使ってペーパードリップ体験。
〈HARIO〉の「V60」というドリッパーを使ってペーパードリップ体験。

同じコーヒー豆で、今度はペーパードリップにトライ。こちらは注ぐお湯の量やタイミング、蒸らす時間などが細かく何工程もあり、技術がものを言うドリップ方法とのこと。しかし、バリスタさんの指導に従い丁寧にドリップしたおかげで、コクがあり味わいや香りが豊かなコーヒーに仕上がりました。先ほどと同じコーヒー豆なのに、こんなにも抽出方法で味が異なるのかと驚きです。

〈シェルシュ〉の丸山智博氏監修のスコーンやソフトクリームも!

「スコーン ローストナッツ&バタークリーム添え」680円。
「スコーン ローストナッツ&バタークリーム添え」680円。
スコーンはテイクアウト用もある。
スコーンはテイクアウト用もある。
「スコーン ローストナッツ&バタークリーム添え」680円。
スコーンはテイクアウト用もある。

〈OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢〉では、オリジナルのスコーンを〈シェルシュ〉の丸山智博氏が監修し考案。コーヒーに合わせることで味わいが引き立つように糖分を調整しており、小麦の香ばしさを活かしながら、スープやハム、チーズといった食事にも合うよう食べ飽きない素朴な味わいに仕上がっています。こちらは店内だけでなく、テイクアウトも可能。バタークリームやラムレーズン、ローストナッツやタヒチ産バニラのジェラートを添えることもでき、より一層おいしくいただけます。

「小川珈琲オリジナル タヒチ産バニラのジェラート」(左)と「小川珈琲オリジナル カフェオレソフトクリーム」各500円。
「小川珈琲オリジナル タヒチ産バニラのジェラート」(左)と「小川珈琲オリジナル カフェオレソフトクリーム」各500円。
「ゆず抹茶ソーダ」650円。
「ゆず抹茶ソーダ」650円。
「小川珈琲オリジナル タヒチ産バニラのジェラート」(左)と「小川珈琲オリジナル カフェオレソフトクリーム」各500円。
「ゆず抹茶ソーダ」650円。

他にも「小川珈琲オリジナル カフェオレソフトクリーム」や、夏に涼やかにいただける「ゆず抹茶ソーダ」など、コーヒー以外のメニューもラインナップ。

おうちで過ごす時間が長くなっているいま。おいしいコーヒーとの付き合い方を学んで、自宅でトライしてみてはいかがでしょうか?

〈OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢〉
■東京都世田谷区北沢3-19-20 reload1-1
■03-6407-0194
■8:00〜20:00(19:30LO)
■無休
公式サイト

中森 りほ
中森 りほ / フリーランス

「元グルメメディア編集のフリーライター。カレーや喫茶店、音楽や映画が大好きな下北っ子です」

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